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「無問題」

『無問題(モウマンタイ)』  NO PROBLEM

無問題(モウマンタイ)
 製作年:1999年
 製作国:香港
 監督:アルフレッド・チョン(張堅庭)
 出演:岡村隆史、佐藤康恵、
     ジェシカ・ソン(宋新妮)、吉田親彦、
     フランシス・ン(呉鎮宇)、サモ・ハン・キンポー(洪金寶)

<簡単なあらすじ>
大二郎が目を覚ますと彼女の玲子が置手紙を残して香港に行ってしまった。ジャッキー・チェンの会社の受付で働いている彼女を連れ戻しに香港に行くことを決心した大二郎。友人の紹介で訪れた撮影現場でひょんなことからスタントマンをすることになり、さらには住んでる部屋に密入国した中国人女性リュウチンが忍びこんでいた。玲子を追いかけて香港に来た大二郎だったが、リュウチンまでもを助けるハメになってしまう。

<感想>
当時、ナイナイの岡村さんが出演するとあって話題になってましたが、その時はさほど気にならなかった今作品。今頃になって観たくなりました^^
最初の方は岡村さんの1人コントみたいで「この映画なんだか面白くなさそう・・・」という感じでいたのですが、途中で「あれ、意外に面白いかも?」と。

部屋に中国人女性リュウチンをかくまうことになり、言葉が通じない2人が通訳なしで会話するシーンは結構面白い。互いにかみ合わない一方通行の会話をしてるのに、なぜか勝手に会話成立。

個人的にジャッキー・チェン本人も特別出演するのかなと思ってたんですが・・・残念!
玲子はジャッキーが大好きで彼の会社の受付の仕事をゲットしたんだよね?ってことはものすごいコネがあったってこと?言葉も流暢な役だけど、かなり前から語学勉強してたってこと?なら香港行きはずいぶん前から計画してたってこと??もしそうならこの時点で玲子のしたたかさは既に発揮されてたわけで。
香港に渡ってから、リュウチンに心を動かしてる大二郎に対し、ウソの通訳をしてしまう玲子。ただ単に、自分のことを好きな大二郎を取リュウチンに取られたくないっていうプライドからきてると思うのですが、どうせなら最後の最後までとことん嫌な女ぶりを発揮して欲しかったな~。

そういや呉鎮宇、欲望の街シリーズの時に比べてちょっと太った?一瞬誰か解らなかった・・・。
ナイナイの矢部さんも友情出演してたらしいのですが、未だにどこで登場してたのかわからず^^;
ラブストーリー、アクション、コメディと色んな要素が入ってる作品。なんとな~く中途半端な気もしないでもないですが、この作品に関してはこのぐらいが面白くてちょうどいいかも^^

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「ダーマ&グレッグ」シーズン2 Vol.5

『ダーマ&グレッグ』DHARMA & GREG #40・#41・#42・#43

ダーマ&グレッグ シーズン2 DVD‐BOX

 製作年:1998~
 製作国:アメリカ



 

※順を追って感想を書いてるため、前回までのネタバレが含まれます。


第40話:ライバルはキャリア
監視委員選挙に立候補したダーマは選挙キャンペーンを計画する。切手貼りを任されたグレッグはダーマの計画に意義を唱える。ダーマは自分のやり方でしたいと言うが、元下院議員で弁護士のカレン・ラブが立候補したことによって強力なライバルが現れた。そのカレン・ラブとテレビでの討論会に出ることになったがコテンパンに言い負かされてしまう。

第41話:激戦の果てに…
金持ちには金持ち流、ヒッピーにはヒッピー流、同姓愛者には同姓愛者流、両親や友人まで利用し言葉巧みに選挙することにしたダーマ。そのため寄付金が増えたがダーマの体の調子が悪くなってきた。テレビ出演時には最悪な状態で、とうとうダーマは本音をしゃべってしまった。しかしそのことで有権者のハートをつかみダーマ票が増え大接戦となる。

第42話:ふたりは最低!?
夫婦で森にこもり夫婦関係を改善するセミナーに参加したダーマ&グレッグ、アビー&ラリー、キティ&エドワード、ピート&ジェーン。全く共通点がないダーマ&グレッグはズルばかりしたため追放、なんといつも喧嘩ばかりしているピート&ジェーンがベストカップルになる。キティ&エドワードはリタイアするも、帰り道に愛を深めていた。

第43話:あぶないマネーゲーム
オンライン投資でマネーゲームをしているグレッグを見てダーマも始めることに。夢中になるも資金を全部すってしまった。自分が買った会社の株価をアップさせるためエドワードに相談する。引退していたエドワードは新たなビジネスに参加することができ大忙しだが引退した夫と一緒に過ごそうと思っていたキティはダーマに対しオカンムリ。そのキティに対してダーマもぶち切れる。
40話:ワークハット(仕事の割り当てが書かれた紙を応援者は引き、その仕事を担当する)、提案の靴(それぞれの提案を書いた紙を入れる)というやり方はいかにもダーマらしい。こんなに楽しい選挙活動で簡単に当選すると思ってたらますますダーマらしい(笑)。
しかしグレッグが下院に立候補したことがあっただなんて知らなかった。ダーマがライバルに叩きのめされても「戦略されちゃんと練れば選挙に勝てる!」って言い切るのは頼もしいけど、もしかしたらライバルに自分の選挙戦略を試してみたいんじゃ・・・。多分そうに違いない!

41話:罪悪感とストレスが原因で体に異変が起きるダーマ、テレビ出演時にはものすごい形相になってる~。さすがジェナ・エルフマン!こんな形相と格好はアンジェリーナ・ジョリーには絶対真似出来ないって(笑)。
それにしてもウソをつくと病状が出るって、ホントダーマは普段から自分に正直に生きてるだな~。

42話:この1話では主要登場人物8人が集合。
生活も趣味も違い過ぎるグレッグとこの先ずっとうまくやっていけるか不安になるダーマ。そういやこの2人って出会ったその日に電撃結婚したんだっけ。そう考えるとよく続いてる・・・うん。
4組の中で一番愛が深まったのはキティ&エドワード。この2人にはこの2人なりの愛の深め方があるもんです♪

43話:ダーマが買った株は女装趣味の男性に婦人服を売るという会社。エドワードはその会社に適切な助言をし、会社が上向きになるのに貢献。仕事をしてるエドワードはとってもイキイキしている。
一方、自分と一緒に過ごすために引退したと思ってるキティ。大きな家に独りぼっちで寂しいんだろうな~。
ダーマの言い分もわかるし珍しくキティの言い分もわかる。といってもキティを退屈させない方法は簡単(笑)。この43話はオチもなかなか面白かったです♪

「ブエノスアイレス 摂氏零度°」

『ブエノスアイレス 摂氏零度°』  B.A.ZERO DEGREE

ブエノスアイレス 摂氏零度
 製作年:1999年
 製作国:香港
 監督: クアン・プンリョン(關本良)/アモス・リー(李業華)
 出演者:レスリー・チャン(張國榮)、トニー・レオン(梁朝偉)、
      チャン・チェン(張震)、ウォン・カーウァイ(王家衛)、
      シャーリー・クァン(關淑怡)
 

『ブエノスアイレス』のメイキング、秘蔵映像、ロケ地巡り、そしてアナザーストーリーが収録、映画の舞台裏を綴ったドキュメンタリー・ドラマとなってます。
撮影途中にレスリーの誕生祝いがあったり、タンゴを練習してる風景があったりと本編『ブエノスアイレス』とは違った角度からレスリーとトニーを見ることが出来るんです♪

ロケ地巡りでは2人が一緒に暮らしていた部屋がとっても印象的。いろんなドラマが詰まっており、今作品の中でも「湿気を帯びていて重々しいけど、生命力に溢れてる。それでいてどこか病的である。」と言ってますが、まさしくそんな感じ。時折本編や未公開シーンが盛り込まれており、2人の愛憎劇が思い出されます。

ロケ地を探すにあたっての苦労話や、2人の話なのに途中でレスリーがコンサートのため香港に帰国することになり、撮影は中断となりその後をどうするか考える監督。
そこで生まれたのが文無しの青年の登場。そう、ここでチャン・チェンの出番♪トニーとは働いている厨房で出会うのですが、青年の旅は世界の先端で終わり。トニーの最後も違うパターンがあったみたい。当時のチャン・チェンを見ると、やっぱり美少年だな~と改めて思っちゃった♪

未公開シーンも多数あり、トニーと何かありそうな女性の物語もあったんだと知りました。本編『ブエノスアイレス』ではおそらく登場しなかったと思うのですが、女性が絡んでたらまた違った映画になっただろうな~。個人的には男性3人の物語で良かったと思ってるのですが、どうでしょ。

そしてウォン・カーウァイ監督とトニー・レオンのインタビューも収録されてるのですが、トニーが坊主頭なのにビックリ。でも男前はどんな髪型をしてもかっこいいもんです♪
トニーは「今まで最も満足いく演技が出来た映画は『欲望の翼』だと答えてた」と言ってるのですが、これってギャグだよね?ラストのちょっとしか出演してなかったような・・・。この作品に対しジョークを言ってるんだよね??この言葉が本音だったら私は『欲望の翼』を根本的に全く理解してなかったことになるよ~(><)

『ブエノスアイレス』が好きな人にとってはこの作品もを楽しめること間違いなし。未公開シーンが採用されてたらどんな映画になっていただろうと想像したり、撮影裏話が聞けたらそのことを踏まえた上で『ブエノスアイレス』をもう一回観ようかなと思っちゃったり?←思うだけ(笑)。
『ブエノスアイレス』鑑賞後すぐにこの作品を観たらもっと楽しめたかもしれないな~と思ったりもしました。

「ダーマ&グレッグ」シーズン2 Vol.4

『ダーマ&グレッグ』DHARMA & GREG #36・#37・#38・#39

ダーマ&グレッグ シーズン2 DVD‐BOX

 製作年:1998~
 製作国:アメリカ



 

※順を追って感想を書いてるため、前回までのネタバレが含まれます。


第36話:おばあさんのバイオリン
ダーマ&グレッグ、エドワード&キティの4人は、余命わずかのエドワードの母親ベアトリスの見舞いに行くが、ダーマだけは遠慮することなく正直にベアトリスと接していた。そんなダーマに対しベアトリスはストラディバリウスをあげてしまう。義母と仲が悪いキティはモンゴメリー家に代々伝わる婚約指輪があるのに自分はもらってないことを根に持っていた。ダーマはこの2人の仲をなんとかしようとする。

第37話:ビバ!南部人
南部出身の夫婦のフリをして買い物を楽しむダーマとグレッグ。そこで偶然南部出身のハーパーと出会うが、なんと翌日法廷で会うことになってる新しい担当判事だった。2人を気に入ったハーパー判事は家にもやってくるが、ダーマとグレッグは判事の話を聞いてさらに本当の事が言えなくなってしまう。そんな時、判事は故郷の南部に戻ることになり2人にプレゼントとして南部出身のゴア副大統領に合わせると言い出した。

第38話:恋に落ちた馬
自分がスティーブと命名した馬に家までおしかけられるほど気に入られたダーマ。一方グレッグは元彼女バーバラの家で一緒に残業することになり、うっか居眠りしてしまった。ダーマにはピートの家で酔っ払って寝込んだと言い訳するが、毎晩酔ってるグレッグを見て依存症じゃないかと周囲が心配し始める。

第39話:おだまりィ!お役所
切れそうな他人のパーキングメーターに親切心からコインを入れたダーマ。だがそれは違法行為だと係員に言われ8枚も違反切符を切られた。ダーマは行政と闘うため役所に行くがたらい回しされてしまい怒り心頭。監視委員に苦情を言いに行くが、くだらない苦情ばかりにキレた委員がダーマの目の前で急死。後任の選挙でなんとダーマは立候補することに。一方、友人のピートとジェーンは成り行きで結婚してしまった。
36話:誰もがもうじき死ぬという話を避けてる中、ベアトリス自身は自分の葬式や形見の話をしたいと思っており、正直者のダーマだけはまともに話が出来る相手。
言いたいことははっきりというベアトリスとキティって似たもの同士?キティが言うにはかつてベアトリスは息子の嫁に理想像を持ってたが、実際息子の嫁になったのは若いブロンドで自由奔放な娘だったためいじめたそうな。
ん?自分が嫁に行った時とダーマが嫁にきた時って同じような状況だ~。結局自分のベアトリスと同じことをしている訳だからやっぱり似たもの同士で衝突してるんだ。
ベアトリスは初めての登場(多分)なのにこれで最後だなんて悲しい・・・。面白いキャラで愉快なおばあちゃん、もっとダーマと絡んで欲しかったな~。この36話は泣き笑いの1話でした^^

37話:南部なまりを笑いのネタにしたことで判事に本当のことが言えなくなってしまったグレッグ、その落ち込みようはまるで子どものよう。
だけど一度騙し通せたことで今度はフランス人のフリをしようとはしゃぐグレッグ。が、一つの嘘から取り返しのつかないとこまできてしまうのですが、2人は判事に一生懸命合わせようと努力してるのは涙ぐましい。
グレッグの家族まで巻き添えにするのですが、キティとエドワードもなりきってて面白い!さらにはラリーとアビーまで♪誰も傷つかずハッピーで終わって良かった^^

38話:馬のスティーブから惚れられたダーマ、やっぱり動物でもダーマの魅力はわかるんだな~。
何もやましいことがないのにダーマに心配掛けたくないという気遣いからウソをつき、挙句の果てに依存症と勘違いされるグレッグ。最初から正直にダーマに言ってればちゃんとわかってもらたのにね。グレッグのこういう優しさがたまに裏目に出てしまうのは仕方ないか^^;

39話:バカげた条例を変えに役所に直談判に行くダーマもダーマだけど、行政の変革をするのが自分の使命だと悟り監視委員に立候補する行動力も凄い!しかもお金を使わず当選してみせるって意気込みは一体どこから?!他の立候補者を見る限り楽勝って感じですが、これからがダーマの選挙活動のはじまり~。
ちなみにこの回からダーマの髪型が少し変わった模様(DVDに付いてるBOOKLETにも書いてます^^)。毛先の外ハネはやめたみたい。

「ダーマ&グレッグ」シーズン2 Vol.3

『ダーマ&グレッグ』DHARMA & GREG #32・#33・#34・#35

ダーマ&グレッグ シーズン2 DVD‐BOX

 製作年:1998~
 製作国:アメリカ



 

※順を追って感想を書いてるため、前回までのネタバレが含まれます。


第32話:みんな夢の中
キティに洗練されカントリークラブやゴルフで忙しいダーマに対し、本来の価値観からズレてきてると両親は呆れる。ダーマ自身も不安に思ってると死んだはずのジョージが現れ「大木の下で若いものを救え」と告げる。すると今度は旅に出たダーマを心配してるグレッグのもとにもジョージが現れる。

第33話:どっちが優秀?
勤務評価で最優秀をもらったグレッグだが、同僚のピートも最優秀をもらったと知りショックを受ける。そんな時、ダーマは店を借りるが何を売るのか全く決めてなかった。一方2人の両親たちはボートで海に出るが、アシカに船を占領されてしまう。

第34話:ワルは許さない
ある不動産から自宅を売れと迫られ困ってるとラリーとアビーはグレッグに相談を持ちかける。グレッグは社長のサンダースを知っており悪党だと言うが、ダーマは食事に招き説得しようと試みる。が、ラリーとアビーが自分たちで建てた家だと知ったサンダースは建築法違反で検査官を送りこむ。それを阻止しようとしたダーマはサンダースに怪我をさせ訴えられるハメに。相手の弱みを探ろうとサンダースのゴミをあさりに行ったが・・・。

第35話:フットボールにはまっちゃう
49ersの試合を見に行き、すっかりフットボールにハマッてしまったダーマ。超個性的な応援、高額チケットを購入したり遠方の試合まで行ったり、挙句の果てにグレッグにコスプレまで。異常なほどのハマりっぷりに不安になったグレッグは49ersの選手にあることを頼む。
32話:スーツを身につけ上流社会に染まりつつあるダーマ。ジョージの言葉で本来の姿を取り戻す探求の旅にジェーンと出掛けるのですが、サイドカーが付いてるバイクに乗ってる~!ジェーンってこんなバイク持ってたの??というか私も一度でいいからサイドカーに乗りたいと思ってるんです♪幼少の頃『ゴレンジャー』を観て以来、ずっと夢見ているんだけど周囲で持ってる人いないんだよな~。乗ることないまま一生を終えちゃうのかな~(悲)。
これも余談ですがジョージという名前を聞くと山本でも高橋でも柳でもなく、アリアスを思い出してしまうのは私だけ?

33話:ピートと同じレベル扱いされたのが納得いかないグレッグ。エリートらしいといっちゃエリートらしいけど、その分落ち込み方も半端じゃないし壊れ方もイッちゃってる。そんなグレッグの様子を見たボスは自分の休暇中の代理をピートに任せることに。大丈夫か、グレッグ?!
ダーマの店はバスの待合所から始まりいつの間にか大繁盛。儲けはないけど楽しんでいるのがダーマらしい♪
評価されることが必要なグレッグと何でも楽しければいいじゃんというダーマ。正反対の2人だからお似合いの夫婦なんだろうな^^

34話:ダーマはラスベガスで手品師の助手、ポーカーのディーラー、ブタの競りまでしたことがあったとは!ホント次から次へと過去にやったことがあるバイト(?)が明らかに。
ラリーとアビーの家は手作りで、台所がプラネタリウムになったり、部屋に特大のトランポリンがあったりなんて楽しそうな家なんでしょ♪
一番面白かったのは人を苦しめる事に関してはプロのキティに相談したこと。個人攻撃かプロに頼むか心理的ダメージを負わせるかの選択肢を挙げるのですが、もう生き生きとしてる(笑)。さすがキティ!
もう一つの見所は最後のシーン、皆でトランポリンを飛んでます^^もちろんキティも(笑)。ラストまで楽しい気分にさせてくれるなんてさすが!

35話:フットボールのルールを全く知らなかったダーマ、グレッグに「失敗は成功のもと」のように一度でダメならもう一度と言う言葉と同じようなものだと言われ、すっかりハマッてしまいテレビ中継でも有名なスーパーファンとして知られることに。ここまで熱狂的なファンってどこかの球団と似てるような・・・。
グレッグは49ersの選手の口からダーマにあることを言うように頼むのですが、大好きなチームの選手からこんなことを言われたらショックで大泣きしちゃいそう(泣)。でも49ersの選手はいい人で良かった^^

「終末のフール」 伊坂幸太郎

『終末のフール』

終末のフール

 著者:伊坂幸太郎
 出版社:集英社

 



<簡単なあらすじ>
「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されてから暴徒、略奪、殺人でパニック状態だった5年間が過ぎ、なんとか小康状態になった今、仙台ヒルズタウン付近に住んでいる様々な人々の物語。内容は以下の8編。


・息子が自殺し、原因は父親にあると言い残し家を出た娘が母親の計らいで10年ぶりに戻ってきた。
・子どもが出来ない夫婦に、あと3年で地球が滅亡すると発表されてから妊娠が判明した。
・無責任なテレビ報道で自殺した妹の復讐をするため、当時のアナウンサーのところに篭城した兄弟。小惑星で自分たちを一緒に死ぬのは許せない、その前に妹の仇を討ちにきたのだが・・・。
・中学生時代の友達に偶然会ったことで恋人を見つけるという目標を掲げた。「新しいことを始めるには3人の意見を聞け」というビジネス書に書いてあった通り実行する。
・ジムに通う少年と先輩キックボクサーの話。
・男は地球が滅亡するという発表後の大騒動の中、自分のせいで殺された妻に対し自責の念に駆られていた。そんな中、学生時代の友人である天体オタクと20年ぶりに再会する。
・1人の女性を中心に、同じような境遇で家族がいない者同士が擬似家族を演じていた。
・息子夫婦、孫と一緒に住んでいる一家。父親は大津波に呑まれた時、街を上から見物するためにマンションの屋上に櫓を作っていた。

<感想>
金城武主演『死神の精度』の原作を図書館で予約した時、伊坂幸太郎の著書を全く読んだことがなかった私はたまたま返却本棚にあった『終末のフール』を借りることにしました。
どんな話か全く知識がなかったため、最初の話で「世界の寿命」という言葉が出てきた時、ん?夫婦のどちらかが病気で3年後に亡くなるんじゃないの??とトンチンカンなことを思ってしまった・・・。そしたら3年後に世界が終わるという設定の話だったとは!

世界が破滅するという中、どこどこだが安全だと噂が出ると皆がこぞってそこに向かおうとする。シェルターがあると聞けば話を聞きに行く。もしかしたら小惑星は落ちてこないんじゃないか、落ちてきても自分だけは助かるんじゃないかというわずかな希望を持ってる人もいれば、世界が破滅する日まで落ち着いて暮らそうとする人も。

登場人物たちがどこかで繋がっておりそれはそれで楽しいのですが、「3年で地球が滅亡する」という決定的な事柄を前提に書かれているので、読んでいてどこか不安に気持ちになってしまう・・・。そんな中、「馬鹿な」が口癖の夫に対し「嘘ですよ」とあっさりかわす妻の言葉は気持ちよく、インド出身の俳優の最後には私までのけぞってしまった^^

発表後から5年、地球が滅亡するまであと3年という小康状態を描いているのでこんな感じなのかなと。これが発表後すぐだったり滅亡まであと数日となると、人々の物語はかなり凄まじいものになってそう^^;
様々な立場から、またいろんな感情を持っている人々の残された3年間の物語を読みつつ、自分ならどうやって過ごすだろうと考えられずにはいられない1冊でした。

「スーパーナチュラル」シーズン2 Vol.11

『スーパーナチュラル シーズンⅡ』 SUPER NATURAL #22

SUPERNATURAL スーパーナチュラル (セカンド・シーズン) コレクターズ・ボックス2

 製作:2006年~
 製作国:アメリカ





※順を追って感想を書いてるため、前回までのネタバレが含まれてます。


第22話:選ばれし者たち(後編)
世界にとてつもないことが起ころうとしている。たった1人に戦士にジェイクが選ばれた。悪魔はジェイクを使って何をしようとするのか。一方愛するものをことごとく救えないことを嘆くディーン、今後何を支えに生きていったらいいのかもわからずにいた。だがディーンはある決心をする。
エレンが生きてた!そしてアッシュが残してくれて物からある場所が浮かび上がるわけで。
例の銃も再び登場し、懐かしい人物まで登場。その割にはあっけない・・・。黄色い目の悪魔はこれで本当に終わったの??
でも確実にまだまだ謎は残ってます。人が変わったかもしれないサム、そして悪魔と取引をしたディーン、サムの今後の役目とは。そしてこれからが戦争の始まり・・・。
ってシーズンⅢはいつから観れるのかな~??

「スーパーナチュラル」シーズン2 Vol.10

『スーパーナチュラル シーズンⅡ』 SUPER NATURAL #20・#21

SUPERNATURAL スーパーナチュラル (セカンド・シーズン) コレクターズ・ボックス2

 製作:2006年~
 製作国:アメリカ





※順を追って感想を書いてるため、前回までのネタバレが含まれてます。


第20話:もう1つの世界
願いを叶えてくれる精霊ジンのアジトに1人で行ったディーン。目が覚めると知らない女性が横で寝てるだけでなく、母親も生きており、父親は脳卒中で亡くなっていたがごく普通の一般家庭の中にいたさらに幼少の頃、火事も起こっていなかった。違った世界に入り込んだディーンはジンについて調べることにしたが、そんな時白いドレスの女性が現れる。

第21話:選ばれし者たち(前編)
あるCAFEでサムが忽然と姿を消した。ゴーストタウンで目を覚ましたサムはアンディ(シーズンⅡ#5「悪魔のささやき」で登場)とエバ(シーズンⅡ#10「悪魔の計画(「遺言」」で登場) 、ジェイク、リリーと出会う。悪魔によってここに連れてこられ、世界を終わらせるために選ばれた者たちだけが集められたと言うサムだったが・・・。一方、ボビーやアッシュの助けを借りながらサムを探そうしロードハウスに行くが、そこには変わり果てた店しかなかった。
愛するものが生き返ったり、恐ろしい出来事がなくなったり、自分がそうであって欲しいと願う世界がいきなり目の前にあらわれたら?
疑問に思い質問ばかりするディーンに対して誰もが「飲んでるのか?」と聞くほど180度変わってしまった生活。
父親は亡くなっていたけど、写真の中ではサンタの帽子をかぶりとびっきりの笑顔。ジェシカも生きておりロースクールに通っているサムと付き合っている。ディーンにも彼女がいて、皆で母親の誕生日を祝うというごく普通の生活をしており狩りも戦いも何もない新たな人生を歩んでいこうとするディーン。ただサムとの関係は冷え切っており、さらに父親とサムとで解決したはずの事件が全く解決してないという現実(ん?別世界だから現実じゃないか^^;)。なんとしても夢から覚めようとするディーンは・・・。
願いを叶えてくれるなんてなんと嬉しい精霊かと思いきや、何世紀も人間を餌食にしている!それにしては最期があっけないような気も。自分の幸せか、救えるはずの人たちの命が大事か。夢の中での家族の最後の言葉が泣けてくる~。

21話:選ばれたのは皆サムと同じ23歳で同じ境遇、さらに特別な能力を持ってる者たち。
サムとエバは予知夢を見る、アンディは人を自由に操れる、リリーは誰かに触るとその人の心臓が止まる、ジェイクはとんでもない力持ち、そんな5人が集結するのですが、サムはみんなをまとめようと頑張ってる!そんな時、黄色い目の悪霊が現れあることをサムに告げる。
ああ、これからサバイバルゲームが始まろうとしている~!やるかやられるか、生き残るのは一体誰。
黄色い目の男は他にもいろんなヒントをくれてる。軍隊は間もなく完成するだとか他の世代にもリーダーがいるとかなんとか・・・ってことは後々サムのような能力を持った違う世代の者たちが登場するのか?!後編で黄色い目の悪霊とは決着がつくのか?
その前にサムは大丈夫なのか心配。そしてアッシュ、あなたのステキな髪型はもう見れないの~(><)?

「思いがけない話」 ちくま文学の森6

『思いがけない話』 ちくま文学の森6 

思いがけない話
 編者:安野光雅/森毅/井上ひさし/池内紀
 訳者:大津栄一郎/杉捷夫/堀口大学
    平井肇/米川正夫/瀧口直太郎
    小松清/中西秀男/西川正身
    山田稔/下位英一/種村季弘
 出版社:筑摩書房 <ちくま文学の森6>


『夜までは [詩] 』 室生犀星
『改心』 O・ヘンリー
『くびかざり』 モーパッサン
『嫉妬』 F・ブウテ
『外套』 ゴーゴリ
『煙草の害について』 チェーホフ
『バケツと綱』 T・F・ポイス
『エスコリエ夫人の異常な冒険』 P・ルイス
『蛇含草』 桂三木助演
『あけたままの窓』 サキ
『魔術』 芥川龍之介
『押絵と旅する男』 江戸川乱歩
『アムステルダムの水夫』 アポリネール
『人間と蛇』 ビアス
『親切な恋人』 A・アレー
『頭蓋骨に描かれた絵』 ボンテンペルリ
『仇討三態』 菊池寛
『湖畔』 久生十蘭
『砂男』 ホフマン
『雪たたき』 幸田露伴
『物語について』 森毅
この中からいくつか紹介。
『改心』
金庫破りの名手ジミーは小さな町で銀行家の娘アナベルに恋をし、その地にとどまり商売も成功し、アナベルと結婚の約束までしていた。まっとうな道を歩むため悪事から足を洗おう決心していた矢先、アナベルの父親の銀行にある新しい金庫室にアナベルの姉の子が閉じ込められてしまう。ジミーは子どもを助けるために皆の前で金庫を開けることにするが、その様子をジミーを追ってる刑事が見つめていた。
足を洗って幸せをつかもうとしていた矢先、子どもを助けるために昔の悪事を自ら披露してしまうことになるのですが、ラストはジミーも刑事もかっこいい!と同時にかんなりクサいけど^^; クサいけどこういう短編結構好き♪

『くびかざり』
官邸の舞踏会に行くことになったマチルドは、金持ちの友達からダイヤの首飾りを借りることにした。しかし帰宅してみるとその首飾りがなくなっていた。急いでよく似た首飾りを買って返したが、3万6千フランもしたため夫婦の生活は一転し10年間借金を払い続けることに。その後首飾りを貸してくれた友達に偶然出会い、実は借りた首飾りを失くし借金してまで代用品を購入したことを話すと、その友達が思いもしない言葉を発した。
やっぱり!というラストでしたが、陰に隠れて目立たない夫が一番気の毒なのは気のせい?ドレスは買わされ舞踏会では妻に恥だと思われ、挙句の果てに借金生活。もし友達に首飾りを借りなかったら?首飾りを失くしたと正直に言っていれば?人生は一瞬にして変わるんです。

『嫉妬』
ヂェヌヴィエエヴのところへ友人ディアアヌがやってきた。夫が女性にだらしなく、今現在は踊り子といい仲にありどうしたらいいかという相談だった。ディアアヌは家へ帰り、今度は夫に友人のヂェヌヴィエエヴは最低な男と結婚するらしいと言う。実は夫が友人と浮気してると思い込み、自白させたかったのだった。実際は浮気をしていなかった2人だったが、ディアアヌの戦略により彼女の話す内容に嫉妬を覚え、心の底で互いに惹かれあってたことに気付くのだった。
これこそ「思いがけない話」。ディアアヌが友人と夫それぞれに対し中傷を言わなければ、こんな結果にならなかったかもしれないのに。3人がそれぞれが持つ嫉妬、明暗がくっきりわかれることに。ん?よく考えたらこれって不倫なんじゃ・・・。

『煙草の害について』
妻からの勧めで「煙草の害について」という講演をすることになったニューヒン。妻が来てないこともあってか、話は本題から脱線しいつの間にか妻の愚痴に。最後の締めくくりは・・・。
こりゃ面白い。このシリーズで読んだ『結婚申込み』『コーラス・ガール』といい、ユーモアあって単純で読みやすい。機会があったらチェーホフの短編集を読んでみよう♪

『あけたままの窓』
フラムトンはある土地で姉が紹介してくれたミセス・サプルトンを訪ねた。その女性の姪と名乗る15歳の女性が話し相手をすることに。姪は開けっ放しにしている窓のまつわるミセス・サプルトンの悲しい話をし出す。その話を真に受けたフラムトンは・・・。
姪の話を裏付けるような展開、フラムトンの精神状態からストーリーは姪の思うがままという感じ。即席でここまで話がうまく進んだら姪もさぞかし満足したことでしょう。

『魔術』
主人公は魔術の大家であるミスラ君の魔術を見て、自分も使えるように教えてもらうことに。ただ魔術を使うには欲を捨てなければならなかった。1ヵ月後、友人たちの前で教えてもらった魔術を披露するが、欲を出してしまった。その時ミスラ君の声が聞こえ・・・。
欲を出してはいけないと思っていても、土壇場で欲を出してしまう。そんな気持ちの脆さを描いているのでしょうか。『あけたままの窓』の次に収録されており、ユーモア的感覚から一気に現実に戻されてしまいました・・・。

『親切な恋人』
男の部屋に彼女がやってきた。部屋へ入った途端、寒い!足が氷みたい!と言うが部屋には暖まるものが何もなった。そこで男は自分のお腹を切り、そこに彼女の足を入れさせた。翌朝、彼女は彼のために傷口を丁寧に縫ってあげることに。2人にとってこの一夜は最高の思い出となった。
な、なんちゅー話^^;自分のはらわたの中に彼女の足を入れて暖めるなんて!でもですね、表現がいいんです。「湯気の立つ虹色のはらわた」なんて、実に暖かそうだし7色だよ?!しかも暖めてくれた彼に対し、ちゃんと傷口を縫ってあげてる。かなり奇妙でブラックだけど、どこか憎めないステキな恋人たちの話に思えてしまうのはなぜ・・・。

『仇討三態』
1:父親の敵討ちをするために故郷を出て16年、母親の死に目にも会えず結局僧になってしまった。そんな中、かつて探し求めてた仇敵を見つけた。仏道の道に進んでしまった男はどのような行動を取るのか。
2:親の敵討ちの旅に出た鈴木兄弟は8年経って敵を見つけた。だが見つけたのは弟で、敵討ちをするなら兄弟2人でと思っていたため兄が帰宿するのを待っていたが、その間に敵は病死してしまった。一方、同藩の久米兄弟は30年かけて親の敵討ちをした。
親の仇討ちをしそこなった兄弟と見事仇討ちをした兄弟、なにかと比べられる兄弟ですが、8年と30年、周囲からなにを言われようがそれぞれしかわからない苦労があります。見事敵討ちに成功すると賞賛される時代であったても、敵討ちにだけに費やした人生、これが幸せかと言えばそうではない。これが敵討ちをする人間の本音なのかも・・・。
3:正月に奉公人たちだけの祝酒で酒が入ったこともあり、料理番の嘉平次はかつての旧主のフリをし、朋輩の男である幸田を切り殺した話をする。
その話を偶然聞いてた幸田の娘に嘉平次は仇討ちにあうという話。見栄を張り、あたかも自分が切り殺したと嘘をついたために仇討ちにあってしまうというなんとも皮肉な・・。いくら楽しい酒の上の話でも、話を大きくしちゃいけません。

あとこんな愛ってあるの?という『湖畔』や怪奇的な『砂男』も印象的でした。

「スーパーナチュラル」シーズン2 Vol.9

『スーパーナチュラル シーズンⅡ』 SUPER NATURAL #18・#19

SUPERNATURAL スーパーナチュラル (セカンド・シーズン) コレクターズ・ボックス2

 製作:2006年~
 製作国:アメリカ





※順を追って感想を書いてるため、前回までのネタバレが含まれてます。


第18話:ハリウッドの亡霊
撮影場で幽霊が出ると噂されてる「呪われたセット」、そこで演技練習していたタラはスタッフの死体を発見する。タラは幽霊も見たといい、その後同じスタジオでまた死人が出た。調査のために映画スタジオにやってきたディーンは制作助手に間違われるが、そのままなりきり幽霊について調査を続ける。

第19話:脱獄
ある刑務所で、閉鎖した独房を再び開けた時から服役者や看守が死亡する事件が続いた。殺人容疑でFBIに追われてる身でありながら、調査するためにわざと捕まり刑務所に潜入するサムとディーン。いざこざを起こし独房に入ったとたん、すぐさま事件が始まる。時間がない2人は弁護士と面会した3時間後に脱獄した。
この撮影スタジオにやってきて、スターに会えるんじゃないかと浮かれ気分のディーン、映画にかなり詳しいみたいだけど、狩りで忙しい身なのに一体いつ観てるんだろう。サムとコンビを組むまでは比較的ヒマだったとか^^;
しかもサムは制作助手にかなりなり切ってて楽しんでる♪狩りをしてなかったら映画の世界でやっていけそう。

作品中に、いろんな映画名や俳優名が出てくるので、映画や音楽に詳しい人は結構楽しいかも。中にはパロディったのもあるし。ちなみに私は詳しくないので「誰?何?」ってな感じでした^^;
16、17話が切ない話だったのに対し、18話はユーモアがあって面白い。結局このスタジオに来て1番得をしたのはディーンって感じ^^

19話では、多少の危険は覚悟の上といっても、FBIに追われてる身でよく刑務所に入ったなと感心。それもそのはず、昔父親の命を救った男性ディーコンからの頼みだったから。借りた恩は必ず返すという信念は素晴らしいけど、どうやって脱獄するの?大丈夫なのか?!と思っていたら、なるほど、最初からそういう計画だったのね~。

ずっと2人を追っていたヘンリクセン捜査官はまたもや「チクショー」って感じでしょうか。
ダニエルズという女性捜査官(多分)は、2人の過去の事件に矛盾点が多いことが気になっており、事件の裏に何かあると思っているようでこの捜査官2人はまた登場するだろうな。
脱獄したことによってますますヤバイ立場になったサムとディーン、今後は派手な調査は出来ないはずだけど、きっとまた何かやらかしてくれるはず。

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