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好きな映画や小説etc

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「夢十夜」 夏目漱石

『夢十夜』 

夢十夜

 著者:夏目漱石
 画:金井田英津子
 出版社:パロル舎




<感想>
つい最近読んだ『図書館の神様』の中で、文学に興味がない国語教師の主人公があまりにも怖くて思わず夜中に不倫相手の家に電話してしまったという『夢十夜』。夏目漱石でそんなに怖い本あったの?!なんて思った私は早速図書館で借りてきちゃいました。
いや~、『夢十夜』って短編の部類なので短編集に収録されてる本が多いのなんのって。短編集でもよかったのですが、とりあえず『夢十夜』だけが読みたかったのでパロル舎から出版されてる『夢十夜』だけの本を選びました。しかも画付きで字も大きい(笑)。この本はもしかして子供向け?!お陰でとっても読みやすかった♪

十夜の夢物語になってるのですが、金井田英津子さんの版画が雰囲気出てるんです。情景、怖さが十分に伝わってきます。
『図書館の神様』でも登場した「第三夜」、6つになる我が子を背負ってる夢なのですが、ラストには背中がゾゾゾってしました・・・。怖い。確かに怖い。一言でいうと怪談かしら。途中からもしかしてこの子は?と予想させておいて結果はやっぱりという感じなのですが、最後の1行で恐怖にドーンと。こんな夢、絶対嫌だ。一日中憂鬱になりそう^^;

「第六夜」では、運慶(鎌倉時代の仏師)が護国寺で仁王を刻んでいるという。だが見物人は明治の人間。そのうちの1人が「削って顔を作ってるのではない。木の中に顔が埋まっており、その顔を掘り出すのだ」と。それを聞いた聞き手がそれなら自分でも出来ると仁王を掘り出そうとする夢。とってもユーモアでラストのオチまで粋。こんな夢なら大歓迎♪

「第七夜」は、大きな船に乗っている男性は死ぬ決心。だが急に命が惜しくなったがすでに遅かった。目の前の死に近づくまでの後悔の念が何とも言えず、このような夢を見た日はたとえ夢でも死への恐怖と後悔で過ごしそうです・・・。
                                                   
夏目漱石の長編はかんなり昔に何冊か読みましたが、久しぶりに読んだ夏目漱石は怖かった(「第三夜」)。画に臨場感あるからなおさら。
ある小説を読んでて、その作中に出てくる本って気になるんですよね。特に面白いとか怖いとか名作だとか言われちゃうとついつい・・。「そんなにいいなら読んでみようか」なんて思っちゃう。
今回の『夢十夜』は、「第三夜」のインパクトが強すぎて他の作品がかすんでしまったかも。なので印象に残ってるのは紹介した3つの夢だけ(笑)。

ちなみに『夢十夜』が収録されている「ちくま文学の森」シリーズの『変身ものがたり』も借りてきちゃたよ♪こちらは年始にもゆったりと読もう。

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「チーム・バチスタの栄光」 海堂尊

『チーム・バチスタの栄光』 

チーム・バチスタの栄光

 著者:海堂尊
 出版社:宝島社





<簡単なあらすじ>
高階病院長に呼び出された神経内科の万年講師(不定愁訴外来)の田口。用件は、桐生率いる「チーム・バチスタ」が行う難しいとされるバチスタ手術で立て続けに3件失敗。リスクマネジメント委員会に委ねる前に、3件の調査・次回の手術観察をして欲しいと頼まれる。桐生本人から医療ミスではないと確信している、部外者の人間に調査依頼するほうがメリットがあると言われた田口は「チーム・バチスタ」の内部調査を始める。そんな時、厚生労働省から派遣された白鳥がやってきた。胡散臭い彼と一緒に捜査することになった田口だったが・・・。

<スタッフ・メンバー>
チーム・リーダー:桐生=心臓外科バチスタ手術の世界的権威。
第一助手:垣谷=医局長でもあるバイパス手術の専門家。横柄な口をきき、手術中はいたって何もしない。
第二助手:酒井=自らチームに志願した熱血漢。好青年だが外科キャリアが浅いのに執念深い。
麻酔医:氷室=特殊麻酔時では正確無比な判断をする。静かな男性で感情が把握しにくい。
臨床工学士:羽場=チーム最年長だが人工心肺のスペシャリスト。正義感が強い。
看護師:大友=技術的には前任者より上だが、彼女が入ってから失敗が続く。(前任者は寿退社)
病理医:鳴海=桐生の義弟で元は外科医。手術に立会い、踏み込んだ意見を言う。

<感想>
たまたま連続した不運なのか、医療事故なのか、悪意によるものなのかを調査するのですが、外科オンチの田口が「チーム・バチスタ」のメンバーを聞き取り調査するシーンでは誰が犯人だ?と犯人探しが結構楽しい♪だって最初の印象とは違ってくる人もいたりして、誰が犯人なのか全くわからない!個々に聞くとメンバーの評価が違ってくるのもまた興味が♪
不定愁訴外来の専任看護師の藤原さん、かつては優秀な看護師長だった時期もあったけどとんでもなくウワサ好きというウワサの持ち主。どれだけおっかないお局さん?!なんて思ってたのですが、後輩の看護師からは慕われてたりして意外に侮れない^^;その他もろもろとね。

不定愁訴外来って?と思ってたのですが、これは検査しても原因が見つからない些細な病状全般を言うそうな。陰では「愚痴外来」と呼ばれており、その名の通り患者の医療的・精神的な面々の訴え(愚痴?)を聞いてあげるというもの。ただ愚痴を聞くだけでなく、病院に対しての正直な意見もあったりして重要な役割をしてるんだなと。

そして忘れちゃいけないのが途中から登場する白鳥なんだか色んなカタカナ方式があるようでチンプンカンプン。敬語とタメ口が混ざってて、第一イメージは胡散臭い奴と思いきや・・・いや~これが結構的をついてたりついてなかったり(←どっちだよっ)
最後まで読んで、まず最初に浮かんだイメージはポワロ。いや、全然違うんだけど(笑)、風貌、そして頭脳明瞭なところは合ってるんじゃない?会話で人物の特徴を捉えてるところなんて、まさしく灰色の脳細胞。いや、やっぱ全然違うか^^;でもなんだかんだと白鳥は人を見る目があるんだな。

映画バージョンではこの白鳥役を阿部寛。田口になぜか女性の竹内結子(映画の公式HPを参考)。なぜ~??なんでこの2人を?!原作のイメージが全くないよ~(悲)。映画になると意外にこの2人はハマってたりなんかしちゃったり?うーん、どうでしょ。
その他の役柄も公式HPで公開されてますが、氷室先生にココリコの田中直樹、羽場先生に田口浩正、酒井先生に玉山鉄二って・・・。私の予想とは全然違ったよ~(泣)。
でも原作が面白い分、これをどう映像で面白くするのか超期待♪
白鳥役に阿部寛をもってきたってことは・・・もしかしてシリーズ化なんてありうるかも?!

「死の森」

『死の森』   森寃  FOREST OF DEATH

パン・ブラザース製作  「死の森」
 製作年:2007年
 製作国:香港
 監督:ダニー・パン(彭發)
 出演者:スー・チー(舒淇)、イーキン・チェン(鄭伊健) 、
       レイン・リー(李彩華)、ラウ・シウミン(劉兆銘)、
       トミー(阮民安)、ラム・シュー(林雪)、
       ローレンス・チョウ(周俊偉)

<簡単なあらすじ>
ある森で自殺者が増えており、自殺の名所となっている。迷路のようになっており一歩入るともう抜け出せない。そんな森で捜査中の刑事が心臓発作で死亡。レポーターのメイ(レイン・リー)は番組で幽霊がいるかのように伝え、テレビを観た人は恐怖を覚える。事件を担当することになったハ刑事(スー・チー)は殺人事件と考えており、森に行けば何か分かると思い1人で行くが抜け出せなくなってしまい派出所の男性ティン(ラウ・シウミン)に助けられる。その後、植物学者のホイ(イーキン・チェン)と森に行き調査、一方でホイの彼女でもあるレポーターのメイは今の立場から出世しようと考えていた。

<感想>
どこか陰があるハ刑事、仕事熱心なホイ、仕事のためなら彼氏も利用しようとするメイ、派出所にいるティンを中心のサスペンス&非科学的現象です。非科学的現象と言っても、自ら命を絶とうとしている者へ向けてのメッセージ要素が強い感じでしょうか。
ハ刑事が考える解決は意外に早く決着するのですが、これは表向きであって森の本当の真実はここから。
森で起こる現象は「こんなのあり得な~い!」と思ったりするのですが、簡単に笑い飛ばすことは出来ないんですよね。その時の感情で自ら命を経ったものは後悔の念に駆られてるってことに繋がるわけで。

「自殺者の霊はそこに魂が残り、その死をずっと繰り返す。」というティンのセリフがあるのですが、これは同監督の『the EYE【アイ】』と同じパターン。自殺は解決にならないというスタンスは一緒ですね。霊の姿も同じだ(笑)。
監督いわく今回の作品のヒントになったのは日本の樹海なんだそうな。ちなみにイーキン・チェン演じるホイの名前は沈樹海(シャム・シューホイ)。香港で樹海という名はよくあるのかな?それとも日本の樹海を意識した名なんだろうか・・。
ハ刑事、どこか陰があり何か森に関わりがあると踏んでたんだけど、私の気のせいだったの~??

観る前は森で起こる事件に対してのサスペンス(あるいはちょっとホラー系)なのかと思ってましたが、メッセージ性が強い作品でした。

「一瞬の風になれ」 佐藤多佳子

『一瞬の風になれ 1(イチニツイテ)・2(ヨウイ)・3(ドン)』     

一瞬の風になれ 第一部  --イチニツイテ-- 一瞬の風になれ 第二部 一瞬の風になれ 第三部 -ドン-

著者:佐藤多佳子
出版社:講談社

<簡単なあらすじ>
天才的な才能を持ったサッカー選手の兄を持った新二は、高校入学をきっかけに兄とは違い才能がないサッカーをやめ陸上部に入った。幼なじみの連も一緒に入ったが、こちらは天才的な才能を持っていながら真剣さが見えない。陸上部に入り、チーム・ライバル・恋などを通し、大きな何かを手に入れた新二だった。

<感想>
ガッチガチの陸上青春モノです。もうコッテコテ(笑)。3巻あるのですが、途中までは陸上部に入った新二の日記を読んでるみたいな感じ。
内容の殆どが「走る」という事柄についてなんだけど、その中に陸上部のメンバーの絆、ライバルとの出会い、そしてほのかな恋・・・もうなんて青春なんだろう。
「俺なんか・・」といつも自信がなく緊張するとお腹の調子が悪くなる新二、生まれつきのスプリンターの連の成長を見守る顧問のみっちゃんこと三輪先生。自身も学生時代にやっていた陸上に対しいろんな思いがあり、ずっと陸上に携わっている。
兄、友人と天才的な才能を持った人物がすぐ身近に2人いる中での新二の成長、これはやはりみっちゃんのおかげか?「コンプレックスは使い方次第ですごい武器になる」なんていいこと言ってるし。
正直、先生をはじめ、登場人物のほとんどがいい奴ばかりなんで波乱なんて二の次。
だからその中での成長は微笑ましく感じる。というか安心して読んでられる。恋愛に対しても今時の高校生とは思えないほど純情だし。1人ぐらいとことん嫌な奴がいてもいいのになんて^^;
同じ高校生でも『恋空』とはえらい違う(笑)。←映画ではなく小説の方

密かにいい味出してるのがスポーツをする2人の息子を献身的に支える母親。ここまで強力な身内サポーターってちょっと素敵♪施設応援サイトを立ち上げてるだけでなく、BBSも関係者でにぎわってるところが笑えた~。つくづく陸上部の関係がとってもいいことがわかります。
最後には陸上を全く知らない私でも、最後は自分までもゴールした気になってしまった・・・。
全くスレてない高校生たちの純粋な陸上生活にかける想い、これぞまさしく青春!小説でした。

「図書館の神様」 瀬尾まいこ

『図書館の神様』   
   
図書館の神様

 著者:瀬尾まいこ
 出版社:マガジンハウス





<簡単なあらすじ>
22歳の清(きよ)は、18歳までは名前の通り清く正しい人間だった。一番誠実だったバレー部で、チームメイトが自殺したことにより住んでいた土地を離れ、地方の大学に進んだ。そしてどの教室からも海の見える高校の国語の講師になった。なぜか文学部の顧問になってしまうが、そこで1人の部員垣内くんと出会う。

<感想>
高校時代のチームメイトの自殺をきっかけに描いていた未来を方向展開してしまった清。そのせいかとってもゆるく投げやりな感じで授業、そして文学部の顧問をしていくのですが、『図書館の神様』というタイトルだけで借りてしまった本で、自殺や不倫が盛り込まれてるとは全然思いもしなかった・・・。

両方ともそれがテーマになってる訳じゃないのですが、チームメイトの自殺をきっかけに今の清がいるわけで、そんな清が一番落ち着くのが不倫相手といる時という。この2つが根底にありながら、ストーリー中盤は全然重くない(と言いつつも最後にはぐっと引き戻されますが)。清と垣内くんの文学部顧問と部員(国語教師と男子高校生)という間柄の会話がどこか楽しい。国語教師なのに文学に対する想いがあっけらかんとしてて全体的にとても読みやすい♪

文学を深く考えてなかったのに、垣内くんとの出会いで文学を楽しむ、そしてスポーツを楽しいと感じるようになった清。垣内くんとの出会いで清のゆったりとした変化は今後の生活の変化に繋がっていくのでしょう。ラストのある人物からの手紙では目頭がちょっと熱くなった・・。これが清にとって新たな道を進む糧になったのでは・・なんて思っちゃたり。
正直、清の不倫相手はどーかと思うのですが、不倫という不条理な関係は2人には似合わなかったこと。

文学部の発表での垣内くんの言った文学を読んでできること(すること)。いや~まさにその通り。読書の楽しさっていつどの時代であっても、奇想天外な内容であってもその内容の世界にあたかも自分がいるような気になってしまう。夢冒険物語だと主人公と同じ体験をしたかのように思う場合さえあったり。

そういや図書室の本の整理をするシーンがあるのですが、図書の十進法が高校生にとってわかりづらいというくだりがあるのですが、言われてみればそうかも。図書館を頻繁に利用する者・図書館で働いたことがある者にとっては当たり前のようになってますが、中高校生の時は確かに迷った~。
小学生から図書館は利用してますが、カード検索からネット検索、さらには自動貸出機などもあり、図書館もかなり近代化されました。設備は公共より大学図書館の方が充実しつつあるようような気が・・・。
最近の大学は羨ましい!AVコーナーが充実してるし図書も新刊小説がどんどん入ってくる(大学によるけど文学部がある規模の大きい大学は区図書館より規模が大きかったりして?!)。しかも公共より待ち人数が少ないし。
今現在学生の皆さん、在学中は図書館を思いっきり利用しましょう!!

「シスターズ・イン・クライム」

『シスターズ・イン・クライム』  SISTERS IN CRIME       

編者:マリリン・ウォレス
訳者:山本やよい他
出版社:早川書房 ハヤカワ文庫


『殺し屋ザック』 テリー・ホワイト
『犯行現場』 キャロリン・ウィート
『センテンス』 マリリン・ウォレス
『ばかな男』 ジュリー・スミス
『消えた遺言状』 シェリー・シンガー
『愛していたから』 サンドラ・スコッペトーネ
『いたれりつくせりの夜』 ギリアン・ロバーツ
『いつもこわくて』 ナンシー・ピカード
『封印された墓の謎』 エリザベス・ピーターズ
『ピエトロのアンドロマケ像』 サラ・パレツキー
『孤独な人々』 マーシャ・ミュラー
『家出』 バーバラ・マイケルズ
『被告側の弁護人』 ライア・マテラ
『ブルー・キュラソー』 スーザン・ケリー
『絆』 フェイ・ケラーマン
『屋根から落ちて』 スー・グラフトン
『荒れ模様』 ミッキー・フリードマン
『安全はどこにもない』 スーザン・ダンラップ
『自然に……』 ドロシイ・ソールズベリ・デイヴィス
『シーザーと眠り』 メアリ・シュラ・クレイグ
『おいで、おばあちゃんのところへ』 ドロシー・キャナル  
『ラッキー・ペニー』 リンダ・バーンズ

ミステリやサスペンスを書いているアメリカ女性作家たちが収録されたアンソロジー。この中からいくつかを紹介。
『殺し屋ザック』殺し屋ザックと家出少年ジェイミーがひょんなことから食堂で出会う。仕事に命(ライフ)を懸けてるザックと人生(ライフ)から逃げてるジェイミーの話なんですが、少年の行く末はもう決まったもんです・・・。

『犯行現場』初めて殺人事件に遭遇した新米女性警官。指紋係や写真係たちはジョークを飛ばしながら自分の仕事をするだけ。現場に来た老刑事は「死体を見てどう感じたか。犠牲者を悼む心がなければ事件は解決しない」という教訓を教わる。このことで全ての事件が解決するわけじゃないけど、新人警官は大事なことを一つ教わったって感じでしょうか。

『ばかな男』弁護士のレベッカのところに元カレから自身の遺言状について電話がかかってきた。その晩元カレ夫妻は死に、翌日元カレの遺言状が届いた。重い病気にかかってる赤ちゃんに遺産を残して亡くなった元カレ夫妻には腑に落ちないことが多すぎ、レベッカは真相を究明するが・・・。真相は悲しい内容なんですが、最後の最後まで引用句を残す元カレの自己心酔に対しレベッカの一喝でシメてるのがいい(笑)。

『愛していたから』高嶺の花であるカレンとデートをすることになったジェフ。実はカレンもジェフに惹かれており2人は付き合うことになったが・・。ジェフは何かあるとすぐ悲観的に思い込むようで、ちょっと度を越してます。美人の彼女を持つと心配になる気持ちはわからないでもないけど、結果はただの嫉妬深い男ではなく、愛していれば仕方がないという(何をしてもいい)と考えてることがよ~くわかります。怖い怖い・・・。内容的にはどこにでもいそうなカップルの話のようですが、片方の情が異常な程強すぎると結果は最悪なことになるという話でした。

『いたれりつくせりの夜』女性を性的に軽視してる中年男のもとに、美しい女性が近づいてくる。女性は中年男を知ってるようだが中年男は覚えがなく、女性からのナンパとも言えるゲームだと思った中年男は相手の調子に合わせることにしたが、この日から中年男の生活は一変した。手の込んだ復讐劇の話なんですが、中年男が学生時代にしたこともかなりヒドイけど、大人になった分、女性の復讐もかなり強烈です。皆さん、知らない綺麗な女性から声を掛けられたら警戒しましょ~。

『ピエトロのアンドロマケ像』V.Iの友人ロティが厄介ごとに巻き込まれ殺人容疑で逮捕された。V.Iは友人を助けることが出来るのか。これはロティが中心に描かれており、V.Iの出番は少なめ。それはそれでいいんだけど、被害者の子供たちのおバカさんぶりがちょっと痛い・・・。

『孤独な人々』あるアパートで3人が空き巣に入られ、その3人は同じデート仲介所の会員だった。私立探偵のシャロンは、デート仲介所の会員になり事件の捜査をするというもの。個人的にユーモアっぽくベタに終わらすありがちなラストが好き(笑)。

『家出』しっかりものの15歳のメアリーと17歳間近の姉アンジーは家出をした。疲れた2人は空き家に行くことにしたが、そこに1人の痩せてる少年がやってきた。うーん、途中から少年は○○なんだろうと予想は出来たものの、こういう類は悲しい。ラストの言葉の意味は一体・・・。 

『被告側の弁護人』妻殺しの容疑で逮捕されたジャック。弁護するのは元妻だった。なんて仕事熱心な女性だと思ってたら・・・。うーん、有能(?)な弁護士の妻を持つもんじゃないです。

積読本を地道に、そして順調に消化していってるのはいいのですが、今度は感想を書くのが追いつかない^^;1冊読み終えたらすぐ次の本へ・・・を繰り返してるうちにいつの間にか読んだけど感想がまだまとまらないという本がたまっていってる・・・。しかも読み終えてから数ヶ月経ってるため、感想を書くのももう一度パラパラと読み直さないと思い出せない始末。この『シスターズ・イン・クライム』もその1冊。後半部分は思い出すのが面倒で感想も中途半端になっちゃったよ(悲)。
読んだら覚えてるうちに感想を書かなくちゃ!と思ってはいるんだけど、思ってるだけ・・。備忘録ブログなのに全然意味なくなってる~(泣)。年末年始の休みにはなんとか感想をまとめよう! ってその頃にはますます内容忘れてるって(笑)。

「ブランディングズ城の夏の稲妻」 ウッドハウス

『ブランディングズ城の夏の稲妻』  SUMMER LIGHTNING

ブランディングズ城の夏の稲妻
 著者:P・G・ウッドハウス (Pelham Grenville Wodehouse)
 訳者:森村たまき
 出版社:国書刊行会 ウッドハウス・スペシャル   





<簡単なあらすじ>
エムズワース卿の恐るべし妹レディー・コンスタンスは、姪のミリセントと甥のロナルドを結婚させたがっていた。が、2人にはそれぞれ自分が選んだ相手がおり、エムズワース卿の同意を得ようと奮闘する。そんな中、ブランディングズ城ではエムズワース卿の弟ギャラハッドが波乱に満ちた生涯の回想録を執筆中で、それを世に出されては困る者もこれまた奮闘。元秘書であるバクスターが巻き込まれたり、探偵が登場したり、エムズワース卿の大事なエンプレスが誘拐されたりと、関係者が皆それぞれ問題を大きくしていき大騒動となる。

<感想>
文藝春秋の『エムズワース卿の受難録』が短編集だったのに対し、今作品は長編。
実際は長編としては3作目の作品だそうですが、この3作目こそがブランディングズ城ものとして十分特徴が備わってるんだそうな。短編ものはエムズワース卿と次男フレディが主となる話だったのですが、長編ではエムズワース卿の周囲の人物たち(甥・姪・弟・秘書などなど)が巻き起こすドタバタ劇場となってます。

元秘書のバクスター、『エムズワース卿の受難録』に引き続き懲りずに登場。いくらレディー・コンスタンスに頼まれたからって、あんだけ嫌な目にあったのによく登場したもんだ。幻覚をみるというレッテルがまた貼られるというのに・・。
植木鉢を投げ込むというくだりは、たしか『エムズワース卿の受難録』でも語られてたっけ。ここでエムズワース卿はバクスターに対し不満をタラタラと語り、ブランディングズ城から出て行くよう断固とした態度で闘っていたのに、今作品ではあまり発言はせず城主なのに目立たない・・(悲)。その代わりといっちゃなんだけど、弟のギャラハッドも個性的な人物だと判明。

本来は単純な恋の系図なのに、それぞれの思惑や復讐から互いを騙し合い、複雑な人間関係になっていってるのはいつものこと(笑)。それがまた輪をかけたように面白さを倍増させてるんだけど♪
今回の執事ビーチは地味ながらなんかジーヴスみたいだぞ(といっても心の中は穏やかじゃないけど^^;)。
ふと思ったこと。舞台となってるブランディングズ城は高台の丘に建てられており、イギリスらしい大庭園を持ち小動物たちが走り回っているという。想像しただけで行ってみたくなっちゃう♪

訳者あとがきの次ページに「エムズワース伯爵一族家系図」が載ってるのですが、クラレンス第九代伯爵(現エムズワース卿)って13人兄弟だったんだ!そりゃ甥や姪が多くて当然だわ^^;このブランディングズ城シリーズでは今作品以外の甥・姪が登場したり、さらに他シリーズの主要人物が登場したりと今後も楽しみだわ♪
ちなみに刊行予定の『ブランディングズ城は荒れ模様』では本書の10日後に設定されており、続編となってるようです。

「潜入黒社会」

『潜入黒社会』  知法犯法  COP ON A MISSION

潜入黒社会
 製作年:2001年
 製作国:香港
 監督:マルコ・マク(麥子善)
 出演者:ダニエル・ウー(呉彦祖)、エリック・ツァン(曾志偉)、
      クワン・サウメイ(關秀媚)、デヴィッド・リー(李尚文)、
      ン・チーホン(呉志雄)、ラム・シュー(林雪)、
      トニー・ホー(何華超)   

<簡単なあらすじ>
警官のマイク(ダニエル・ウー)は、パトロール中にある店で銃撃戦の末、弾を全部使ってしまい、父の親友だった上司のチャン警部に休暇を取らされることに。憂さ晴らしにゲーセンでゲームをするが、偶然にも対戦者はマフィアの大幹部ティン(エリック・ツァン)だった。そんな時、チャン警部から洪興社への潜入捜査を言い渡されるが、洪興社とはティンのいる組だった。マイクは潜入捜査をするうちに、マフィアの世界にハマりのし上がっていくが、その先には・・・。

<感想>
新作だった頃からずっと気にはなっていた作品。潜入捜査といったら思い出すのは『インファナル・アフェア』シリーズ。内容的にカブッてて面白くないんじゃないかと・・・『インファナル・アフェア』以上に面白い作品なんてありゃしないだろうと思ってたのですが、全然内容が違った上に、面白かった~♪
潜入捜査マイクに感情移入することは全くなく(笑)、マフィアにハマっていく姿が淡々としてていいかも。最初に結末がわかっているせいか目新しい発見はないんですが、悪に溺れていく姿は、ある意味素直な欲のような気がしてどこか憎めない。ただ真の悪になるにはちょっと器が小さすぎて急ぎすぎたという感じ。
子供の頃、両親の死で伯父に引き取られ家では居場所のないマイク。貧乏がイヤだという気持ちがマフィアという形でのし上がってしまったのね・・・。

シャワーのシーンではダニエル・ウーの後姿のヌードがあり、ファンにはたまらない?!しかもシャワーシーンが結構長かったりして。しかしティンの奥さんポーリーンが着替えてる時、偶然見てた半顔がちょっと怖い^^;しかも挿入曲までなんかエロいぞ。

そうそう、『欲望の街』シリーズのBさんことン・チーホン、ここでもやっぱりマフィアの幹部なんですね(笑)。厳しいけど実は心優しい父親役ってのはないのかね?
気になったのはエリック・ツァンの眉毛。こんなに太かったっけ??いや、思いっきり描いてるよ~^^;なんだか余計に愛くるしくなっちゃってる。

マフィアの大幹部ならギャンブル好きの奥さんを持つもんじゃない、そしてマフィアはやはり人望がなくっちゃダメだってことがよ~くわかりました。ツメが甘い潜入捜査官マイク、世の中そんなに上手く行く訳がない!というそんな潜入捜査モノも結構面白いです♪

「かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート」

『かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート』  龍虎門  DRAGON TIGER GATE

かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート スタンダード・エディション [DVD]
 製作年:2006年
 製作国:香港
 監督:ウィルソン・イップ(葉偉信)
 出演者:ドニー・イェン(甄子丹)、ニコラス・ツェー(謝霆鋒)、
      ショーン・ユー(余文樂)、 ドン・ジェ(董潔)、
      リー・シャオラン(李小冉)


<簡単なあらすじ>
龍虎門のタイガー・ウォン(ニコラス・ツェー)は、香港を仕切る江湖のボスであるマー・カンの手下とレストランで正義感の強さゆえにいざこざを起こすが、そこに割って入ったのはマーのボディガードのドラゴン・ウォン(ドニー・イェン)。タイガーよりはるか強いドラゴンだったが、この時は手を抜いた。その時タイガーの仲間が江湖の大事な令牌を何気に持って帰ってしまう。その夜、タイガーは日本料理店で鉢合わせたドラゴンに令牌を取り返され、さらに偶然違う部屋におり巻き添えをくらったターボ(ショーン・ユー)と知り合いになる。その日本料理店で偶然仲間が拾ったものは、幼い頃に分かれた兄のものだった。
※令牌とは、一台犯罪組織「羅刹門」との提携を示す大事なもの。

<感想>
ここで龍虎門の説明を少し。
ホンロンとフーフーという武術家兄弟が開いたもので、暴力に苦しむ人々に武芸を学ぶことを勧めたり、身寄りのない子を引き取り武術を教えた。こうして龍虎門は正義の象徴となり、若者たちはこぞって入門(又は親が入れる)。要は武術は人を守るためにあるということ。後に、フーフーの長男はある出来事で龍虎門を離れることになり、次男は龍虎門の一員として正義感あふれる青年になっていた。

なんでも香港では国民的人気があるマンガ『龍虎門』を映画化したのだそう。人気があるのもわかるような気がする。
94分という短さだけあって、スピード感がある!カンフーアクションも最初から見せてくれ、最後の最後まで目が離せませんでした。そんな中、日本料理店でのアクションシーンを各部屋の上から撮ってるシーンはいいね~♪ドールハウスを上から見てるような感じ。
シャオランが階段で数珠を拾ってる分割の撮り方もなんだか新鮮。
全体的に観てる側に飽きさせることなく、ドニー・イェンのカンフーアクションも魅せる魅せる♪身内に何があっても守る姿勢のドニー・イェン演じるドラゴンはかっこいい!!
ラストは普通だったけど、それでもミーハー的なパッケージとは違い、CGを取り入れながらもアクションに軸をおいてて見所がたくさん♪
思ってたよりも楽しめたのですが、どうしてみんな前髪が長いの?なんで?

「西遊記リローデッド」

『西遊記リローデッド』  情癲大聖  A CHINESE TALL STORY

西遊記 リローデッド [DVD]
 製作年:2005年
 製作国:香港
 監督:ジェフ・ラウ(劉鎮偉)
 出演者:ニコラス・ツェー(謝霆鋒)、シャーリーン・チョイ(蔡卓妍)、
      ファン・ビンビン(范冰冰)、チェン・ボーリン(陳柏霖)、
      ケニー・クワン(關智斌)、スティーヴン・チョン(張致恒)


<簡単なあらすじ>
莎車の町に経典を取り来た三蔵法師(ニコラス・ツェー)・悟空(チェン・ボーリン)・猪八戒(ケニー・クワン)・沙僧(スティーヴン・チョン)の4人。だがここは妖怪の町で三蔵を狙っていた(三蔵法師の肉を食べれば不老不死になれるらしい)。悟空の力によって三蔵自身はその場から逃れることが出来たが、悟空らは捕らわれてしまう。一方三蔵は別の場所で妖怪の美艶(シャーリーン・チョイ)に惚れられてしまう。そして美艶と一緒に悟空らを助けに向かう話になるが・・。果たして悟空らを助けることは出来るのか?また美艶との恋の行方はどうなるのか?

<感想>
三蔵法師たち4人が莎車の町に着いたところから、これは西遊記じゃないなと(笑)。
ファンタジーのようなSFのような・・・。『スパイダーマン』の衣装は投げやりっぽかたったけど、『スターウォーズ』ばりのSFは頑張ってました(笑)。最後の方は一体何の映画なのが訳わからなくなっちゃうほど。西遊記が一応ベースなのにいろんなことを取り入れすぎだって~。

三蔵だけが出ずっぱりで悟空たちは一体どこに?と思っていたら、そんなところにいたんだ。ってずっとそこに?!三蔵は色んな体験をしてたのにいうのに、他の3人はそんなところに・・・。途中、どこにいるんだろうとずっと思ってました。出番が少なすぎだよ~(悲)。
そしてお釈迦様、あなたの登場には驚かされました(笑)。

前から少しだけ思ってたのですが、チェン・ボーリンと金城武はなんとなく似てるな~なんて(え、似てない?)。『西遊記リローデッド』を見て、やっぱり似てると確信。金城武の顔を可愛らしくするとチェン・ボーリンって感じかしら。私の好みってソース顔?←ソース顔って・・・古っ! でもチャン・チェンや小春さんは別に濃くないしな~。
悟空が三蔵法師に渡した如意棒、使う時は「1万年 愛す」、止める時は「愛してない」と言うのですが、そういや『恋する惑星』で金城武のポケベルのパスワードが「1万年 愛す」だったような・・・。香港では「1万年 愛す」という言葉はキーワードに使われる定番中の定番なの??

三蔵法師とメイイムが一緒にいた山に囲まれた場所、ここの景色は良かったな~。まさかCGじゃないよね?!人間の三蔵法師と妖怪の美艶の恋愛がメインになってるのですが、一番良かったのは久石譲さんの音楽だったりして(笑)。

「スーパーナチュラル」シーズン2 Vol.5

『スーパーナチュラル シーズンⅡ』 SUPER NATURAL #10・#11

SUPERNATURAL スーパーナチュラル (セカンド・シーズン) コレクターズ・ボックス1

 製作:2006年~
 製作国:アメリカ





※順を追って感想を書いてるため、前回までのネタバレが含まれてます。


第10話:悪魔の計画(「遺言」)
スコットは1年前から偏頭痛が始まり、その後触っただけで感電させられる能力がついた。そして夢の中に現れる黄色い目の男がいろいろ命令するという。黄色い目の男は計画があるらしいと医師に話した帰りに刺殺されてしまう。一方ディーンは父親が死に際に言った言葉をサムに話してしまい、今は狩りは止めておこうと言うが、サムは自分自身の問題解決のために1人で行動する。自分のような超能力者を探していたらスコットに行き当たった。その時、ディーンを夢で見たという女性エバが現れるが、サムはなぜかヴァンパイアハンターのゴードンに命を狙われる。その後エバが行方不明に。

第11話:禁じられた遊び(HPでは「空想の友達」)
エバの行方を捜してると、1930年に開業し廃業間近のピアポント・インで起こった事件を知ったサムはディーンと一緒に捜査することに。ホテルの主スーザンは気さくで良い女主人だが、廃業するにあたった関係者が犠牲者となる事件が起こったことから、廃業に反対するものの犯行だと2人は考えるが・・・。
ディーンがサムに父親の言葉を言ってしまったのはなぜなんだろう?どんな成り行きでこういう話になったんだっけ?9話の内容を忘れちゃった^^;
このことを聞いてからサムは自身の問題解決のため、自分と同じような能力を持ってる者を探すと・・・いるんだな。しかもサムと同じ能力でサムが思ってたパターンから外れてる。
死んだスコットが残した音声テープからある事を知ったサムとエバなんですが、ここで久々ヴァンパイアハンターのゴードン登場(シーズンⅡの3話にて登場)。今まで根に持ってたのか?と思ってたらどうやら職業柄からのことらしい。なんて仕事熱心な男なんだ。
ゴードンが登場するってことは、これからも過去に登場した人物が再登場するのかな?というかゴードンがいずれまた登場しそうな予感・・・。

11話では、ディーンは舞台となるホテルを「寄宿舎風お化け屋敷」と言ってますが、私にはとってもステキな外観に見えるんだけど。なんか日本人とアメリカ人の感覚の差を痛感~。
ディーンとサムが宿泊しようとすると、ゲイと勘違いされることが前にもあったのですが、確かに兄弟には見えない(というか全然似てない)。男前2人だと勘違いされても仕方ないか^^;
人を救ったら自分の運命を変えれる思ってるサム、ディーンにある約束をさせてしまうこともあり、よほど悩んでるんだ・・・。

この11話は結構意外な結末でした。ぼーと観てたので伏線があったのかもしれませんが、ラストに近づくにつれ「そうなの?!」と思っちゃった。人形が多く、ただでえさえ不気味な雰囲気。こういう話はリアルっぽくてついついのめり込んじゃう。なんだか悲しすぎる・・。

このVol.5では未公開シーンが収録。あの髪型がステキな(えっ?)アッシュのちょっとした秘密が♪これからもアッシュから目が離せません(←これはウソ。この回に登場するまですっかり忘れてました(笑))。

「ヴィクティム」

『ヴィクティム』   目露凶光  VICTIM

ヴィクティム  製作年:1999年
 製作国:香港
 監督:リンゴ・ラム(林嶺東)
 出演者:ラウ・チンワン(劉青雲)、レオン・カーファイ(梁家輝)、
      エイミー・クォック(郭藹明)、ライ・ユーチョン(黎耀祥)、
      コリン・チョウ(鄒兆龍)、エイミー・クワン(關寶慧)


<簡単なあらすじ>
ある駐車場から3人の男を乗せた車が猛スピードで出てき警備員を轢いて逃走。残された車の持ち主マー(ラウ・チンワン)が犯人かと思われたが、駐車場の防犯ビデオで誘拐されたことがわかった。マーの家に電話が入り、同居してる彼女エミー(エイミー・クォック)が出ると犯人はマーの居場所を告げる。エミーと捜査にあたってる刑事ピット(レオン・カーファイ)が向かった先は一家心中があり廃墟となった幽霊ホテルで、そこの壁には「願此刻永留(時間よとまれ)」という不気味な文字が書かれていた。その後救出されたマーだったが人格が変わってしまった。

<感想>
救出されたマーがお酒を飲んでから不可解な現象が起こるのですが、怖い目に遭うと行動がおかしくなると刑事たちは納得。ただビーだけは幽霊にこだわりがあるようで。
全体的にちょっとツメが甘い感じがし、サスペンスとしてもイマイチ緊迫感がないかも・・なんて思ってたのですが、意外にラストはビックリ。
途中まで「このパターンはもうないだろう、ってことはサスペンス路線か?」と思ってたのに、最後は「結局このパターンだったの?!」って感じでしょうか。←ラストと言っちゃうとネタバレになってしまうのでこんな曖昧な言い方になってしまい、観てない人には何のことがさっぱりだろうな^^;
このような結末をしたことにより、マーの行動のどこまでが正気だったのかを考えると頭がごっちゃになりそう~。だってこの結末はないだろうと思ってたので、途中からマーの行動はさほど気にしてなかったよ(困)。おそらくもう1回観たら伏線がわかって面白く観れたかも。

結末とは関係ないですが、ピットの不思議。
タバコの火を靴で消し、そのまますぐ胸ポケットに入れるのって・・。側にある車からオイルがもれてたのでそのままポイ捨てしなかったんだろうけど、ポケットに直接入れるって、どうなの?もしかしてシケモクするつもり(笑)?そんなにすぐ入れちゃ余熱が残っててポケットが熱くならない?それとも靴で上手に火がついてた箇所だけをちぎったのか?この行動には疑問だらけですわ^^;
そしてもう一つ、ピットの私生活も波乱なのか?と思わせる展開、誘拐事件と並んでもう一つのストーリーがあるのかと思っちゃったじゃないか~。だのに、だのに・・・こんな小芝居嫌だ~(笑)!

そうそう、この映画でマー役のラウ・チンワンの実生活での奥さんが、エミー役のエイミー・クォックだと初めて知りました。ラウ・チンワン&エイミー・クォック夫妻が競演してたんですね。競演時にはもう結婚してたのかな?
この2人の演技は良かったです♪特にラウ・チンワン。ラブストーリーよりもこういう役のほうがハマってる?!

全体面積に対しパソコンディスプレイ画面が小さいことや、電話の子機の大きさが目立ってたのですが、製作年を見ると1999年。・・納得。
レンタルショップで新作にする場合、製作年も考慮して欲しいなと思うのは私だけ?DVDとしては新作でも内容が新しくないよ(泣)。

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