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「図書館戦争」 有川浩

『図書館戦争』    

図書館戦争
 著者:有川浩
 イラスト:徒花スクモ
 出版社:メディアワークス   
 




<簡単なあらすじ>
「メディア良化法」が昭和最終年度に成立・施行。昭和の政界七不思議の一つとまで言われたこの法に対抗して成立したのが「図書館の自由法」。これら両方の施行から30年経過した現代、正化31年が舞台。
あらゆるメディアの良化を目指し、公序良俗に反する書籍や作品などを取り締まる「メディア良化委員会」、規制に関係なくいろんなメディアを市民に提供する図書館はメディア良化委員会に対抗できるよう防衛・警備するように。笠原郁は高校生の時に検閲対象本を購入しようとした時、良化隊員から助けてくれた図書隊員に憧れて入隊する。なんとしてでも本を守ろうとする主人公たちを描いた作品。

<感想>
3ヵ月ほど前に図書館で予約してたのがやっと手元に。読み始めは登場人物(特に笠原郁)の会話から、こりゃ若者向けかなと思いつつ読んでると・・・面白くて最後まで一気に読んでしまいました^^;

「図書館の自由に関する宣言」 
一、図書館は資料収集の自由を有する。
二、図書館は資料提供の自由を有する。
三、図書館は利用者の秘密を守る。
四、図書館はすべての不当な検閲に反対する。
図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。

これが目次になっており、ちゃんとそれぞれに関するストーリー構成になってるのには感心。
「狩られた本が必ず読める」ということで、公共図書館は常にメディア良化委員会の検閲に狙われることになり、良化隊員と図書館員が抗争し死傷することも一般的になってるという設定は突拍子ないなと思いつつも結構現実に近い部分も。蔵書装備はアウトソーシングだったり、「図書館は利用者の秘密を守る」では連続殺人事件を起こした容疑者少年の貸出記録をめぐり図書館が協力するかしないかがテーマだったり。
検閲で狩られる本が多く、本が高価格化してると資料収集の自由を有する公共図書館の需要が高まったりするのも納得。

そいうや日野図書館や中小レポートってどこかで聞いたことがある。確か学生時代、図書館司書を取得するための授業で習ったような気がするんですが詳細は忘れちゃった。移動図書館で有名な図書館ですが、「日野の悪夢」として登場するなんて^^;

図書館を守る!というのをベースとしながらも、上司、友人、ライバルとのやり取りは笑えて面白いかも。笠原郁、堂上、小牧、柴崎、手塚、玄田などなど、登場人物のキャラがこれでもか!というぐらい個性があり風貌を想像しながら読んでました^^
憧れの図書館隊員も誰なのか薄々わかりますが、この憧れの相手側の心情が語られるシーンでは感動と納得。かと思えばヘリまで出動する襲撃戦があったりと、笑いあり、ハラハラ感ありの楽しい1冊でした。
『図書館内乱』も図書館で予約したのですが、いつ手元にくるやら・・・。

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「スーパーナチュラル」シーズン2 Vol.3

『スーパーナチュラル シーズンⅡ』 SUPER NATURAL #6・#7

SUPERNATURAL スーパーナチュラル (セカンド・シーズン) コレクターズ・ボックス1

 製作:2006年~
 製作国:アメリカ





※順を追って感想を書いてるため、前回までのネタバレが含まれてます。


第6話:壁の中の殺人鬼
エレンとジョー親子が大ゲンカ。フィラデルフィアで80年の間に同じビルで6人の若い金髪女性が消えており、それをジョーが1人で調べ真相究明しようとしてることに、これ以上家族を失いたくないエレンはその行動に大反対。その場に居合わせたサムとディーンが調査することになるが、ジョーが母親を騙してそのアパートを借りにきてしまった!

第7話:容疑者
指紋が照合しディーンに殺人容疑がかかってしまう。しかしディーンは法律上“死亡”してることになっており、どうやって死を偽造したか、また状況証拠だけの殺人事件解明に警察は2人を追及する。凶器も動機も立証できない警察を前に、ディーンはどうなってしまう?
母親にベガスに行くという書き置きをして出てきたジョー、しかもバレないようにカード使用の記録をアッシュに頼んでくるなんてなかなか悪知恵が働く活発で口も達者なお嬢さんです。自分と同じ道をたどってほしくないディーンはいろいろとジョーに言うものの全く聞く耳持たず。
ジョーとディーンには共にハンターの父親を亡くしたという過去を持っており、ジョーが狩りをしたいという思いがなんとも辛い・・。と思ってたらエレンからジョーにある真実を知らされる。なるほど、そういう過去があったのか。ディーンとジョーのがメインのストーリーが出来そうな予感と前回書きましたが、こりゃなさそうだわ。
ところで作中に名前が登場するH・H・ホームズは実在した伝説の犯罪者で、このドラマで言われる遺体はセメント詰めだとか、殺人の館には隠し扉や仕掛けなどがあったとかは全て本当のことで、館の写真まで実物を使ってます。ってことは、このアパートは殺人の館が舞台ってこと??

7話は怖かった・・・。振り向けば急にそこに霊がいるのはベタだけど、やっぱり心理的に怖い。
カード詐欺に不法侵入、墓あらしを今までしてきたディーン、冒頭に今まで扮した職業や偽造の名前などがざっと紹介されるのですが、いろいろあったな~。
2人が超常現象の事件を追うのと、ディーンに殺人容疑がかかってしまうという2つの事が冒頭で同時進行に進んでいってます。もともとディーンは女性を拷問して殺した容疑がかかっていたが法律上“死亡”したことになってるんですよね(Ⅰの15話で判明)。
結局ディーンは“死亡”したまんまなんだろうか・・・。それとも死を偽造してたということで“死亡”は撤回されるんだろうか。謎だ。

おまけ:
「女性刑事、誰かに似てない?」「さあ?」「ところで腹減った、緑の豆のスープが飲みたくなった」  
えっ?えっ??そうだったの?ビックリ!なるほどね~。よ~く考えたら粋な会話だ。

「マリナー氏の冒険譚」 ウッドハウス

『マリナー氏の冒険譚』 THE EXPLOITS OF THE MULLINERS

マリナー氏の冒険譚 (P・G・ウッドハウス選集 3)
 著者:P・G・ウッドハウス (Pelham Grenville Wodehouse)
 編訳者:岩永正勝/小山太一
 出版社:文藝春秋 P・G・ウッドハウス選集Ⅲ   
 




<感想>
P・G・ウッドハウス選集の第3弾。
ミスター・マリナーがバー・パーラー「釣遊亭(アングラーズ・レスト)」で、夜ごと自身の甥や姪などマリナー一族の珍談奇談を仲間が話してるのを割り込んで聞かせるというもの。ただ語り手はミスター・マリナーではなく謎の人物。第1話でミスター・マリナーと初めて会った人物がずっと語り手になってるようです。
ウッドハウスによる序文からもう面白い!『マリナー氏の冒険譚』を書くにあたってという内容だけでなく、読むにあたっての注意事項もちゃんと記載されてるんだから。
「釣遊亭」の客たちは名前で呼ばれることはなく、「釣遊亭」の女性従業員はそれぞれのお気に入りの飲み物の名で呼ばれてます。“ジン・アンド・ジンジャーエール”“ウィスキー・サワー”“ジン・トニック”などなど。ちなみにミスター・マリナー自身はホット・スコッチ・アンド・レモンをずっと飲んでるような。

ここでマリナー一族をざっと紹介。
甥のジョージは極度の吃音に悩まされている青年で、クロスワードという趣味が同じスーザン・ブレイクに恋をする。クロスワードが趣味の2人だけあって会話が単語だらけで面白い。

従妹のウィッカムの娘ロバータは近づく男たちをこっぴどい目に遭わせ、なかなか結婚しない(というよりできない)女性。このロバータ・ウィッカムはジーヴスものにも登場し、ここでもロバータは勝手気ままな性格を発揮してたっけ。今回はロバータに恋する男性が登場するのですが、ロバータの言動にみな痛い目にあってしまい、男性の方から離れていってしまう。ロバータ自身はその男性とまた会いたいと思った時はもう遅いっていうパターンの繰り返し。このロバータの冒険談というか彼女に恋してこっぴどくやられる男性が3人登場。そして母親も登場。ロバータの性格は母親譲りといっても過言ではない?!親子共々一筋縄ではいかない!

マリナーの弟であるウィルフレッドは医薬品の発明家で、その薬によって好きな女性に嫌われたり好かれたり・・・。結果は薬のおかげで万々歳なわけだけど、のちのちウィルフレッドが作った薬がとんでもないことに。

甥のオーガスティンは柔弱で無気力な副牧師。上司の牧師の娘と恋仲になり、そのことを牧師に認めてもらいたいと思ってる時にウィルフレッドの妻から(オーガスティンからみると叔母)ウィルフレッドが発明した強壮薬が送られてくる。この強壮薬がとんでもないシロモノだったがこの強壮剤のお陰で事がいいほうへと進んでいく様はめちゃ面白い!!
この強壮剤はオーガスティンだけでなく、主教、主教の妻、主教の友人の校長までも巻き込んでいきどんどん展開が広がっていくのがまたミソ。

甥のアーチボルトの恋物語が3話あり、遠縁のウィルモット、そして弟の息子ジョージとアルフレッドの双子の話、甥のシリルのミステリ狂の話などがあり、一体マリナー一族はどれだけいるんだ?!と思ってしまうほど。巻末の解説を見ると、独立した短編の主人公をミスター・マリナーの親戚に仕立て上げ、「ミスター・マリナーは物語った」と一行を加えた結果莫大な人数になったんだとか。なるほど。
特別収録ではミスター・マリナーの従妹の娘であるアグネス・フラックの話で、ウッドハウスのゴルフ物の一つ。

「マリナー一族の男(あるいは女)たちの例にもれず・・・」という前置きをして言うセリフ、女性は目をみはるような美人で、男性は素晴らしく魅力的な男性なんだとか。そんな一族たちは異性に対して不器用だったり勘違いの嵐だったりはちゃめちゃぶりはとんでもなく面白い!!ジーヴスもの、エムズワース卿も面白かったけどミスター・マリナー一族も最高~。

そうそう、この本を読んでアシモフの『ユニオン・クラブ綺談』を思い出したんですが、『黒後家蜘蛛の会』シリーズのヘンリーはジーヴスをモデルにしてるっていうのは聞いたことがあるんだけど、1人の男性がある事柄について皆に聞かせるという手法はウッドハウスを真似てる?それともよくある手法なのかな。

「ナイト ミュージアム」

『ナイト ミュージアム』  NIGHT AT THE MUSEUM

ナイト ミュージアム [DVD] 製作年:2006年
 製作国:アメリカ
 監督:ショーン・レヴィ
 出演者:ベン・スティラー、カーラ・グギーノ、
      ディック・ヴァン・ダイク、ミッキー・ルーニー、
      ビル・コッブス、ジェイク・チェリー、
      ロビン・ウィリアムズ、ミズオ・ペック、
      ラミ・マレック、リッキー・ジャーヴェイス、
     
<簡単なあらすじ>
ラリーはバツイチで現在失業中。週数回だけ泊まりに来る最愛の息子は元妻の再婚相手になついてる。「普通の職に就いたら?」と言う息子のために自然史博物館の夜警の職をすることに。勤務をし始めると、いたはずのティラノサウルスが消えてしまった!この自然史博物館の展示物は夜になると動き出すことを知ったラリー。辞めたくても息子のために辞められないラリーは覚悟して夜にのぞむことに。

<感想>
夜な夜な博物館の展示物が動きまわるのをラリーが四苦八苦と奮闘するというもので、テンポがいいからあっという間に見終えちゃいました。

見た目はおっかないけど遊んで欲しいオーラを出してるティラノサウルス、ルーズベルト、エジプト王、モアイ像、ライオンやシマウマのはく製、サルのデクスター、ネアンデルタール人・・・たくさんいすぎて思い出せないほど!特に気に入ったのはミニチュアの人形たち(特にジェド)。ラリーは本でそれぞれ展示物の勉強し、それがまたちゃんと特徴をとらえてて良かった~。

ダメダメ父親だったラリーも父親としての尊厳がちゃんと保たれたのかはなんだか微妙だけど、まあ結果オーライってとこ?!父子愛はそこそこなのですが、ファンタジーの世界は十分に楽しめ、最後の最後までテンションが高く面白く観れたかな。
普段あまりファンタジーっぽい映画は観ないのですが、たまには何も考えず楽に観れる作品もいいもんです。

レンタルで借りたDVDには特別収録でアメリカドラマ『BONES(ボーンズ』の第1話が収録されてました。まだ1話だけしか観てませんが、ちょっと興味が^^っていうかこれ観たさに『ナイト ミュージアム』を借りたというのが本当のところ(笑)。

「スーパーナチュラル」シーズン2 Vol.2

『スーパーナチュラル シーズンⅡ』 SUPER NATURAL #4・#5

SUPERNATURAL スーパーナチュラル (セカンド・シーズン) コレクターズ・ボックス1

 製作:2006年~
 製作国:アメリカ





※順を追って感想を書いてるため、前回までのネタバレが含まれてます。


第4話:蘇った恋人
サムとディーンは母親の墓参りに行くことに。そこでディーンはあるお墓の周囲だけ草木が枯れていることに気がつく。調べてみるとそこは3日前に恋人との喧嘩が原因で車を運転中に事故死した女子大生アンジェラの墓だった。2人がアンジェラの周囲を調べ始めるといろんな事実がわかってきた。

第5話:悪魔のささやき
ある男性が携帯電話を受けてすぐ、銃を売ってる店に入り店主を撃ったあと自殺した・・・という予知夢を見たサム。2人はアッシュ(Ⅱの2話で登場)に事件の場所の特定をしてもらおうとエレンの店ロードハウスに向かう。そこでサムは自分と同じ境遇--火災があった家で火元は生後6ヵ月の赤ん坊の家を捜してもらうことに。自分と同じ立場の人間が関係してると思ったサムの考えは大当たりだったが、どんな人物なのか?
ディーンは両親の死を忘れたくて狩りをしたかったのか?まあ少なからず図星だけど、最後のディーンの言葉は切ないな~。
この4話自体はそれほど印象に残らないのですが、何かの力で生き返るべきではないというディーンの気持ちを反映したような事件だったのは確か。うーん、今回の復讐に燃える霊はイマイチかも。生前はとってもいい子だったのに、霊になったらいい子ちゃんじゃなくなってしまい、ただの復讐劇で同情する余地もないし、反対に手強い相手でもないときてる。ちょっとあっさりしすぎ?
そういやシーズンⅡの2話からエレンが登場したり(あるいは名前だけ登場)するのですが、これからも良き情報提供者として登場していくのかな。
ディーンがいない時、サムは1人でテレビを観てたようだけどなんだかあやしげなテレビ番組だったような・・気のせい?どうでもいいっか。

5話では再びアッシュの登場です!相変わらずカッコイイ髪型してる(笑)。ジョーは相変わらずディーンに気があるみたいで、いつかはこの2人がメインのストーリーが出来そうな予感。
サムは自分と同じ歳で同じ境遇のアンディを見つけるが、サムとは違う能力を持ってるだけでなくしかも動機がわからないときてる。
Ⅰの14話で同じ境遇のマックスが登場しましたが、今回の男性も危険人物なのか?とドキドキしながら観始めました。予想してなかった結果でしたが、新たな問題が増え、今後同じ境遇の人物を探すのが大変だな~。
悪魔は超能力者に計画があるっていう話、一体どんな計画があるんだろう。ん~~今後徐々に明らかになっていくんでしょうか。待ち遠しい~。

「スーパーナチュラル」シーズン2 Vol.1

『スーパーナチュラル シーズンⅡ』 SUPER NATURAL #1・#2・#3

SUPERNATURAL スーパーナチュラル (セカンド・シーズン) Vol.1

 製作:2006年~
 製作国:アメリカ





※順を追って感想を書いてるため、前回までのネタバレが含まれてます。


第1話:別れ
トレーラーに追突され、ディーンは重体。サムと父親ジョンは何とかディーンを助けようとする。ディーンが入院している病院に霊が現れるが、ディーンとなにか関係があるのか?一方、ジョンは友人にあるものを用意させ、それを使って悪魔を呼び出しある取り引きをする。

第2話:新たなる旅立ち
ボビーの家で車の修理をするディーン。一方父親の携帯電話に伝言が入ってるのに気付いたサム。そこにはエレンという女性からのメッセージが。早速エレンのもとへ行くが、そこで知った事件--カーニバルで子どもに近づき、その日の夜に両親を殺すピエロについて調べることに。

第3話:吸血鬼
ある事件を捜査してるとどうやらヴァンパイアが絡んでいる様子。2人が探っている時に一匹狼のヴァンパイアハンターのゴードンと出会う。ディーンはすぐ仲良くなったがサムはモーテルに帰り、エレン(前回登場)にゴードンのことを聞くと「有能だけど彼には関わるな」と。その後サムは何者かに拉致されてしまう。
今回ディーンは○○○○しちゃってる!!サムはようやく気付いてくれたけどさ。ディーンにお仲間が出来たと思ったら、これまた・・・。彼女から提示される選択肢、私ならどっち選ぶだろう。運命に従うか自ら変えるか。気になるのはなんといってもサムの秘密。ああ~気になるよ~。

ジョンが悪魔と取り引きをする時、薄々気付いてはいたけどやっぱり・・という感じです。いつもと違う父親の態度から、やっぱりそうだったんだと確信してから悲しくなってきちゃいました。

2話では、アメリカの法律ってどうなってるのかわからないけど自分たちで火葬って出来るんだろうか?ディーンはジョンから何を聞いたのか、いつか話す日がくるのだろうか?
エレンの酒場に行くと娘のジョーとこの親子の知り合いのアッシュがおり、サムとディーンはアッシュに資料の解読を手伝ってもらう訳ですが、髪型が超イカしてる(笑)。彼はまた登場しそうな予感。
そういやエレンの店には警察無線を傍受できたり、悪魔退治に詳しいなと思ってたらエレンの夫はハンターだったとか。結構ハンターはいるもんです。そうそう、サムは子供の頃ピエロを怖がっており、テレビでロナルド・マクドナルドを見ると泣き叫んでいたらしい(笑)。確かに見方によっちゃ少し怖いかも・・・。

3話では車がピカピカになってる!!そして再びヴァンパイアの登場です(シーズン1でも別のヴァンパイアが登場)。しかし今回のヴァンパイアは人間を襲わず牛の血を飲んでるという。理由は簡単、人間を殺すとサムのようなハンターが自分たちを殺しにくるから。生き延びるためには人間以外の血を吸うしかないってこと。ヴァンパイアも生きていくために必死なんです!ヴァンパイアが変われば人間も変わると信じてるんです!
サムがゴードンと一緒に行動しようとすることに対してサムが言った言葉、うん、的を得てる気がする。ゴードンは正真正銘の優秀なハンターなんですが、ディーンやサムとは違った道を進んできており、これからもハンター道を進んで行くんだろうな。

「エンター・ザ・フェニックス」

『エンター・ザ・フェニックス』 大佬愛美麗 ENTER THE PHOENIX

エンター・ザ・フェニックス 製作年:2004年
 製作国:香港
 監督:スティーブン・フォン(馮徳倫)
 製作総指揮 ジャッキー・チェン(成龍)
 出演者:ダニエル・ウー(呉彦祖)、イーソン・チャン(陳奕迅)、
      カレン・モク(莫文蔚)、元彪(ユン・ピョウ)、
      チャップマン・トー(杜汶澤)、ロー・ガーイン(羅家英)、
      葉山豪、スティーブン・フォン(馮徳倫)

<簡単なあらすじ>
マフィア同士が一触即発の状態の中、「赤義堂」のボスであるホン(ユン・ピョウ)は自分の子分が「四字頭会」のボスを撃つのを身を挺して庇った。「四字頭会」のボスのルイ(チャーリー・チャン)はこのことによりホン家が赤義堂を仕切る限り「赤義堂」との揉め事は一切許さないと子分に通達する。25年後、命が短いボスのホン。ボスに1人息子がいることを知った部下のハチ(ロー・ガーイン)とその息子キン(チャップマン・トー)はこの息子を跡目にと考えタイへ捜しに行く。しかし2人はボスの息子ジョージ(ダニエル・ウー)の同居人であるサム(イーソン・チャン)をジョージと勘違いし、サムをジョージとして、本物のジョージはその付き添いそして香港に連れて帰るが、「赤義堂」の新ボスに恨みを持っている者がいた・・・。

<感想>
ボスになるのが夢だったサムは、ジョージと勘違いされて有頂天。いい夢見させてくれよとジョージにお願い。一方ジョージもボスになりたくないので自分はサムに扮して一緒に行動。
真面目な会話の中にもどこか抜けたセリフがさり気なく盛り込まれており、黒社会を描きつつ、コメディタッチでアクションもあり、昔の香港らしい映画のスタンスを上手に取り込んでる感じでしょうか。黒社会で生きてる父親が息子を想う気持ちには目頭が熱くなってしまうというシーンもあったり。

イーソン・チャン演じるサムも面白いけど、ハチとその息子キンのやりとりも香港映画らしくて好き♪マッサージするデイヴィッド、後半にいつの間にかキンと並んで立ったり準主役級になってない(笑)?ニコラスもちょこっと出てますが、いくら友情出演だからってあんなタトゥまで入れられちゃって(笑)。まあサム・リーの友情出演よりはインパクト大かな。そういやサミー・チェンもちょこっと出てたっけ。

忘れちゃいけないのは今作品はスティーブン・フォンの監督デビュー作。ジャッキー・チェンが製作総指揮なのか、アクションコメディ映画として上手に出来あがってます。スティーブン・フォンと言えば小四天王(だっけ?)と呼ばれてた頃のイメージが強く、監督はどうだろ?と勝手に思っていたのですごく面白かったのにびっくりです!自身も重要な役で出演しており、昔のイメージがガラリと変わっちゃいました。
ジャッキー・チェンから映画製作についていろいろと受け継がれていくのでしょうかね。終わりかたなんていかにもジャッキー・チェンらしい^^これからも「これこそ香港!」と思える作品に超期待!

小四天王と言えば・・・ダニエル・ウー、スティーブン・フォン、ニコラス・ツェーの3人が登場してるんですね、この作品には。ん?もう1人誰だっけ?思い出せない~。
アンディ・ラウ、レオン・ライ、アーロン・クォック、ジャッキー・チュン・・・香港四天王ならすぐ言えるんだけど(笑)。
あれ?イーキン・チェンはどこにも属してないんだっけ??年齢的に考えるとちょうど真ん中世代?
今現在も若手の俳優さんはどんどん出てきてますが、もう四天王のような呼び方はしてないのかな?最近の俳優さんには疎いからさっぱりわかりません^^;

「百年恋歌」

『百年恋歌』  最好的時光  THREE TIMES   

ホウ・シャオシエン監督 『百年恋歌』 [DVD]
 製作年:2005年
 製作国:台湾
 監督:ホウ・シャオシェン(侯孝賢) 
 出演:スー・チー(舒淇)、チャン・チェン(張震)、
     メイ・ファン(梅芳)、ディ・メイ(狄玫)、
     リャオ・シュウチェン(廖淑珍)、
     チェン・シーシャン(陳詩姍)、クー・ユールン(柯宇綸)  

<簡単なあらすじ>
3つの時代の物語を、同じキャストが演じるオムニバス作品。
1966年『恋愛の夢』
高雄のビリヤード場で働いてる春子に手紙を渡す兵役前の若者(チャン・チェン)。しかし兵役から戻ってビリヤード場に行くが彼女はおらず、新しく入ったシンメイ(スー・チー)がいた。そのシンメイに手紙を書くと言い残し去った青年。兵役から戻ってくるとシンメイはおらず新しい女性がおり、彼女は嘉義に行ったと聞いた青年はシンメイの足跡を追って捜しに行く。
1911年『自由の夢』
遊郭のスー・チー演じる芸妓のものに通うチャン(チャン・チェン)。妊娠してる妹分の芸妓のもとに身請け話が持ち上げる。身請けの料金が高すぎて相手の男性は払いきれないと相談されたチャンは妹分の将来を考えて不足分を払うことに。スー・チー演じる芸妓は「私の将来はどうなるの?」とチャンに聞く。しばらくし辛亥革命が始まり、チャンから上海へ行くと書かれた手紙を受け取る。
2005年『青春の夢』
台北。カメラマンのチェンはブルーという女性がいるが、ライブハウス(クラブ?)で歌うジンと深い仲になってしまう。ジンには同性の恋人がおり、ジンが電話に出ないことに怒っていた。そんな時チェンからメールがきた。

<感想>
『恋愛の夢』
兵役の合間にビリヤード場で働く女性に恋をする男性の話なのですが、最初、惚れっぽい青年だなと(笑)。だけどシンメイの次に入った女性には惚れなかったわけで・・・。ここでこの女性に惚れちゃうとただ単に恋多き男になっちゃうもんね。
青年が春子へ出した手紙の内容を知ってるシンメイ、「手紙を書く」と言われた時、おそらく青年は自分に対して春子と同じように思われてる程度としか思ってなかったのでは?だけど兵役の合間にわざわざ自分を捜して来てくれたってことに嬉しさを感じてる・・・と私は思ったのですがどうでしょ?再び青年と再会した時のシンメイの嬉しそうな顔は最高に可愛かった♪

『自由の夢』
会話をしてるのだけどサイレント方式でセリフが画面に映し出されるのですが、遊郭内の音楽だけはそのまま流れてます。
弁髪のチャン・チェンってどうなんだろう??まあ男前はなにしても男前だけど(笑)。スー・チーの衣装はそこそこ楽しめ、全体的にしっとりした雰囲気でした。

『青春の夢』
前の2つとは対照的にまさしく現代で街中は騒々しい^^;ジンの歌を聴いてるとなんだかダルくなってきてしまう(笑)。それにしても歌ってるジンを写真撮るのに近付きすぎのような気が・・。結局ブルーはどうしちゃったの?

『恋愛の夢』と『青春の夢』では、建物の中の暗さと外の明るさのコントラストが印象的。暗い部屋の中から眩しい外側を映すと明暗がものすごくはっきりと象徴されてます。
そうそう、『恋愛の夢』『自由の夢』ではチャン・チェンの剃り込みの深さが気になったのですが、『青春の夢』では普通になってて安心(それでもちょっと気になる・・)。


『青春の夢』でメールを打つシーンがあり、語句の変換候補の一覧表示が映ってるのですが、なんだか部首のような感じが。日本のパソコンで中国語を入力する時はピンイン入力で候補の漢字が出てきますが、台湾では部首入力なんでしょうか?うーん、謎だ・・・。

「BLACK NIGHT ブラックナイト」

『BLACK NIGHT ブラックナイト』  

BLACK NIGHT ブラックナイト [DVD]

 製作年:2006年
 製作国:日本/香港/タイ合作





【香港編】
監督:パトリック・レオン(梁柏堅)
出演者:ディラン・クォ(郭品超)、アニー・リウ(劉心悠)、レース・ウォン(黄婉伶)
【日本編】
監督:秋山貴彦
出演者:瀬戸朝香、柏原崇、田口トモロヲ
【タイ編】
監督:タニット・チッタヌクン
出演者:ピッチャナー・サクサゴーン、カチョンサック・ラッタナニサイ、ナチャ・ブトスリ

<簡単なあらすじ>
香港、日本、タイによるオムニバス形式のホラー映画
【香港編】第一夜:『隣人』
6月の怨霊祭に恋人ジョーのもとへ台湾から帰ったきたイーチェン。しかし帰国した日から子どもが見えたりジョーの様子もどこかおかしい。翌日、隣の部屋のドアに頭を打ち付けてる女性を部屋に入れたイーチェンはその女性がジョーと関係があると気付く。怒ったイーチェンは隣室に侵入するが、そこで見たものは・・・。
【日本編】第二夜:『闇』
ユキは悪夢を見てうなされることがあった。黄色い服をの少年が現実でも見えるようになり、サトシの薦めからカウンセリングを受けると幼少時代の記憶がほとんどないと判明。そのうち以前交際してて今は行方不明の男性まで見えるように。しかも水溜りを残してすぐいなくなる。カウンセラーからあることを聞かされたサトシはユキの過去を不審に思うようになる。
【タイ編】第三夜:『記憶』
怖いものを見たり、誰かに家を覗かれてるような感じで睡眠薬も欠かせない。そんな情緒不安定なプランは知らない女性プラウからの手紙が気になり手紙に書かれた住所を訪れることに。そこの守衛はプランの名前を知っており、プラウと親友でしょ?と言われる。さらにプラウは昨日亡くなっていた。プランの身には一体何が起こっているのか。

<感想>
『隣人』ジョーと隣人の幽霊女性が何かしら関係があるのはすぐわかるのですが、幽霊女性と生身の人間のジョーとの間にはどんな秘密があるんだろうと思ってました。男女の三角関係のような話なんですが、幽霊女性の気持ちになれば「なんで私がこんな目に・・・」と思うのは当然。夢も希望もあったんだし。その想いが強いとこんな結果になりましたというお話。一体誰が悪いのかって?やっぱり男だろうな~。女の怨みは怖いです。
ディラン・クォは初めて知ったのですが、また男前を1人見つけました(笑)。

『闇』うーん、という感じでしょうか。初めはどんな結末なんだろうとドキドキしてたのですが、途中からアレが出てからちょっと幻滅・・・。一気に非現実的になってしまった感じで私が好きなJホラーじゃないかも。効果音のキーン、キーンって音はJホラーっぽかったけど(笑)。

一本丸ごと邦画だとあまり気にしたことないんだけど、何ヵ国かのオムニバスになってると日本編だけ音が小さすぎて何言ってるか全然聞こえないよ~(泣)。日本編以外は字幕を見ており、日本編だけは直接聞こうとするからそう感じるだけなのかな。いや、多分違うはず。なんかもごもご話してるような感じでちゃんと聞き取るために音量をあげてしまう。そしたら会話以外の音が大音響に聞こえてしまう。困ったもんだ。

『記憶』この3つの中で一番好きかな。最初にフラッシュバックのようなシーンはあるのですが、実は途中まで一体どういうことなのか全然わかってなかったんですよね。途中から徐々に「そういうことだったのか」とわかったのと同時に、切ないというか悲しいというか・・・。最後には「そいうことだったの?!」とまたまたびっくり。ラストのシーンで一体どういうことだったのか頭で整理したのですが、私、ちゃんと理解できてるのかなとちょっと不安。


香港・日本・タイのオムニバス形式のホラーを観て、一番理解しやすいのは香港編でしょうか。そして一番印象的で心に残ったのはタイ編。こりゃびっくりです。『EYE』(香港とタイの合作)でタイホラーもなかなか面白いかも?と思ってたのですが、今回タイ独自のホラーを観てこれからはTホラーが熱い!って思っちゃいました。『アタック・ナンバーハーフ』を観てからタイ映画にはちょっと興味があったんですが、Tホラーもなかなかのもんです。Jホラーもうかうかしてられないっすよ~。だって日本編の『闇』が一番印象薄ですもん(悲)。日本ももっともっと頑張らないと!

「オーディション」

『オーディション』  HOLLYWOOD KILLS

オーディション
 製作年:2006年
 製作国: アメリカ
 監督・編集:スヴェン・ペープ
 出演:ドミニク・キーティング、ハッピー・マヘイニー、
     アンジェラ・ディマルコ、マシュー・スコロン、
     ジリアン・シュア、ザック・ウォード


<簡単なあらすじ>
ハリウッドにやって来たジェームスとヴォーン。ジェームスの妹サラとその友人シャンテルでクラブに行き、そのあとシャンテルの知り合いにフェンウェイのもとへ連れていかれた。趣味でドキュメンタリーを制作してるというフェンウェイ、彼らをビデオに撮りながら「望みは?」と聞き4人はそれぞれの望みを楽しげに答えるが、この後彼らの身にとんでもないことが起こる。

<感想>
ホラー映画ですが、どんな時でもお調子者のヴォーンが楽しい雰囲気にさせてくれる(笑)。残虐なシーンはというと、強烈・・・ではないです。さほど多くないし、超エグイ!と目を背けたくなるようなシーンはなかったかも。
フェンウェイは人を動かすことが好きなんですが、そのやり方が異常。でも自分の予想とは反して粗削りで驚きの展開を見せてくれる者には少し寛大なのかな。

ビデオに撮って様子を見たり選択肢があったりするのは『SAW』に似てるし、監禁状態の中、残虐シーンがあるのは『ホステル』のよう。この2つをヒントに作られたって感じがするし、この2作と比べて明らかに怖くないしひねりもないような。
ストーリー的にもところどころ不明なシーンが。途中でサラがあることを告白(?)するのは重要なのかどうかもわからず・・・。しかも意味不明な日本人が2人登場。超ミニで制服のようなウェイトレスような格好なのは何か意味が?
うーん、全体的にイマイチよくわからない映画だったんですが、もしかしてパート2があるとか?!まあ続編があってもびっくりしないけどさ(笑)。っていうか続編を作ってその後とカメラマンの素性を教えて~!特に○○が解放された経緯がよくわからないよ~(泣)。どうして助かったの??○○のその後も気になる!んもう!!謎だらけです。
きっと、きっとパート2あるぞこれは!いや製作してくれ~!じゃないと消化不良だよ~。

「食神」

『食神』 食神 THE GOD OF COOKERY

食神 製作年:1996年
 製作国:香港
 監督:チャウ・シンチー(周星馳)/リー・リクチ(李力持)
 出演:チャウ・シンチー(周星馳)、カレン・モク(莫文蔚)、
     ン・マンタ(呉孟達)、ロー・ガーイン(羅家英)、
     ビンセント・コク(谷徳昭)、タッツ・ラウ(劉以達)、
     ラム・シュー(林雪)


<簡単なあらすじ>
「香港料理鉄人」の審査員として超厳しい判定をする食神。これらは全てヤラセだった。仕事はワンマンで利益優先、しかもとっても意地悪な男。だが途中から食神のもとへやってきた男に皆の前で罵倒され、挙句の果てに食神の店で食中毒が発生し信用してた者の策略で一気に奈落の底へ。屋台で一発逆転を狙うが・・・。

<感想>
かなり前にテレビ録画したビデオたちの中の1本。
いや~久々に観ても面白かった~。チャウ・シンチー最高!!こんな料理法あり得ない!と思いつつ、度を越した内容がウケる~。私の笑いのツボにはまりまくり。
親分が料理の美味しさにたまらず海辺を走る回想シーンがあったり、少林寺での修行、審査員の女性などなど、見所はたくさん。
姉御役のカレン・モク、特殊メイクがばっちりハマっており「こんな女性絶対いるいる!!」って思っちゃうぐらい。
ともと個性ある女優さんなので、この特殊メイクの姉御役は彼女しか出来ない!!これぞ女優だ。姉御の女心にはちょっと感動したけど、義理人情の歌は強烈過ぎて頭から離れない・・・。

初恋の回想シーンで流れる「初恋」、かなり昔、村下孝蔵さんが歌っており懐かしいなーと思わず思ったのですが、広東語でカバーされてたんだ。でもなんでこの曲なんだろう?初恋の回想シーンだけにタイトルがズバリ初恋だから??それなら単純すぎる・・・(笑)。

チャウ・シンチーおバカ劇場炸裂な内容だけど、ラストは意外に可愛かったりして(笑)。奇想天外を地でいく男から目が離せない!

「エムズワース卿の受難録」 ウッドハウス

『エムズワース卿の受難録』 THE MISGIVINGS OF LORD EMSWORTH

エムズワース卿の受難録―P.G.ウッドハウス選集〈2〉 (P・G・ウッドハウス選集 (2))
 著者:P・G・ウッドハウス (Pelham Grenville Wodehouse)
 編訳者:岩永正勝/小山太一
 出版社:文藝春秋 P・G・ウッドハウス選集Ⅱ   





<簡単なあらすじ>
ブランディングス城に住んでる第9代エムズワース伯爵は綿菓子のような頭脳の持ち主で、新しい玩具や南瓜、ブタさん、そして庭園になによりも関心を持ってる老紳士。そんなエムズワース伯爵が苦手なものは次男のフレディ、妹のコンスタンス、ロンドンの街。ブランディングス城で静かに自分の趣味を楽しみたいのに周囲のもめごとをに巻き込まれてしまう。

<感想>
P・G・ウッドハウス選集の第2弾。
厄介と思ってた次男フレディがアメリカのドッグ・ビスケット社の令嬢と結婚し、ブランディングス城から遠く離れた場所へ行ってくれると喜ぶエムズワース伯爵。だがフレディが事業の拡販でイギリスに戻ってくるわ、妹たちが厄介ごとを持ち込んでくる。特に妹のコンスタンスには逆らえない。
エムズワース伯爵は単純だから、イヤなことから解放されるなら深く考えずにすぐ実行してしまう。最初はこんな感じのダメダメ伯爵ぶりを発揮してますが、後半では言う時はちゃんという立派な伯爵ぶりが爽快!

自分の趣味に対して考えが一致しないものに対しては頑固一徹。時には負けず嫌いで「セールスマンの誕生」では息子に販売が出来るんだから自分も出来るんじゃないかとスポーツ百科事典を売りに行く。とんだ誤解で簡単に売ってしまう訳ですが、相手の勝手な思い込みによって得をしたエムズワース伯爵。もちろん本人は実力だと思ってる訳で、この時ほど自分から息子に会いたいと思ったことはないはず(笑)。
ブランディングス城の当主とは思えないほど周りからやいのやいのと言われてムキになるエムズワース伯爵、ユーモア満点です♪

「フレディの航海日記」ではエムズワース伯爵は登場しませんが、話の展開がジーヴスものとよく似ており、相手のためとすることが裏目裏目に出てしまうといった感じ。なので最後まで面白く読めました♪
特別収録作品「天翔けるフレッド叔父さん」は、田舎からロンドンに着いたとたん、羽目外しをするフレッド叔父さん(イッケナム伯爵)の話。態度が堂々としててとっても自然体なんだけど、周囲は大変だろうな・・。           
次のウッドハウス選集Ⅲは『マリナー氏の冒険譚』、マリナー氏ものも初めてなので楽しみ~♪

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