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好きな映画や小説etc

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「重力ピエロ」 伊坂幸太郎

『重力ピエロ』  

重力ピエロ (新潮文庫)

 著者:伊坂幸太郎
 出版社:新潮社 新潮文庫





<簡単なあらすじ>
遺伝子情報を扱う会社に勤めている泉水のところに「兄貴の会社が放火に遭うかもしれない」と弟の春から連絡が入った。すると翌日、本当に会社が放火に遭ってしまう。壁に描かれたスプレーの落書きを消す仕事をしている春は、連続放火事件にはルールがある、連続放火の現場近くには必ずグラフィティアートがあると兄に告げる。そして泉水は真相を突き止めようと調べ始める。

<感想>
兄の泉水と弟の春は半分しか血が繋がっていない兄弟。弟の春は母親が襲われ妊娠して出来た子で、ガンジーを敬愛している。
弟から「放火事件とグラフィティアートの謎も兄貴ならきっと解ける」と言われたからでもないが、泉水は事件の真相を突き止めようとする。

兄弟の父親は癌で入院しているというのに暗い雰囲気はない。
自らの身をブラックジョークとして言ったり、連続放火事件の謎解きをしたりしてます。この父親にしろ既に亡くなってる母親にしろ、一般的な両親に見えて実は普通っぽくないような感じ。春自身も現実離れしてる。
性的なものに嫌悪を抱いているのは自分の生い立ちのことがあるからにしても、春は何かしらの順序や決まりごとを忠実に実行したり、縁起を担いだりジンクスを守ったり・・・これだけだとただ神経質なだけ?と思ってしまいますが、そんなかわいいもんじゃない(笑)。半端なくとことん実行したり信じてるんだからやはり普通じゃない。
兄の泉水はというと、一見穏やかそうに見えるけど実は最初から自分でやらないと気が済まない性格。野球中継も途中からだと見ないし、部活でも先発に入れないとやる気がなくなる、要は途中参加が大嫌い。この両親にこの兄弟ありという感じ。

壁に描かれたグラフィティアートと遺伝子、そしてネアンデルタール人とクロマニョン人。このキーワード見ただけだとどんな内容の小説家なんだとうと思っちゃいそう。こんなことを基盤としたり話題にしたりする春はやっぱりただ者じゃないな。
弟の春は母親が襲われ妊娠して出来た子なので遺伝子がテーマの一つとなってるのはわかるんだけど、よく考えたらそんなまわりくどいことしないでもっと単刀直入にいけばいいのに…なんて思っちゃダメだよね。だって小説なんですもん(笑)。

この小説で一番印象に残ったのは兄弟の父親。「おまえは俺に似て、嘘が下手だ」という一言で血の繋がりという枠を一気に飛び越えちゃう。アナザーストーリーとしてこの父親と母親の出会いから母親自身が死ぬまでの話が読んでみたい。そしたら20年以上前、家族4人で行ったサーカスの話しも当然あり両親が話すピエロの重力についてもっと詳細を知ることが出来るかも。
母親が言った「わたしやあなたはそのうち宙に浮かぶ」というセリフがどうも気になっちゃうんだよなぁ。

ここで登場する探偵の黒澤、彼はウェストレイクのファンとみた!というより伊坂サン自身がウェストレイクが好きなんだろうなー。『陽気なギャングが地球を回す』の解説でもそんなこと触れてたし。
そうそう、この小説の春って『死神の精度』で千葉と遭遇してたらしい。うそ?!全然気付かなかったー(><)
最近知ったんですが、伊坂著書には様々な登場人物がいろんな作品でリンクしてるそうな。そうと知ってればもっと真剣に読んだのに。←っていつも真剣に読んでないのか(笑)?
これから伊坂著書を読むときは登場人物に注意しながら読もう!

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『キャンディ・キャンディ』

とっても面白いサイトを見つけました♪
少女漫画で有名な『キャンディ・キャンディ』が映画化されるという記事。

リンクを貼りたいところなんですが、こちらのサイトは直リンク制限がかかっているので
"『キャンディ・キャンディ』ハリウッドで映画化!"
あるいは
"キャンディ・キャンディ遂に映画化!"
で検索してみてください。多分一発目に出るはず^^


映画化にあたってのキャスティングが実に素晴らしい!
一言でいうと写真のイメージだけで決めてます(笑)。
しかしですね、意外とというか結構マッチしてるから不思議。
ステアやパティなんて原画そのまんまだもんね。
っていうかメガネと髪型だけしか合ってない(笑)。
アルバートさんにブラッド・ピットは違うよなぁと思いつつ写真を見たら・・・
イメージに合う写真をよく見つけたな~って感じ(笑)。
唯一納得いかないのはテリー=ジョシュ・ハートネット。
うー、これは個人的にイヤだ~(><)。

3部作からなるこの映画、マジであったら絶対観たい♪
各キャストのコメントも凝っていて本当っぽく見えちゃう。
最後を見るまで「マジで映画化されるのか?!」なんて思っちゃいましたもん。
『キャンディ・キャンディ』リアル世代には面白読める記事でした^^

「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」

『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』  HOT FUZZ 

ホット・ファズ
 製作年:2007年
 製作国:イギリス
 監督・脚本:エドガー・ライト





出演者:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、ジム・ブロードベント、ティモシー・ダルトン、
      パディ・コンシダイン、レイフ・スポール、 マーティン・フリーマン、
      スティーブ・クーガン、 ビル・ナイ

<簡単なあらすじ>
ニコラス・エンジェルは大学を主席で卒業し、首都警察では一年間で特別表彰を9回も受ける超エリート警官。しかしその優秀すぎる能力が妬まれ田舎町サンドフォードに左遷されてしまう。そこは犯罪が全くなく何度もビレッジ・オブ・ザ・イヤーを受賞するほど安全な町だった。そこで地元の警察署長の息子ダニーと組むことになったがニコラス・エンジェルはその地になかなか馴染めないでいた。そんな時、不可解な事件が起こるが村全体は「ただの事故だ」とやり過ごしてしまう。この村は何かがおかしいと感じはじめ…。

<感想>
最初のシーンで上司から左遷されるシーンで、これは全編コメディかも?!なんて思っていたらいい意味で違ってた。この上司3人組、もっと出番があってもよかったのになぁ。
ホラー的なシーン、意外と本格的じゃない?アクション・コメディと思ってたので、ホラー的シーンがちょこちょこあるたびに「ぎょぇっ」って思っちゃった^^;だからR15なのか。 アクションコメディの中に割りと本格的なホラー要素少し、これいいかも(笑)。でもホラー嫌いにはビックリ?!

ダニーは警察映画マニアで都会から来たニコラス・エンジェルに「2丁拳銃は?」「カーアクションは?」など色んなことを質問。挙句の果てに自分の好きなビデオまで見せる始末。まぁこれが後半のアクションシーンに繋がっていくわけなんだけど。
このアクションではサイモン・ペッグのはじけっぷりが観てて気持ちいい!とりあえずあれこもこれもポリス・アクション一通りやってみました~って感じ(笑)?スピード感もあってあの人もこの人も銃をぶっ飛ばしちゃいます。
ホラー、コメディ、アクション、サスペンス、友情ととにかく全部この映画に詰め込んじゃったかな。しかしものすごいマインドコントロールだわ。

4代目ジェームス・ボンドのティモシー・ダルトンも出演してるんですが、実は私この方知らない・・・
アクション映画自体あまり観ることがないので、何が元ネタになっているのかよくわからないシーンも。かなりのオマージュが入っているみたい。それでも楽しく観れたからいいっか♪

超面白い!!ってとこまではいかないけど、全体的にはそれなりに面白かった。大真面目なニコラス・エンジェルの開いた口が塞がらない顔は結構好き(笑)。
ロメロ監督のゾンビシリーズへのオマージュとして作られたエドガー・ライト督のホラーコメディ『ショーン・オブ・ザ・デッド』の方が個人的には合ってるかも。アクション映画よりもゾンビ映画の方を多く観てる自信あるし(笑)。早く観たくなってきちゃった。近くのレンタルショップに置いてるといいけど。

「ラストゲーム 最後の早慶戦」

『ラストゲーム 最後の早慶戦』   

ラストゲーム
 製作年:2008年
 製作国:日本
 監督:神山征二郎
 出演者:渡辺大、柄本佑、原田佳奈、柄本明、石坂浩二、藤田まこと、富司純子、山本圭


<簡単なあらすじ>
昭和18年、東京六大学連盟は解散を命じられてリーグ戦も中止に追い込まれ、猶予されていた学生に対する徴兵も開始されることになった。早稲田大学野球部顧問の飛田は生徒たちに何か思い出になることを実現させたいと思っていたところ、慶應義塾塾長の小泉が飛田のもとへ早慶戦の申し込みにくる。だが早稲田大学総長の田中が反対。しかし飛田は逆境の中、試合をすることを決め徴兵検査のわずか9日前に<出陣学徒壮行早慶戦>という名で最後の早慶戦が実現する。

<感想>
主人公は早稲田大学野球部の戸田順治。映画自体には戦争自体の描写はなく、出征を目前に控えた学生たちの野球に対する想いと、学生たちの試合をしたいという気持ちを汲んで早慶戦実現のために様々な努力をする大人たちを早稲田側から描いてます。

・野球に青春をかけた学生たちに、出征前に生きた証を残してやりたいと思う飛田と小泉。
・戦争が激化する中、野球は敵国のスポーツだと言い放つ戸田の父親。
・死んでしまうかもしれない、せめて野球ぐらいやらせてあげて欲しいと泣き崩れる戸田の母親。
・軍が嫌っている野球試合をすれば大学に弾圧がかかると試合を反対する早稲田大学総長。
・戦死は名誉という世相の中、戦争に対する恐れを口にする戸田の友人。

この時代に生きた様々な立場からの感情がよくわかります。
パンフレットには
「当時の世相、風俗、一般的な戦時中の父親像、母親像、そして出陣していく学徒たちを待ち受けている運命としての戦死、それがどういうものであるかということを戸田家の家庭によって描いている。」
と。確かに日常の中から浮かび上がってくる戦争に対する建前と本音も…。
早慶戦の試合自体は思ってたより短かったのですが、試合終了した後、互いの大学が相手校の健闘を称えるという精神はこのような状況だからこそ。もちろん健闘を称えるだけでなく、出征を目前に控えた学生たちへ別の意味でのエールそこに込められてるような気がします。この学生たちは二度と野球をすることはないんだという悲壮感とともに…。

「野球(ベースボール)、生きてわが家(ホーム)に還るスポーツ」
ああ、そういうことか!塁に出てホームベースに還ると点が入るスポーツ。それをホームベースをわが家と考えるとなんと意味深いこと。野球は自分、あるいは仲間の努力でホームに戻れる。だけど否も応もなく戦争に行くと自身のホームに帰れないかもしれない。
<戦争>という時代背景、<実話>がベースになってるというところでおそらく号泣してしまうだろうとは思ってたんですが、号泣までいかなくとも涙するシーンは多々。
ただ戸田の父親と早稲田大学総長、あんなに反対していたのに一瞬のうちに態度を変えてしまうのは…。うーん、建前で反対してたとしてもちょっと展開が急ぎすぎのような気がしないでもなかったり。

主人公の戸田順治役に渡辺謙の息子である渡辺大が好演。はじめて渡辺大をじっくり見たのですが顔も似てるし声もしぐさもめっちゃ似てる~!まぎれもなく渡辺謙の息子です!
戸田の友人の黒川役には柄本明の息子である柄本佑。こちらも好演!この2人は将来が楽しみです^^

「続・これ、誰がデザインしたの?」

『続・これ、誰がデザインしたの?』   

これ、誰がデザインしたの? 続 (2)

 著者:渡部千春
 編者:デザインの現場編集部
 出版社:美術出版社




『これ、誰がデザインしたの?』の第2弾。
隔月刊誌『デザインの現場』(2004年10月号~2008年4月号)の連載「これ、誰がデザインしたの?」を再構成してまとめた一冊。


1.パッケージデザイン (ポッキー・ウーロン茶・牛乳・紙おむつ)
2.身近なプロダクト (オーバンド・アラビックヤマト・公衆電話・携帯電話など)
3.ロゴタイプ (東北楽天・PASCO・週刊新潮など)
4.シンボルマーク (Jリーグ・出版社・ファーストフード・銀行など)
前作に引き続き今回も誰もが知ってる身の回りにあるもののデザインがテーマになっています。

私が注目したのはサントリーの烏龍茶。お茶のブームを作った先駆けといってもいいはず。今みたいにいろんな種類のお茶がまだ出てなかった頃、缶のお茶と言えばサントリーって感じでしたもん。この烏龍茶、書体やロゴが微妙に変わったぐらいで初期の頃からほとんどパッケージが変わってないんですって。
当時入社2年目の新人さんがデザインしたとあって、シンプルに素直、なおかつ存在感あるパッケージ。黒烏龍茶も大きな変更もなく、シリーズ化されてるという感じがありますよね。なによりCMのインパクトが強い(笑)! こちら

2006年からのCMを見てると、スーツに赤いナプキンを首からかけた男性2人はレギュラーだったんだと知りました^^頭に残る黒烏龍茶の歌の歌詞までちゃんとHPにあったんだ~。中国語の歌詞がわかってちょっと嬉しい♪<黒烏龍>だけちゃんと<クロ>って日本語で言ってるんだ。heiじゃないんだね(笑)。

身近なところでは牛乳パックのパッケージデザイン。最近は牛乳も低価格と高級路線の二極化が進んでおり、パッケージにもそれがあらわれてるそうな。
そして欧州では当たり前の牛の絵が日本では消えつつあるんです。日本では値段の次にくるのはブランド力なんだとか。口に入れるものはやはり信頼あるブランドということなのか?!
牛の絵を全面にアピールするとどこのメーカーも似たようなデザインになってしまうため、ブランド名をロゴに入れてるのが主流。確かに明治牛乳とか森永牛乳、雪印牛乳ってブランド名がもう商品名になってるもんね。

なるほど!と思ったのは紙おむつに描かれてるキャラクター。最近のは可愛らしいキャラクターがプリントされてるそうです。これにもちゃんと意味が。毎日のオムツ交換はとっても大変な作業、で新米ママが少しでもその作業が楽しくなるようにとの配慮があったり、言葉を理解しない赤ちゃんがその絵柄を認識するようになり、自らそのキャラクターを選んだり「おむつ交換してほしいな」とアピールするようになったりするらしい。そうなんだ~。ただ可愛らしさを演出してるだけじゃないんだね。

懐かしく思ったは公衆電話。赤いのや水色、黄色など昔の方が断然可愛い!!現在の黄緑はなんか可愛げない(笑)。昔は最低限の機能しかついてなく、電話機の本体にはダイヤルと返却口(場合によっては緊急ボタン)ぐらいしかついてなく、とってもシンプルでした。音量やカード挿入口、残度数を表すデジタル表示など便利な機能が付いた分、現在の公衆電話は機械的な外観になってしまったような。

デザインした人のプロフィールを見てると、他にも有名なモノをデザインしてたりします。やはりプロは凄い!その時は話題にならなくても、のちのちそのロゴやパッケージがその商品の顔となって定番になる訳だから。
誰がデザインしたということだけでなく、昔のパッケージの写真も記載されてるので「そういや昔はこういうデザインだった」と懐かしさに浸れるのがこの本のいいところかも。

「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎

『ゴールデンスランバー』
 
ゴールデンスランバー

 著者:伊坂幸太郎
 出版社:新潮社





<簡単なあらすじ>
仙台での凱旋パレード中、ラジコンによる爆発で首相が暗殺された。暗殺の濡れ衣を着せられた元宅配ドライバーの青柳雅春は親友から「おまえは陥られてる、とにかく逃げて生きろ」と言われ逃げるが、何がなんだか訳がわからない。どうやら大掛かりな陰謀に巻き込まれており誰を信用していいのかすらもわからない。逃亡する身となった青柳は果たして逃げ切れるのか?!

<感想>


第一部:事件のはじまり
第二部:事件の視聴者
第三部:事件から二十年後
第四部:事件
第五部:事件から三ヶ月後
以上の五部からなってるのですが、第一部で首相暗殺の事件があり、第二部ではそのニュースを見てる入院患者。第三部でいきなり事件から二十年後?!当然事件の真相がまだわからないうちから二十年後に飛んでるわけだから謎の事件という解釈しか出来ないわけですが、ここから第四部、五部と真相がわかっていくにつれ、全体を通してうまく繋がってるな~と感心せずにはいられない!全編読み終えたあとに第三部を読み直すとより一層物語がわかりやすいかも。

誰もが青柳が犯人だと思わせる目撃証言をしたり、ありもしないはずの映像までテレビで流れる始末。なぜ自分が…なぜこんなことに巻き込まれてる?という大きな疑問を持ちながらもとりあえず逃げる青柳。自分が知らないところであたかも自分が犯人のような証言ばかりが飛び出す。

青柳は数年前、配達中に強盗に入られたアイドル歌手を助けたことで一マスコミに取り上げられ一躍有名になったという過去が。その時の映像が今回の事件の犯人として何度も繰り返し流されてはコメンテーターが好き勝手言ってるっていうのは日常的のような気がするよ^^;

全体的に非現実的なストーリーなのに、最後までぐんぐん引き込まれてしまった!自分でもびっくり。
こんなにハマるとは…。最近、伊坂ワールドにぐんぐん浸ってるわ(笑)。
何気なく登場する人物が後々何かしらの形で登場するのはやっぱり面白く、「この人物、絶対また登場するぞ!」とわかるもののあれば「このシーンでこの人物をもってきたか!」と思うものまで様々。伊坂サンの構想力は凄い。
でもその登場人物たちや見知らぬ人たちから助けられるのはちょっと無理ない?だって首相暗殺という報道をされてる中、その犯人と言われてる人物を助けるってことはかんなり勇気がいること。もし青柳が本当に犯人なら助けた自分まで何かしらの罪に問われるでしょ?普通なら絶対関わりたくないはず。それでも読んでる最中はそんなことも気にならないほど次がどんどん読みたくなるんだから不思議。逃亡中にどんどんたくましくなっていってる青柳の成長ぶりも注目したいところ。

犯罪の抑止、捜査の向上が目的で配置されたセキュリティポッド。
使用した軽帯電話の内容まで録音されてしまうというプライバシーまで監視されてるシステムはよく考えたら、いや、よく考えなくても怖い…いざという時には役に立つんだろうけど、会話をどこかで聞かれてると思うとやっぱり怖い(><)。

ケネディ暗殺事件をモチーフしてる今作品、輝かしい未来が待ってるかというとそうではないんですが、どかかに希望を持ちたくなるようなラスト。こんな国家的な陰謀の巻き込まれたら…と自分を青柳に置き換えてハラハラしながらが一気に読んでしまった1冊でした。あー面白かった^^

「別冊図書館戦争Ⅰ」 有川浩

『別冊図書館戦争Ⅰ』  

別冊図書館戦争 1 (1)

 著者:有川浩
 イラスト:徒花スクモ
 出版社:メディアワークス 




※『図書館革命』のネタバレあり!
<感想>

図書館シリーズのスピンアウトで、郁&堂上カップルの超ベタ甘な内容となってます。
あとがきには「一度幕を引いた以上は良化法関係で本編以上の騒ぎを起こすのは反則だということで、スピンアウトは登場人物を中心に…」と。確かに図書館での本編以上の騒ぎや問題はないものの、日常的な図書館で起こりうる問題もちゃんと入れてくれてます^^

『図書館革命』でめでたくカップルになりその後いきなり結婚まで飛んでましたが(これにはホントびっくり!)、今回はカップルになってから結婚するまでの期間を描いてます。
彼氏彼女の仲になった2人、郁が純情なゆえに読んでて恥ずかしい(><)。自分の方が好きな度合いが大きいとかちょっと手が触れただけで動揺したりカワイイことばかり言っちゃってる。真面目で融通が利かない分、恋愛下手っぽく見えるんだけどそこがまた可愛い。三十過ぎの堂上もかなりヤバイんだけど(笑)。
郁は堂上の事が大好きで、堂上は郁のことが可愛くてたまらないって感じ?あ~、こんなことを書いてる自分が恥ずかしくなってきた。この2人に何かあれば周囲の人間がちゃんとフォローするっていうのも実に出来すぎた環境^^;まさに世界は2人のために状態~。

そういや柴崎は鞠江ちゃんの前では小牧に対して普段より事務的な口調で話すんだね。
鞠江ちゃんとも知らない仲じゃないとはいえ、柴崎は自分の容姿が他の恋する女を不安にさせることをちゃんと知っており、同姓から警戒させる対象になってることを理解してる。容姿端麗っていろいろと気を使わなくちゃいけないのね~、大変だわ^^;

今回の図書館での問題は、裏面に磁気加工が施されてるバーコードシールを切り取って本を図書館から黙って持ち出すというもの。よくわからないんだけどこれってICタグっていうやつ?私の時代は盗難防止といえばタトルだったのになぁ。なんか時代を感じちゃう。
で、文中にはいい事が書いてる!「図書館は利用者にレファレンスについて知ってもらう努力が欠けてる」と。まさしくその通りだと思う。どこの図書館でもレファレンスサービスはしてるけど、実際有効に使ってる人って少ないような気がする。
大学図書館だと熱心に図書館に通ってる子はレファレンスサービスはもちろんのこと、外部データベースなんかも十分有効利用してる。上手に使えば探す手間も省けるし、自分が探してる以上のものが見つかる場合もあるので是非利用しよう!といいつつ図書館へ行く時は目当ての本が決まってる場合が多いので、レファレンスを殆ど利用することないんだけど(笑)。

あと酔っ払った人が図書館に居座ること。実際、酔っ払いじゃなくても空調が効いてる図書館に来て寝てる人とか本を全く読まずずっとメールしてる人とかいるもんです。で注意されると図書館は税金で作られた施設だから納税者が利用してなぜ悪い!なんてことに。なんだか現実的な問題。図書館員も大変な仕事だなと改めて思っちゃいます。

超超超甘~いラブラブカップルの話だけでなく、少なからず実際ありそうな図書館問題も取り入れてて面白く読めました♪
このⅠでは郁&堂上ですが、Ⅱは他の登場人物を予定してるそうな。私の想像では柴崎&手塚とみた!いや、玄田&折口か?それとも手塚兄か?!はたまた稲峰顧問の「日野の悪夢」の回想か?!うーん、楽しみだわ♪

「ドッグ・バイト・ドッグ」

『ドッグ・バイト・ドッグ』  狗咬狗  DOG BITE DOG

ドッグ・バイト・ドッグ
 製作年:2006年
 製作国:香港
 監督:ソイ・チェン(鄭保瑞)
 出演者:エディソン・チャン(陳冠希)、サム・リー(李璨琛)、
       ペイ・ペイ(裴唯瑩)、チョン・シウファイ(張兆輝)、
       ライ・イウチョン(黎耀祥)、ラム・シュー(林雪)、
       ラム・カーワ(林嘉華)

<簡単なあらすじ>
香港の高級レストランで女性が殺された。捜査チームは容疑者の男パン(エディソン・チャン)はプロの殺し屋であると推測。ベテラン刑事(ラム・シュー)と相棒のワイ(サム・リー)は、現場外でパンらしき人物を見つけ尾行するがリンが刺殺されてしまうだけでなく、パンは連行中に逃亡。ワイは死に物狂いでパンを探すようになるが、そんなワイを監察部が探していた。一方バンは逃走中にある少女と出会う。2人で一緒に船で逃げようとするが…

<感想>
去年の1月、香港行った時にこのDVDを購入し中文字幕で頑張って観よう!と途中まで観たんですがあまりにも無謀すぎて断念。ならば英文字幕で…と思ったんですが、字幕を読みきるのに何度も一時停止する始末。こりゃダメだと日本語版のDVDが出るのを待ってました。そしたら去年の終わりごろにもう出てたよ(笑)。
ちなみにもう1枚『臥虎』というDVDも購入してるんですが、こちらの日本語版DVDはまだかな~?(こちらも断念^^;)

『ドッグ・バイト・ドッグ』はものすごい香港バイオレンス!ハードボイルドでした。
ワイは優秀な刑事になって大物を捕まえるという夢と希望を子供の頃から持ってたわけですが、立派な警察官だと思っていた父親が麻薬密売をしておりこん睡状態。それからというもの仕事仲間の心配をよそに暴走し周囲に迷惑をかけっぱなし…
だけどワイには様々な葛藤があり、彼が抱えていた苦しみは警察官としての正義だけでは済まされない問題。執念だけがあとに残ってしまい…。

一方パンはカンボジアのとある村で劣悪な環境で育ち夢も希望もなく、恐怖さえもない。香港へ殺し屋として行き少女と出会ったことで情という殺し屋としてはあってはならない感情を持ってしまった。故郷にも居場所がなく…。
うーん、父親のことや同僚が殺されたことでパンを追うワイ、孤独で人を殺すことをなんとも思わなかったのに少女と出会ってから守るものべきものが出来たバン。
この2人の死闘は重い。壮絶すぎる。と同時に悲しい。殺し屋VS刑事ですが、2人とも環境が違えば同じようなタイプのような気がする。
ラストは「そんな事自分でしちゃう?!」とかなりビックリでしたが(あり得ん…)、観終わったあとは何とも言えない気分に。
エディソン・チャンとサム・リーは良かった!逆の役柄でもなんだかいけそうな気がする。
様々感情が入り交ざったこの映画、見応えはありました。

「メモリーズ」 幾米

『メモリーズ』  照相本子  MEMORIES OF YOU 

メモリーズ―Memories of You (創作絵本シリーズ)
 作・絵:ジミー(幾米)
 出版社:小学館






<感想>
あとがきによるとこの本は、「写真を撮る前後の面白さを捉えようとしたもので、全てが自由奔放な想像ではあるが、その中には、生活に対する不安な気持ちと子供の頃のかすかな記憶も少しは混じっている。そして楽しさの中には多少の滑稽さ、悲しみの中には多少のユーモアがある。ただただ無邪気な優しさもあり、悲しみと喜びの交錯した面白さがある」なんだそう。そうなんだ、著者本人のかすかな記憶も交じっているんだ~。どれだろ?

写真を撮る時ってほとんど場合身構えるもの。なので心の中では違うことを思っていてもカメラを前にすると笑顔の自分を作ってしまうこともあるはず。
後々その写真を振り返った時、他人から見れば楽しそうに見えたりしちゃうもんです。子供の頃の写真は泣いてる姿もあればふくれっ面のもあったり、その時の感情がそのまま写真になってる(笑)。子供の頃の写真を見るのは楽しいね~♪

この本は子供の頃から大人にいたるまでの写真(実際は絵だけど)で成り立っており、その時の状況説明や気持ちなどが書かれています。
著者は絵が可愛いだけなく、名言を考えるのもうまい!
例えば子供の頃、大人になったら恐竜より大きくなるんだという少年のことを、「あのころの僕をうそつきと呼ばないで おとなになる前に許されるつかの間の無邪気」と。
または「こどもの頃のあこがれは 夢の中でかなうもの」。うんうん、子供ならではって感じです。  
「子供の頃の写真を見て、楽しかった出来事は思い出すけど一緒に写ってる友達の名前は思い出せない」というのは納得。誰かの誕生日会の写真を見ても、隣に座ってるクラスメイトの名前が思い出せないってことあるある。 

ユーモアだって忘れちゃいない。世界帽子デザインコンテストの記念撮影、カメラマンのやきもちは面白い♪
いつも遅れてくる電車を待つ時間に正確な男性の話もユーモアあって面白い。と思っていたらその写真に対し「同じように刻まれる毎日 待つだけでは幸せはこない」って…。私のこと(笑)?胸にグサってきたよ^^;                                                                                                                「水着姿を見られるのが恥ずかしくてバスタオルをはおってた少女時代、時は流れ見せたいと思うころには輝きはひっそりと消えていく…。」私の場合、見せたいという思った時からさらに時は流れ、水着って何?着る物だっけ?って次元まできてます(笑)。

楽しい思い出や苦い思い出、様々な思いが込められた写真には著者の思いも込められてるんですよね。この本を読んで昔撮った写真に対する思いがよみがえってきちゃった。
『君のいる場所』に関連したような写真もあったり、楽しくそして懐かしく読める1冊でした。過去を思い出すヒントとなる写真ってやっぱりいいね♪

「ぼくの大切なともだち」

『ぼくの大切なともだち』   MON MEILLEUR AMI

ぼくの大切なともだち
 製作年:2006年
 製作国:フランス
 監督:パトリス・ルコント
 出演者:ダニエル・オートゥイユ、
       ダニー・ブーン、
      ジュリー・ガイエ、
       ジュリー・デュラン、
      ジャック・マトゥー、
       マリー・ピエ

<簡単なあらすじ>
美術商のフランソワはオークションで20万ユーロもする不滅の友情が描かれた壷を落札する。その後、自分の誕生日パーティーで顧客の葬式の話題になりその葬式にはほんの数人しか参列してなかった話をすると、同席してた皆から「君の葬式には誰も来ない、友達が1人もいないだろ」と言われる。ムキになったフランソワは10日以内に親友を紹介しなければ落札した壷を仕事のパートナーに譲る約束をしてしまう。偶然乗ったタクシー運転手ブリュノの誰とでも仲良くなる姿を見て彼から親友作りの方法を学ぼうとするが…。

<感想>
予告編を観て興味があった作品。
先に一言で感想を。予想以上に素晴らしかった!大分前に観た同監督の『髪結いの亭主』の良さがイマイチ理解出来なかった私は、ちょっと不安に思いつつ観たのですが… いや~、悲しいような嬉しいような何とも言えない<友情>を描いており、自分にも親友と呼べる友人がいるだろうかと真剣に考えずにはいられない深みのある作品。

<感じよさ><笑顔><誠実さ>という親友作りの3つの魔法の言葉通りに実践したりするも失敗を繰り返し、親友だと思っていた人物からは酷な言葉を投げつけられる始末。親友だと思っていた人物にここまで自分のことを言われると普通は立ち直れないよ(><)。

興味の対象は物だけで人には全く関心がない孤独なフランソワ、一見陽気に見えるが実生活ではフランソワ同様に孤独で人を信じることができないブリュノ。
「親友が出来た!」というフランソワの言葉に思わず笑みがこぼれるブリュノ、しかし自分ではないと知ると悲しそうな顔をするシーンや両親との距離感からもブリュノ自身も孤独なんだと。
最初、フランソワはブリュノの陽気な面しか知らず自分の親友探しのことで頭が一杯。
フランソワが友情という名を使いブリュノに対しした行為は非情でその場にいた者みな「やはりフランソワには親友は出来ない」と軽蔑ともとれる眼差し。そりゃそうだ。友情を信じていたブリュノは心の中でどれだけ傷ついかと思うと胸が締めつけられそう。
せっかくつかみかけた友情を自分で壊してしまったフランソワを演じるダニエル・オートゥイユが好演。ブリュノ役のダニー・ブーンも素晴らしく好きになっちゃいそう(笑)。
仕事のパートナーの女性も冷静にフランソワを見ており、なおかつ一番の理解者であったに違いない。

ブリュノは大のクイズ好き!なんですが、そんなクイズ好きの最高の舞台は「クイズ・ミリオネア」。日本でも馴染みがある進行と音楽には顔がニヤけてきちゃう(笑)。
この賑やかな音楽のミリオネアが終了した後、自宅にいるフランソワのシーンがあまりにも静かで何とも言えないんだよなぁ。
その後の2人は一体どうなったのか?映画を観てる観客は皆そう思ったに違いない!そしてラストでは… う~、なんて素晴らしい映画なんでしょ。友情に証はいらないということを教えてくれる人間性に溢れてる作品でした。

おまけ:タクシーの名刺がカラフルでものすんごく可愛い!一瞬ですが仕事のパートナーの女性が何枚から選ぶシーンがあるので、もしこの映画を観る予定のある方はちょっと意識してみてください♪

「闘茶」

『闘茶 tea fight』

闘茶
  
製作年:2008年
製作国:日本/台湾
監督・原案: ワン・イェミン(王也民)
出演者:香川照之、戸田恵梨香、ヴィック・チョウ(周渝民)、チャン・チュンニン(張鈞寧)、エリック・ツァン(曾志偉)、細田よしひこ、ほんこん、藤田陽子、チン・スーチェ(金士傑)

<簡単なあらすじ>
京都で何代も続く老舗茶屋を継いでる八木圭は、妻の死が先祖代々伝わる「黒金茶の呪い」であると信じ、お茶に関わることを拒み遊び呆けていた。そんな父親をよそに1人娘の美希子は台湾でお茶の勉強をしたいと思っていた。ある日、蔵にある書物でその呪いを解く方法を知った美希子のもとにネットで知り合った雄黒金茶を持ってるという男性から航空券が送られてき単身台湾に行くが、それは雌黒金茶を持ってる美希子をおびき出す作戦だった。

<感想>
<闘茶>とは…
-中国福建省で生まれた参加者それぞれが無数の種類の茶葉を持ち寄り、その抽出法・風味、さらには様式美・精神性などを競い合う。勝者は仙人のような栄光を得るが、敗者は一生その屈辱を背負うことになる-  
この伝説の競技をテーマに映画が作られたんですって。
オープニングでは<闘茶>の伝説を描いたアニメーションになっており、ナレーションは陸羽に扮したエリック・ツァン。エリック・ツァンはこの映画全体を通して案内人といったところでしょうか。アニメーションは結構良かったかも♪
映画を観終えパンフレットを見て、このアニメーションの雄黒金茶vs雌黒金茶のシーンってヴィック・チョウvsチャン・チュンニンのシーンとリンクしてあるんだと気づきました。どうりでね~、チャン・チュンニンはどうしてあんな格好をしてるんだ?!と映像を観ながら疑問に思ってたんだ。なるほどなるほど。

父親役の香川照之、彼のオレ様節のスピード感ある関西弁はとっても心地良い!全然違和感ないし。戸田恵梨香は神戸出身とあってこれまた違和感ないし何より可愛い♪2人の演技が良かったせいか、ヴィック・チョウの演技がどうもこうも…^^;闇の茶市場の黒幕としてはちょっと若すぎで男前過ぎたかな。
『テレビで中国語』の番組でのインタビューコーナーでヴィック・チョウとワン・イェミン監督が話しており、ものすごく良い雰囲気だったので過剰に期待しすぎてたようです(><)。

あと全体を通してところどころ笑いにしようとしてるけど、どうも空回りしてる雰囲気。なんだかもったいないなぁ。
せっかくのお茶をテーマにしてるのにお茶のアピール度も低い。映画を観て「お茶の世界ってなんて深いのかしら。中国や台湾のお茶を飲んでみたい~」とは思わないかも(苦笑)。<闘茶>をするにあたっても結局は己の問題に繋がってるし。要は各々が抱えている心の闇が問題なワケです。

まとめ:香川照之がどうしてもトータス松本に見えて仕方がなかった映画でした。←なんじゃそれ(笑)。
それはされおき、<闘茶>という面白そうな題材をテーマにしてるのに、なんだかもったいない作品だったかなと思いました。
パンフレットにロケ地の場所と地図が載ってるので、今度台北に行った時は「闘茶ロケ地巡り」でもしてみようかな。

「リボルバー」

『リボルバー』  REVOLVER    

リボルバー 製作年:2005年
 製作国:イギリス/フランス
 監督・脚本:ガイ・リッチー
 製作:リュック・ベッソン
 出演者:ジェイソン・ステイサム、
       レイ・リオッタ、
       ヴィンセント・パストーレ、
       アンドレ・ベンジャミン、
       マーク・ストロング
<簡単なあらすじ>
カジノ経営者マカの下で働いていたジェイクは、罠にはめられ7年間刑務所で暮らしていた。そこで両隣の独房にいる2人にペテンの方法を学びゲームのテクニックを身につけ、出所後すぐにマカのカジノで勝負をし大金を手に入れる。マカは殺し屋をジェイクのもとへやるが、危機一髪のところでアヴィ&ザックの2人組がジェイクを救う。その後なぜか彼らの指示に従うことになったジェイクだが…。

<感想>
『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』と『スナッチ』を複雑にした感じの面白さがある!と勝手に想像し、早めに映画館に行きパンフレットを買い隅々まで読んで内容を熟知、そして期待に胸を膨らまし本編に挑んだわけですが…
んんん??こりゃかなり難解な映画だわ^^;パンフレットを隅々まで読んでたおかげでなんとな~くわかったような気がするものの、だから結局どうなったの?と聞かれたらわからない(><)。
タイトルにもなってる<リボルバー>はピストルの名前だけでなく、<回転(revolve)する者>という意味が込められてるそうな。
「自分がゲームの真っ最中にいるとして、ゲームの中にいることに気が付くまでそれは回転(revolve)し続けるが、それに気付いた時から進化(evolve)し始める。どこでゲームが始まっているのか、どこでやめるか、そして誰が誰をだましているのか、この映画はゲームのその方式をもとにしている」と監督のガイ・リッチーが語っているように、誰が究極の仕掛け人なのか?というのが重要。あと<最大の敵>も大事。

でも、でもよ?全てジェイクの○○なら、かなり強烈な○○のような気が…。自我との戦いやアヴィ&ザックの存在や言葉も全て○○ってこと?究極のペテンになるとこんなにも複雑なるのか?!やっぱり難しすぎるよ~(><)。
観客の頭の中をクエスチョンで埋めることが監督の狙いなら大成功(笑)。私の場合クエスチョンどころか頭の中クエスチョンが絡まってグジャグジャだわ(笑)。
パンフレットにはスタイリッシュ・サスペンス・アクションとあるけど、何が一番スタイリッシュって殺し屋ソーター役のマーク・ストロング!殺し屋なのに拷問が嫌い。ジェイクの兄の娘を助けるため、殺し屋としての見せ場がかっこいい~♪結果はどうであれ、このシーンが一番好きかも。
レイ・リオッタもパンツ一丁で頑張ってた(笑)。自宅では常にブリーフ一丁とガウンという身なりがなんとも言えん。

で、あのエンドロールはアリですか?
映画の冒頭にそのようなエンドロールになると画面に出て出てたけど、あんなエンドロール初めてだったんでびっくりしちゃった。エンドロールについての説明を見てなかったら映像事故かと思っちゃうよ。
雰囲気は楽しめましたが、いま一つ内容が理解できないまま終わってしまった作品でした。もう一回見たら理解でき・・・いや、多分無理(笑)。
いろんな解釈が出来そうなんで勝手に解釈した方がよさそう。
自己満足に浸るしかない!といいつつ浸ることさえ出来ないほど難しい映画だった…

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