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「マラマッド短編集」 バーナード・マラマッド

『マラマッド短編集』 THE MAGIC BARREL

 著者:バーナード・マラマッド (Bernard Malamud)
 訳者:加島祥造
 出版社:新潮社 新潮文庫

<感想>
バーナード・マラマッドを初めて読んだのは『笑いの新大陸 アメリカ・ユーモア文学傑作選』に収録されてる「ユダヤ人鳥」。かなり印象に残っていたところ、日頃お世話になってるkazuouさんにコメントで『マラマッド短編集』を教えていただき早速読んでみました。
ニューヨークの下町で育ったバーナード、両親はユダヤ系でロシアからの難民という背景からユダヤ人の生活に潜む暗鬱さとアメリカ的な軽快さを持ち合わせているそうな。そのことを全く知らなかった私は「ユダヤ人鳥」を読んで、なんてユダヤ系を重々しく尚且つ淡々と描いてるんだろうと思ってました。この短編集ではユダヤものだけでなく、どこか重苦しい雰囲気はあるものの軽快にラストをむかえるといったものまであり、バーナードという著者がなんとなくわかったような気がします。といってもこの一冊だけではまだまだマラマッドの良さは語るにはまだまだ甘ちゃん。そんな甘ちゃんなりに幾つか紹介。

『最初の七年間』娘の結婚相手を見つけようとする靴屋を営んでる男、そしてその靴屋で働いてるお金に対し欲のないポーランド難民。娘の幸せを願う父親とポーランド難民の切実なる思い、ユダヤ人に限らず現実にありそうな展開で考え深いストーリー。なぜ七年?と思ってたらその後の二年も含まれており、タイトルに<最初>と付くことで八年目からはきっと・・・。
『天使レヴィン』ここでは黒人でユダヤ人の見習い天使がある不幸な夫婦(正確には旦那のほう)のもとに登場するというもの。見下した目線だったのがラストでは・・。うーん、何か天使に対し都合がよくないか?!結局はラストの言葉通りのことが言いたかったんだろうけど(あれ?書いてて要点が間違ってるような気がする・・・)。
『牢獄』店で万引きをする少女に対し、その少女に勝手な万引き理由を思うだけでなく自分の正義ともいえる少女に対しての振る舞いや考えをラストではユーモアに描いている作品。自分自身の正義感に酔ってる感がある主人公が見たラストでの少女の態度とは?←この態度、結構好き(笑)。
『湖上の貴婦人』ユダヤ人ということを隠した故の愛の結末とは・・・。
『夏の読書』自分が働いていないと言うの恥ずかしく、ついつい読書をたくさんしていると言う少年。なんだろう、働いてなくても読書をしているとそれだけで尊敬の眼差しで見られるってのは。こういう時代なんだろうか?私なんてしょっちゅう図書館に行ってるけど誰からも偉い!と褒めてもらったことない(笑)。この短編では少年が大人への階段を一段登ったって感じで、ここまでの短編の中でラストが心落ち着いて読めた作品の一つ。
『魔法の樽』ラビに就く予定の男性は、結婚仲介業者に女性を紹介してもらうことに。しかし結局はちょっとした手違いから仲介者の娘に恋してしまう。仲介者が紹介してくれるまでの経緯は面白く読めます。ただ気になるのは父親である仲介者の「死せる者への祈りを唱える」という記述。そういや作中でも事務所は空の上という言葉や、主人公よりも先に仲介者が家にきたり・・・。この世の人間ではないような言い回し、これはどう解釈していいんだろう。kazuouさん、ヘルプ!!

短編集を読むときはいつも思うのですが、最初に収録されてる短編はいつも印象的。やっぱり冒頭はちょっとクセのあるものより凡人受けするような短編を収録するように出来てるもんなのかな?あるいはその作者を代表するような作品を?
今回この「マラマッド短編集」を読んで思ったのは、重々しくストーリーが進んでいくかと思いきや、ラストでは違和感なしに重い雰囲気を払拭してくれるような感じの短編だってこと。kazuouさんがおっしゃる通り、純文学としても、ユーモア作品としても読める作家です。

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「サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋」

『サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋』 地下鐵 Sound of Colors

サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋
  製作年:2003年
  製作国:香港
  監督:ジョー・マ(馬偉豪)
  原作:ジミー(幾米)「地下鐵」
  出演:トニー・レオン(梁朝偉)、 ミリアム・ヨン(楊千[女華])
     チャン・チェン(張震)、ドン・ジェ(董潔)
      ファン・チィウェイ(范植偉)

<簡単なあらすじ>
台湾の絵本作家ジミーの作品『地下鐵』をベースにした映画で、2組の恋愛が同時に進んでいくラブ・ファンタジー。
<香港編>
目が不自由なチョン、ひょんなきっかけで結婚相談所を経営するホウに出会う。ある日ホウは友人から貰った販売権交渉中のダイエット飲料を飲んだことで失明してしまうことに。ショックを受けて荒れてるホウに対して何かと気にかけるチョン、目が見えないって状況がよくわかってるチョンはホウが一番辛い時にそばにいてくれた女性。クリスマスが近づくある日、ホウの身に異変が・・・。
<台湾・上海編>
職場の女性に片思いのジョン、彼女宛に書いたクリスマスカードはなぜか上海に住んでる女性トンの元に。その彼女からの返信を読んでこれまたなぜか上海に行くジョン。出会った2人は・・・。

<感想>
2人に天使によって運命の人と出会うというものですが、この天使、最初は天使って少しわかりづらいかも。でも後半で納得、さらに特典映像のメイキングでのコメントで大納得。
両ストーリーで言えるのは、お互い似た境遇の者同士が縁あって知り合い、そこから始まる前向きな人生ってとこでしょうか。
目が突然見えなくなるという境遇でもホウの行動がコミカルな部分もあり、かといってシリアスなシーンもありホウの優しさからくる嘘には泣けてくるよ・・・。2人にしかわからない音だけの世界、それを上手に演出してていい感じ♪

チャン・チェンってどっかで見たことがあると思ってたら『ブエノスアイレス』に出演してた!その時になんてカッコイイ子なんだど思ってたんだよなー。『ブエノスアイレス』のパンフレットに出演後2年間の兵役に就いていると書かれてたからすっかり忘れてたけど、今後の活躍に超期待です!調べてみるとあのキムタク出演で話題になった『2046』にも出演してたみたいだけど一体どこに出てた?!ダラダラと見てたので見逃した~!!!

この『サウンド・オブ・カラー 地下鉄の恋』では、トニー・レオンの香港編に押されて台湾・上海編が少しかすんでる感じは受けるのですが、それでもドン・ジェとはお似合い♪
ジミー原作の「地下鐵」もメイキングでところどころ出てくるのですが、これも見てみたいなー。日本版も発売されてるので楽しみです。

とうとう日本版「ダーマ&グレッグ」が発売!

『ふたりは最高!ダーマ&グレッグ シーズン1』 DHARMA & GREG
   
ダーマ&グレッグ シーズン1 DVD-BOX
  製作:1997
  製作国:アメリカ
  出演:ジェナ・エルフマン、トーマス・ギブソン、
      ミミ・ケネディ、アラン・レイキンズ、
      ミッチェル・ライアン、スーザン・サリバン



私の大好きだった海外ドラマ『ダーマ&グレッグ』の日本版DVDがとうとう今年の12月22日発売に!!!ただ今予約受付中らしいのであとで予約しよっと。

6枚入りBOXで23話収録されてるようで、幼少のダーマとグレッグが電車の中で初めて出会ったエピソードは今でも覚えていますが、やっぱり映像として最初から改めて見れるのは超超超嬉しい♪
さらにずっとNHKで見てたため雨蘭咲木子さんの吹替えに慣れっこになってたけど(雨蘭さんのダーマは最高!)、ジェナ・エルフマンの声を聞きながら字幕を見るのも楽しみの一つ。
長い間待たされた分、DVDが届いたら一気に見そう・・・。6枚で501分あるけど何日間で見れるだろう?501分って考えると気が遠くなりそうだけど、この『ダーマ&グレッグ』は別。そんなにたくさん見れるんだーって感じ♪
特典で<隠しコマンド>ってのがあるんだけど、これは何かな?「ダーマ&グレッグ」ができるまでも収録されてるみたいで今から楽しみでしょうがない!DVDが届いたらクリスマスから年末にかけて『ダーマ&グレッグ』にどっぷりハマる予定。今年の年末はDVD鑑賞で決まり!
シーズン2の発売はいつだろう?

「ウースター家の掟」 ウッドハウス

『ウースター家の掟』 THE CODE OF THE WOOSTERS

ウースター家の掟
 著者:P・G・ウッドハウス (Pelham Grenville Wodehouse)
 訳者:森村たまき
 出版社:国書刊行会 ウッドハウス・コレクション 





<感想>
ウッドハウス・コレクション第4弾で、第2弾「よしきた、ジーヴス」の続編にあたる長編。
第4弾目ということもあって同シリーズでお馴染みのキャラクターが登場し、さらには新たな個性豊かな登場人物も増えプロットも読みごたえありです。
ダリア叔母からの依頼で<ウシ型クリーマー>を奪回するというのがバーティーの使命。それに加えてガッシー&マデラインとスティッフィー&スティンカーら2組の恋の行方(この中でもガッシーの手帖紛失捜索事件が重要)やマデライン父、そして黒ショーツ党首のスポード、警察官のヘルメット、フランス人シェフアナトールの確保など、数多くの問題がうまい具合に絡み合ってるにも関わらず、混乱することなくすんなりと読めます。
ダリア叔母の言う通りにしないと食卓から追放・ダリア叔母の言う通りにしたらスポードにやられてしまう・さらにスティッフィーの言う通りにしないとガッシーの手帖がとんでもないことに・・・。皆から頼まれ事をされるというより半脅迫で窮地に追い込まれたバーティーですが、訳者あとがきにもあるように、今回はバーティーが濡れ衣を着せられ全ての罪をかぶらされることがなく(あっても今までのように最後までかぶらされっぱなしではない)、ダリア叔母さんの嬉しい決断も知ることができていつもと少しだけ違う楽しみ方が出来ました。

そしてこの4弾で初めて冒頭に<登場人物リスト>なるものが!!しかも今回はバーティやジーヴスが所属するクラブまで明らかに。作中でもジーブスが所属するクラブによってスポードの秘密を知ることが出来たりとなかなか興味深いもの。
『執事たちの足音』でイギリス特有の風俗文化「クラブ」について書かれており、とても参考になります。

イモリの生態を研究している友人のガッシーや婚約者のマデライン、ダリア叔母などお馴染みのキャラクターや、ぶっ飛んだ思考力を持ったスティッフィーなどホント楽しませてくれる登場人物たち。タイトルにある「ウースター家の掟」を守るバーティーも相変わらずでこのシリーズには凡人と言える人物はいないんじゃないかと思うほど。 次の5弾『でかした、ジーヴス!』は短編集のようなのでこれまた楽しみ。

いつのまにかERーXが・・・

土曜日、久々に夜更かしをしてて1時頃NHKをつけてみると何かアフリカを舞台とした映画が。
なんの映画だろうと見てるとどこか見た顔の俳優さん・・・。もしかしてルカ?しばらく見てると今後はカーターが登場。この2人の登場といつのも声優さんってことはもしかしてER??そう、アフリカ映画だと思ったこの放送は紛れもなく『ERX 緊急救命室』
私はIXの途中までしか見ておらず、続きを見なきゃ見なきゃと思ってるうちにいつのまにかXがTVで始まってたなんて・・・。毎日新聞のテレビ欄をチェックしてたのにと思ってたら先週は旅行中だった・・・。旅行も楽しかったけどこれは後悔だわ。
今回はXの2回目らしく、しかも途中から見たのでルカとカーターがなぜコンゴにいるのかが全く不明。そしていつものERとは違い戦争もからんだ重々しい雰囲気の模様。
このXではコンゴが舞台なのか?と思ってたら次回予告でいつものERの様子が映ってました。どうやら一時的にコンゴに行ってる感じ。カーターとアビーは一体どうなってるの?ER内にも知らない人がいたけど誰?なんて疑問が!!ネットでコンゴに行く経過を調べようと思ったものの、今までのは早急にレンタルしようと思っているのでグッと我慢の子。

ERは好きな海外ドラマベスト3に入るほど好きだったのにすっかりXの事は忘れた私。自分で自分に喝を入れたいほど自己嫌悪ですわ・・・。我が家では民放だけしか見れないのでTV放送を見逃すとあとはレンタルのみ。そろそろ有料チャンネルを導入しようかなとしみじみ思っちゃいました。
とにかく次回放送までに今までのをレンタルしなきゃ!!

「プラダを着た悪魔」

『プラダを着た悪魔』 THE DEVIL WEARS PRADA

プラダを着た悪魔 (特別編) [DVD]
 製作年:2006年
  製作国:アメリカ
  監督:デヴィッド・フランケル
  出演:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、
      エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチ、
      サイモン・ベイカー、エイドリアン・グレニアー


久々の更新はこの映画を。
旅行に行っており帰路の機内で見た映画なのですが、まだ公開されてないってことで10時間以上のフライトにも関わらず眠い目をこすってでも見ました(笑)。ほぼ日本人客による満席状態でも見てる人は少なかった・・・ツアーの団体年配客が多かったせいかも。私が乗った飛行機はパーソナルテレビはなく前席前の中型スクリーン&ところどころにある小型テレビで見るというもの。さらに日本語は字幕のみ(イヤホンには日本語吹替え無し)。私の席からはかなり見えにくく1本目はキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック主演の『イルマーレ』だったんですが、これは途中で諦めました。だってホント字幕が見にくいだけでなく、居眠りしてて最初の部分を見てないので途中で意味不明状態・・・。ちゃんと最初から見なかったことに大後悔。ということで2本目上映のこの映画もまた字幕がよく見えず途中で挫折かなと思いながら見始めたのですが、なんか私の好きそうな雰囲気で始まったこの映画。面白そうかも?という序盤と今度こそは絶対に見てやる!という私の意気込みから眠さをこらえ目を究極状態にまで細めて最後まで見ちゃいました。

<簡単なあらすじと感想>
ローレン・ワイズバーガー著のベストセラー小説を映画化したもの。
超一流ファッション誌「RUNWAY」のカリスマ編集長ミランダのもとに、大学を卒業して秘書的なアシスタントとして採用されたアンディ。ファッション業界では野暮ったい服装のアンディは自分の夢に向かってこの仕事は単なる足掛け。しかし無理難題をふっかけるミランダの下で働いてるうちにいつしか負けず嫌いのミランダに変化が。

何時どこでもミランダからの電話、それに応えようとするアンディは私生活でも変化が・・・。最初はバカにしてたファッション業界に徐々に慣れていくアンディの服装にはかなり見応えあり。色んなブランドが出てくるのでお洒落好きの女性には必見かも。実際アン・ハサウェイもどんどん綺麗に見えてきた。しかも細くなっていってるような・・。でもやっぱり垢抜けてない感じ??アン・ハサウェイは可愛いんですが、どうも彼女の声(特に笑い声!)が好きになれない・・・。
それよりなんといってもメリル・ストリープ!傲慢な編集長ぶりが板についてます。そんな強気な編集長もへこんだ時の表情はまさにすっぴん調のメイクでまるで日本人顔(もしかして実際も化粧取ったら薄顔?)。私には池波杏子に見えてしょーがない(笑)。
ラストにはびっくりするような結末は感じませんでしたが、ストーリー展開は私の好きな雰囲気。なんて言ってたいいんだろう、自分がしたい事までの途中経過って感じでしょうか。その中に恋愛あり友情があり。
皆が憧れる職場で働く裏事情ともいえるこの映画、本当に自分がなりたい、したいことはなんなんだろうという事に焦点を当てた感じ。
それでもやっぱりラストが・・・。途中まで良かったのにラストでインパクトがないというかなんというか。ミランダが話すファッション界の理論はわかるようなわからないような。うーん、実際この世界ではこんな感じなのかな?
面白かったけど超面白かった!まではいかないこの映画。でも公開前の映画が見れたことで大満足♪だから機内映画は楽しみの一つ♪♪

「ジーヴズの事件簿」 ウッドハウス

『ジーヴズの事件簿』 THE CASEBOOK OF JEEVES

ジーヴズの事件簿 P・G・ウッドハウス選集1
 著者:P・G・ウッドハウス (Pelham Grenville Wodehouse)
 編訳者:岩永正勝・小山太一
 出版社:文藝春秋 P・G・ウッドハウス選集Ⅰ   





<感想というよりウッドハウス・コレクションとの比較>
国書刊行会のウッドハウス・コレクション『比類なきジーヴス』に収録されるのとほとんど同じですが、違うところは『ジーヴズの事件簿』の方が収録数が多いってことと、訳者が違うってこと。
まず『比類なきジーヴス』に入ってないのは「ジーヴズの初仕事」「バーティ君の変心」「ジーヴズと白鳥の湖」「ジーヴズと降誕祭気分」「ガッシー救出作戦」。
しかし最初の4つはウッドハウス・コレクション『それゆけ、ジーヴス』『でかした、ジーヴス』に収録されているため、ウッドハウス・コレクションを読んでからこの『ジーヴズの事件簿』を読むとほとんど内容は変わらないので新鮮味は少ないかも。
唯一「ガッシー救出作戦」(特別収録作品)は初めて読みました。これは<バーティ&ジーヴズ>の原型となるもので、バーティの苗字がウースターではなくマナリング=フィップスとなっており、ジーヴズはほとんど活躍しないというもの。まあ確かにジーブズが活躍するようなストーリーではないような感じ。
 
ウッドハウス・コレクションを読んでからウッドハウス選集を読むとき(逆の場合でも)注目したいのはやっぱり訳。ウッドハウス選集では、ほんのたまにバーティが会話の語尾に「~だぜ」と付くのが妙に気なる・・・。私が関西人だから?それともウッドハウス・コレクションではそんな語尾を見なかったから?(←多分「~だぜ」はなかったと思う)
あと会話の中で「鶯の凍れる涙いまやとくらむー」「しめこの兎だ」など、現代訳でこれはどーよ?!一応これらの言葉が出てくる時にどんな感じの意味かはわかるようになってますが、それでもどーよ??逆で言えばウッドハウス・コレクションは現代訳しすぎってこと?

そして挨拶。「よう、ひょっとこ」=「ハロー、バカ顔」、「何だ、醜おとこ」=「チェーリオ、不細工」、「いようーいようーいよう!」=「ハロー、アーロー、アロー」(※前者が『ジーヴズの事件簿』、後者が『比類なきジーヴス』)となっており、見ての通りウッドハウス・コレクションの訳はおそらく原語に近いんじゃないかと(違うかも?)。なんとなくウッドハウス選集の方が訳がちょっと古くさい気もしますが、どちらが好きかは読む人の好みによるのかなー。
さて、どちらを読むのがいいのか・・・。トータルで考えると多くの<バーティ&ジーヴズ>(ちなみにウッドハウス・コレクションではバーティー&ジーヴスと微妙に違う)をより多く読みたいならウッドハウス・コレクション、ウッドハウスの他シリーズも読みたいなら(全体的に凝縮して)ウッドハウス選集ってとこでしょうか。迷った時は両方読むのが一番!訳の比較をするだけでも楽しいかも。

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