TK.blog

好きな映画や小説etc

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「ママ、死体を発見す」 クレイグ・ライス

『ママ、死体を発見す』 MOTHER FINDS A BODY

ママ、死体を発見す
 著者:クレイグ・ライス (Craig Rice)
 訳者:水野恵
 出版社:論創社 論創海外ミステリ48





<簡単なあらすじ>
元ストリッパーのジプシー・ローズ・リーと元コメディアンのビフ・ブラニガンは結婚式を終え、夫婦それぞれの友人たち、ジプシー・ローズ・リーの母親とともにトレーラーハウスで新婚旅行中、いつの間にか自分らのトレーラーの中に死体が!それだけでなく今度は別の場所で死体が!!新婚旅行はどうなってしまう?

<感想>
この作品は、クレイグ・ライスがジプシー・ローズ・リー名義で発表したと言われているシリーズ2作目。
クレイグ・ライスは好きなのですがジプシー・ローズ・リー名義の本は読んだことがなく、Takemanさんのブログ「アルファ・ラルファ大通りの脇道」でこの作品を初めて知り早速図書館へ。
1作目「Gストリング殺人事件」は読んでないのですが、「ママ、死体を発見す」の巻末で1作目の簡単な説明をしてくれてます(1作目が入手困難なため)。
ジプシー・ローズ・リーは当時人気絶頂だったため1作目はかなり話題になったそう。
今はクレイグ・ライス著として出版されてますが、ジプシー・ローズ・リー自身が書いたという説もいまだにあるらしい・・・。うーん、どうなんだろう。
これらについても本の巻末に記載されてるので是非一読を。

今作品は全体的にドタバタ劇という感じで、一癖も二癖もある友人たち、喘息の発作を持つ母親の個性がはっきりと描かれているので読んでてイメージしやすいかも。
そう思うとやっぱりクレイグ・ライスにあるストーリー感があるかな。
殺人事件は二の次という感じで、登場人物ママがもっと全面的に出てるのかと思いきやそうでもなく(と言いつつもインパクトもあるのですが)、マローンシリーズのようにユーモアドタバタ劇より少し控え目?
1作目を読んでから今作品を読んだ方がよかったのかな~。しかし1作目の「Gストリング殺人事件」を探すのはなかなか難しい・・・。
復刊されるのを気長に待つとしようかな。

スポンサーサイト

「クリスティーに捧げる殺人物語」

『クリスティーに捧げる殺人物語』 A CLASSIC ENGLISH CRIME

 編者:ティム・ヒールド (Tim Heald)
 訳者:中村保男他
 出版社:早川書房 ミステリアス・プレス文庫  

<感想>
英国推理作家協会(CWA)の作家たち13人が書き下ろした13編を収録したアンソロジー。
クリスティを讃える意味で<黄金時代>を背景とした短篇であることという制約のもとに書かれており、古典的な殺人ミステリに欠かせない要素である成分(人間の死体は欠かせないが、ベルギー人や執事などを登場ささる)をそれぞれ作者にまかせてるそうな。
その中で、クリスティ小説に出てくる探偵たちを思わせる人物が登場する作品7作を紹介。


「煙が目に……」デイヴィッド・ウィリアムズ
裕福なお嬢様と、そのフィアンセによる素人探偵コンビによるもの。クリスティで例えるなら、茶目っ気のあるトミー&タペンスのおしどり探偵といった感じ。ラストではこの若者カップルの幸せな未来像がとても微笑ましく感じることが出来る作品。
「メイヘム・パーバの災厄」ジュリアン・シモンズ
村の数人に相談事を受けるミス・ハープルが登場するのですが、本家本元のミス・マープルのような活躍をするのかと思いきや・・・。ミス・ハープルがかなりのクリスティ通だったり、殺人方法がクリスティの小説で使われた毒薬だったり、クリスティ小説から知恵を絞ったものばかり。犯人のフェア・プレイぶりはある意味すごい・・。ちなみに作者のジュリアン・シモンズ著の「知られざる名探偵物語」も是非読みたいところ。
「恋のためなら」スーザン・ムーディ
ポアロ登場?といっても保険調査員が一応主人公で、彼女に言わせると〝ピエロとかいうそんな名前のベルギー人の探偵はめかしこんだチビで嫌な奴〟だそう。ピエロと思われてる探偵も世界で最も偉大な探偵と自負しており、ここではどんな推理を見せてくれるのか?という期待を裏切りつつも、洒落っ気があって読み終えたあとはとてもハッピーな気分にさせてくれる作品。
「ジャックは転んだ」H・R・F・キーティング
フィンランドの探偵が登場。他国でも有名な探偵で、似てるところは少ないですが頭脳労働で事件を解決するところはポアロ的な感じがしないでもないような・・・。
「検察側の達人」ティム・ヒールド
ポアロとミス・マープルが登場。お互いがお互いの存在がとても気になるらしく、2人の名探偵のやりあいは結構面白い。小説というよりまさにクリスティに捧げる短篇。
「文学史のお時間」サイモン・ブレット
著者サイモン・ブレットが手に入れた古いデスクの中からある大学院生が博士論文の一部を見つけ、それを公開するといった形式でミステリでもなんでもない短篇。が、趣向はなかなか。
「こぞって楽しいひととき」ロバート・バーナード
探偵のベルギー人紳士登場。といっても直接登場するのではなく、事件のあった屋敷の小間使いや料理人、下僕たちがいろいろと事件について語り合う中でのこと。彼らがそれぞれベルギー人探偵に質問されることから、彼ら独自のベルギー人探偵の印象があって面白い。なんだかベルギー人探偵が試されてる感じがしてこれはこれでいいかも。
私がクリスティを読み始めたのは小学生の時で、それから翻訳されたものはたくさん読んだはずなのですが、詳細はというと学生時代までがピークだったので結構忘れてます・・・。
比較的最近(といっても1~2年前)読んだのはクリスティー文庫の「アクナーテン」「ベツレヘムの星」でミステリとは違った趣の作品のため、この「クリスティーに捧げる殺人物語」を読んで久しぶりに昔の名作を読んでみたくなりました♪

「リプリー」

『リプリー』 THE TALENTED MR.RIPLEY

リプリー
 製作年:1999年
 製作国:アメリカ
 監督:アンソニー・ミンゲラ
 出演:マット・デイモン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、
     ケイト・ブランシェット、フィリップ・シーモア・ホフマン、
     ジャック・ダベンポート


<簡単なあらすじ>
あるパーティで、造船業の富豪グリーンリーフから1000ドルでイタリアで遊び暮らしている息子ディッキーを説得し、帰国させてほしいと依頼を受けたトム・リプリー。
ヨーロッパに行くのが夢だったトムは、出発前にディッキーの趣味であるジャズを一生懸命覚えていざ出発!
しかし一緒に過ごす時間が増えていくにつれディッキーはトムに嫌気をさし、トムはディッキーを殺害して彼に成りきることになったが・・・。

<感想>
数年前にこの映画を見たことがあったのですが、あまり記憶がなくもう一度見ることに。
ハイスミスの原作も読んだせいもあり、初めてこの映画を見る気持ちで見ました(←改めて見て、自分が覚えているシーンは少なかったのでちょうど良かったかも~)。
原作ではディッキーの女性関係がマージ以外描かれておらず、また何といってもディッキーに対するトムの感情(原作ではそうかな~と思いつつ、ここまではっきりとした言葉はなかったかも)、自分がどうしてウソをつき通したのかがわかるようになってます。
船から降りてすぐ出会った富豪の娘メレディスと出会うシーンでは原作にはなく、映画ならではの意味合いになってるのか?!
しかもケイト・ブランシェットがメレディスを演じてる!!登場シーンは少ないけど、それなりにディッキーの思惑に対して重要なコマ的存在なのかも・・・。
原作を読んで見た人はラストを見てあれ?と思ったはず。映画を先に見た人にはぜひ原作も読んで欲しいです。

なんといってもジュード・ロウ!「アルフィー」といい「ハッカビーズ」といい、自由奔放な生活やエリートモテ男役がこんなに似合う俳優はいない!
焼けた肌にパーマのかかった髪、女性ファンが多いのも納得。
マット・デイモンは個人的に好きなので不満なし(笑)。大きな黒メガネをかけ、垢抜けてない様からなんとなく洗練されていくのがわかっていいような・・・。
でも原作のトム・リプリーのイメージとは少し違うかな。
私は「太陽がいっぱい」を見てないのですが(借りたのですが見る時間が無く返却してしまった・・)、トム演じるアラン・ドロン=マット・デイモンではかなりイメージが違うし、根本的にトムの資質まで違ってくるような感じがするのですが、実際はどうなんだろう。やっぱりもう一度「太陽がいっぱい」を借りないと!

「スクール・オブ・ロック」

『スクール・オブ・ロック』 THE SCHOOL OF ROCK

スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション
  製作年:2003年
  製作国:アメリカ
  監督:リチャード・リンクレイター
  出演:ジャック・ブラック、ジョーン・キューザック、マイク・ホワイト、
      サラ・シルヴァーマン


<感想>
あまりに熱いロック心からバンドをクビになり、友人宅で居候しているデューイはお金を稼ぐために友人になりすまし名門校の補充教師をすることに。
何も教えることがなく休憩ばかりの授業。そんな時、音楽の時間に生徒の才能を見出したデューイ、優勝金目当てでバンドバトルに出場するため生徒たちにロックを教えはじめるのですが・・・。

友人に面白いおススメ映画は?と聞くと、2人からこの映画のタイトルが出てきたので早速レンタル。噂どおり最初から最後まで面白かった♪
授業にロック史、ロック鑑賞や理論を黒板いっぱい使って説明してるようなのですが、こんな音楽授業って楽しいだろうな~(一日中ロックの授業はちょっと嫌かも・・)。
活発な頭脳を持っていた若い時に私も受けてみたかったよ・・・。
私はあまりロックを知らないのですが、それでも聞いたことがある曲やグループ名や人名がちらほら。至るところに関連アイテムがあるようで、ロックファンにはもっともっと楽しめそう。

クラス全員を何かしらの形でバンドに参加させ(コーラス選出で、生徒が歌う選曲がいかにも子どもらしくてまたいい!)、今までロックを知らなかった子どもたちが徐々に楽しんでいく様が、デューイ先生のハイテンションと共に見応えあります。
生徒の悩みに対して、(バンドに例えてですが)ちゃんと各々生徒に納得させる答えをするのはディーイ先生の注目ポイント。
生徒に対しても自分に対しても、前向きなのは見てて気持ちがいい!
そして周りからかなり浮いてるテンションのデューイをジャック・ブラックが熱~く演じてるからこそ面白味が増すって感じ。
ジョーン・キューザックの校長先生も最高!

エンドロールではメンバー紹介があるのでこれもぜひ見てほしいところ。
また最後まで歌の歌詞にも注目!最後の最後までみっちり楽しめます!ちなみに特典映像にもジャック・ブラックや生徒たちの魅力満載♪
この作品を見た後、「天使にラブソングを」となぜだか「ブラス!」を思い出したのでした。

「ひよこはなぜ道を渡る」 エリザベス・フェラーズ

『ひよこはなぜ道を渡る』 YOUR NECK IN A NOOSE

ひよこはなぜ道を渡る
 著者:エリザベス・フェラーズ (Elizabeth Ferrars)
 訳者:中村有希
 出版社:東京創元社 創元推理文庫  





<感想>
トビー&ジョージシリーズ最後の事件となる作品。
「その死者の名は」「細工は流々」「自殺の殺人」「猿来たりなば」に続く5作目で、どうしてこれで最後なんだろうと少し残念。
かなりの長編作品があるのに翻訳されてるのはほんの一握り。あとはアンソロジー収録やミステリマガジンで読めるぐらいなのかな?
ほんの数年前からエリザベス・フェラーズを読むようになったのですが、私が持ってる著書の中では「私が見たと蠅は言う」(これだけは改訳文庫化の記載あり)以外はてっきり最近の作品なのかと思いきや、実は50年以上も前に書かれた初期作品ばかり。
読んでてさほど古さを感じず(もしかして時代を感じさせるシーンがあったのかも知れませんが、私が忘れているだけです
トビー&ジョージの凸凹コンビは意外に面白いかも?なんて思ってました。
いろいろと犯人探しの仮定を立ててはなぜか自信に溢れてるトビー、そしてジョージはのんびりしてはいるけど肝心なとこは押さえてるというこの2人。
ホームズとワトスンによく例えられますが、解説にもあるように、ワトスン役のジョージが実は名探偵でトビーは迷探偵。
この迷探偵、ほんとトビーにぴったりの言葉で笑ってしまった!うまいこと言うな~と感心。
ジョージがいてこそのトビーで、2人の会話も結構面白いです。トビーもなんだかんだ言いながらも結局ジョージを信頼し感謝してるところがよろしい(笑。

今作品ではジョージはなかなか登場せず、やっと!と思いきや犯罪ときっぱり縁を切り、トビーの口車には乗らないって決めたらしい・・・。
それでもやっぱり期待は裏切らないジョージかも?!
今までは2人の会話にユーモア的なイメージがあったのですが、今作品ではそれが少なく人間模様や心理に重点を置いてるような感じがします。
でもやっぱりこれでトビー&ジョージが終わったのは寂しい・・・。
これからも他の未訳ものが翻訳されることに期待!

「RETURN OF THE BUNNY SUICIDES」

『RETURN OF THE BUNNY SUICIDES』 

Return Of The Bunny Suicides
 著者:アンディ・ライリー (Andy Riley)
 出版社:Hodder & Stoughton    




<感想>
やっと予約していた本が手元にきました!
前作「自殺うさぎの本」を見てすっかりファンになった私。
kazuouさんのブログ「奇妙な世界の片隅で」でこの本の記事を拝見し、またまたすご~く気になってたんですよね~。
まだ日本版が出版されてなく洋書として購入したのですが、イギリス版とアメリカ版があるらしく値段も違うようです。私が調べていった値段とかなりの差があったのでどうしてだろうと思ってたのですが、本の裏を見ると私が手にしたのは£の文字が・・・。どうやらアメリカ版の方が安いようです。

早速中を見ると、相変わらず面白い!
多少前作と比べると何となく似てるシーンがあるのは否めないですが・・・。
これがこうなってこうなる・・・といった結末までを考えて楽しむのものから、「ロード・オブ・ザ・リング」や「ターミネーター」のパロディ、自殺できるまでかなり時間がかかるものまで多様。
数少ない説明文や会話も洋書なのでもちろん英語ですが、比較的簡単な単語なので雰囲気と合わせてみると意味がわかるので大丈夫(ほとんどが画のみなので殆ど心配ないです)。
私が気に入ったのはkazuouさんと同じく「ハリー・ポッター」注文。キーボード入力でTKTKTKTKという音も私のブログ名を宣伝してくれてるし(笑。
あとハリウッド看板の下で自殺する3匹のうさぎやロープウェイに轢かれるうさぎたち。
相変わらずブラック的で、見てて「あいたたた・・」というのもありますが、前作に引き続き面白く見れた本でした♪

「猫は七面鳥とおしゃべりする」 リリアン・J・ブラウン

『猫は七面鳥とおしゃべりする』 THE CAT WHO TALKED TURKEY

猫は七面鳥とおしゃべりする
 著者:リリアン・J・ブラウン (Lilian Jackson Braun)
 訳者:羽田詩津子
 出版社:早川書房 ハヤカワミステリ文庫  





<感想>
シャム猫ココ・シリーズの26作目。
いつからかずっと読み続けてきてますが、もうそんなになるのかとびっくり。
なんだろう、まず文章がとても読みやすい。難しい言葉が少なく、遠まわしな表現がないのでスラスラと読めちゃう感じ。
主役はクィララン(クィル、ミスターQ)というものすごい莫大な遺産を相続した元新聞記者。
ムース郡に引っ越したクィラランは<ムース郡なんとか>でコラムを書いており、ポリーというガールフレンドもいる誰からも好かれる聞き上手の男性。
そのクィラランと同居しているシャム猫ココが、何か事件が起こるたびに不可解な行動をし、まるでクィラランに事件の真相を伝えるかのよう・・。

今回はクィラランのガールフレンドであるポリーが、長年勤務していた図書館を辞めてピカックスの町150年祭を目前に新しく出来る書店の経営者になろうかいう最中に起こる事件。
事件についての本格的なミステリというわけでなく、クィラランや周りの人間の日常生活が基盤となっており、その中に事件が組み込まれてるという感じ。
カバーや巻頭にある登場人物は主要人物のみの記載ですが、実際ストーリーの中ではシリーズ通して読んでる人にはお馴染みの人物がちょいちょい登場(過去のシリーズには、これらの登場人物が活躍するのもあり)。
またクィラランの1人芝居や、コラム<クィル・ペン>での執筆するまでの経緯、そしてココともう一匹の猫ヤムヤムを飼うことになったいきさつなど、今までのシリーズを読んでるとわかるようになってます。
はじめからこのシリーズを読んでなくてももちろん大丈夫ですが、クィラランが遺産を相続した経緯から順を追って読んだ方がいいかも。

本格ミステリやユーモアミステリ好きにはちょっと物足りない感じはしますが、深読みしないでも気軽に読めてしまうというシリーズ。
猫のココとヤムヤムの自由奔放な生活ぶりも可愛くもあったり驚かされたり。
強いていうなら、何か目をみはるような意外な展開も期待したいところですが、このままほのぼの系でいった方がこのシリーズらしいかな。

「裏街の聖者」

『裏街の聖者』 流氓医生 MACK THE KNIFE

裏街の聖者
  製作年:1995年
  製作国:香港
  監督:リー・チーガイ(李志毅)
  出演:トニー・レオン(梁朝偉)、アンディ・ホイ(許志安)、
      ラウ・チンワン(劉青雲)、アレックス・トゥ(杜徳偉)、
      ジジ・リョン (梁詠)、チャン・シウチョン(陳小春)

<感想>
コミック「Dr.クマひげ」をもとに香港で映画化されたもの。
いい加減そうに見えるけど実は人情派の医師マックと、彼を取り巻く人間との交差を描いてる作品。
マック診療所には娼婦やチンピラたちでひしめいてる状況。それでも皆に信頼され愛されてる町医者といったところ。

この映画が製作されたのはトニー・レオンが33歳の時で今現在は44歳。
トニー・レオンが出演してる昔~現在の作品を見ていつも思うのですが、この人は歳を取らないですね~(笑。
甘いマスクなのにどんな役でも馴染んでしまう。個人的にはジゴロ(死語?)やコミカルな役より、影がありそうで優しさがにじみ出てるトニー・レオンが好き♪特にくわえタバコが似合いすぎてクラっときそう・・。
コミック「Dr.クマひげ」は見たことがないのですが絵だけは知ってます。
なのでどちらかと言えば2時間ドラマ(テレビドラマシリーズは結構見たような・・・)で演じた滝田栄さんの印象の方がインパクトあるかも。
立派な眉毛に無精ひげ、タバコを吸う姿はなんか男臭さがにじみ出てるイメージなのですが、トニー・レオン扮する医者は風貌がちょっと違う。
でもいつも傍にいる刑事や弟子入りする新米医者、女子高生登場などはドラマと背景が似てるといっちゃ似てるかな。
しかし個性的な出演者たちです。
「つきせぬ想い」のラウ・チンワン、「君のいた永遠」のジジ・リョン(可愛い!!)、「人魚伝説」のクリスティ・チョン、「古惑仔シリーズ」のチャン・シウチョンなど。
陳小春(=チャン・シウチョン)はとても好きな俳優さんなのですが、友情出演なのか出演シーンが少なく残念!
(なぜだろう、小春さんだけはカタカナ読みは殆どしたことなく、小春さんと言ってしまうのは・・・)

そして監督は「不夜城」「世界の果てに」、「月夜の願い」(ピーター・チャンとの共同監督)のリー・チーガイ。
大のジャズ好きなのはいいけど、下町風情漂うこの「裏街の聖者」にはどうだろう・・・。
このパンフレットの表紙&裏表紙は出演者がよくわかっていいです♪
ところどころコミカルなシーンも多く、全体的に安心して見れる人情ものです。

本棚の映画パンフレットたち

今回は私が持ってる映画のパンフレットをについて。
というのも、5011さんが500冊所持してるというのを拝見し、私も自分が持ってるパンフを整理がてらに数ええてみようかなと・・・。
映画館によく足を運んでいたのは中学生から30代前後までで、計203冊ありました(映画館で見てなくてもビデオを見て買った中古パンフも数冊含む)。
203冊といえども懐かしさゆえ夢中になってあらすじなどを見てしまい、時間があっというまに経ち寝不足状態・・・。

当時は今思うとかな~りミーハー路線走っててちょっと恥ずかしい・・・。ということで持ってるパンフレットの一部を紹介!


大きすぎてカバンに入らないパンフたち
・『ヴァーチャル・シャドー』
香港映画でイーキン・チェン、チャン・シウチョン、ケリー・チャン主演でジャッキー・チェン製作。見開きのペラペラ一枚もので、すでにヨレヨレ状態。イーキン・チェンとチャン・シウチョンと言えば「欲望の街/古惑仔」シリーズ。このシリーズでは香港臭さが色濃く出てますが、この映画はちょっと違う。近代的になってるようなそうでないような・・・。
・『ジャンヌ・ダルク』
見る前に買って時代背景を事前に把握出来たという点でかなりお世話になったパンフレット。オレンジ&金でかなり目に眩しいパンフレット表紙は火刑を意味してると思ってるんですが、えっ違う?
・『不夜城』
馳星周原作で本も話題になった歌舞伎町を舞台とした作品。
個人的には好きな映画ですが、金城武の演技には賛否両論あるみたい。確かに香港映画に出てる作品と比べると違和感はあるかもしれませんが、私は淡々と喋る金城武が好き♪昔の香港映画に出てる三枚目役の金城武も好き♪要は金城武が好き♪
・『スペース・トラベラーズ』
これまた金城武主演で監督は「踊る大捜査線」の本広克行。本広ワールド全開で邦画の中でもお気に入りの一つ。アニメキャラをリンクさせた個性派登場人物たち、細かい笑いが多く、そのくせラストはとってもシリアス。書いててまた見たくなってきちゃったよ。

小さくてかばんにすっぽり入ったパンフたち 
・『地球は女で回ってる』
ウッディ・アレン監督主演作品。ちょっと複雑な内容だったような・・・。パンフの中で「下半身に人格なし」この言葉ほどウッディに当てはまる映画人も少ないだろうって。ふふ(笑。
さらに小さい冊子付き。
・『200本のたばこ』
アフレック兄弟、クリスティーナ・リッチ、さらにはコステロも出演してるとてもキュートな映画。ポラロイド風カレンダー付き。

もう一度この作品を見てみたいと思うパンフたち
・『エビータ』
良かった!!女優マドンナとしての位置付けが確立したといっていい作品。マドンナの印象がかなり良かったためその後ビデオも購入。
・『処刑人』
撃って撃って撃ちまくれ~というめちゃくちゃかっこいい映画。なにがかっこいいって主役の2人が(笑。 その1人ノーマン・リーダスの紹介で、ブラピやジュード・ロウを超える超美形スターと記載あり。最近見ませんがお元気ですか?
・『テルマ&ルイーズ』
結末以外あまり記憶ないけど面白かったような。思い出すためにもまた見たい作品。
・『フェイク』
アル・パチーノ、ジョニー・デップ主演のマフィア潜入もの。何ともいえない余韻を残してくれ、DVDを購入してでも絶対また見たい作品。

見たはずなのにまったく記憶にないパンフたち
・『パリのレストラン』
映画館で寝てしまってたのか?パンフの解説を見ても思い出せない。確かに映画館に見に行った記憶はあるのに・・。
・『枕草子』
「トレイン・スポッティング」以来、ユアン・マクレガーにハマり彼が出演してる作品を片っ端から見てた時期で、おそらくビデオを見て中古パンフを買ったような・・。ユアン・マクレガー、緒方拳、ヴィヴィアン・ウー主演というすごいキャスティング。なぜ話題にならなかったんだろう?
持ってるパンフを見てると、80年代は角川映画が大好きだったんですよね。とくに原田知世ちゃん。
中学生の時「時をかける少女」のパンフを美容院に持っていき、この髪型にしてください!と言ったことも
当時は2本立てが多く、ホラー映画&ホラーではない洋画、角川映画&角川映画などなど。あ~懐かしい。
90年代に入ると話題作を見てることが多く、ちょうど香港映画にも夢中になり出した頃(香港四天王が流行った時?)。
さらにこの辺からポストカードも買うように。当時一番のお気に入りポストカードは「バクダッド・カフェ」だったかな~。映画も歌も好きでホリー・コールのライブも見に行ったぐらい(といっても主題歌コーリング・ユーのみの知識で行っちゃった)。

映画館に行くと次作の映画のチラシを持ち帰ったり、予告で次何を見るかを決めてたのも今とあまり変わらない?!
最近は殆ど映画館に足を運ぶことがなくもっぱらレンタルですが、作品によってはスクリーンで見た方が絶対いいだろうなと思うこともしばしば。これからは機会をみて映画館に行こうかな~なんて。

懐かしい話題を書こうとすると、ついついもっと語りたくなっちゃう。
ホントは持ってるパンフ全てを書きたかったのですが(大マジ)、どえらい長文になりそうなのでこの辺で終了。

「リプリー」 パトリシア・ハイスミス

『リプリー』 THE TALENTED MR.RIPLEY

リプリー
 著者:パトリシア・ハイスミス (Patricia Highsmith)
 訳者:佐宗鈴夫
 出版社:河出書房新書 河出文庫   




<感想>
私がパトリシア・ハイスミスの長編を読んだのはこれが初めて。今まで短編はアンソロジーで読んだことはあったのですが、長編はいつか読もうと思いつつ今日まできてしまいました。
そこで最初に選んだのは、数年前見た映画「リプリー」の原作であるこの「リプリー」(「太陽がいっぱい」から改題)。

ヨーロッパにいる息子ディッキーに会って、呼び戻して欲しいという富豪の父親であるグリーンリーフからいきなり話を持ちかけられたトム・リプリー。警察にいつ捕まってもおかしくない自堕落的な生活をしていた彼は、過去を清算して新たな未来を夢見てディッキーがいるイタリアへ。しかし友人であるディッキーを殺して、彼に成りすまし生活するトム。
ディッキーの親や恋人や友人、そして警察の目をくぐり抜け完全犯罪が成り立つのか?!

計画性はまるでないのに、何度も訪れるピンチを切り抜けるラッキーボーイ。
いくら顔容姿が似てるからといっても他人に成りすまし生活するなんて無謀としか言いようがない!しかも声真似まで。
もちろん場所を転々とし、怪しまれないようディッキーとして、そしてトム・リプリーとしていろいろ策は練ってるのですが、その場しのぎの行動はどうみても幸運に助けられたとしか思えない・・・。
訳者によるとこの幸運は、秩序を重んじる社会はあちこちと抜け穴だらけという皮肉がこめられてるそうな。
なるほど・・、そういう意味合いがあったんだ。
しかしそれだけじゃなく、やはりパトリシア・ハイスミスの手法によってこの物語の面白さは引き立ってるのは言うまでもないこと。
トムの人格を巧みに描いており、いつの間にかトムの気持ちになって読んでる自分が・・・。
もうだめだ、私(=トム)はもう終わりだ~!と読んで何度思ったことか

物事はかならずなんとかなるものだという人生観をもってるトム。果たして彼のなんとかなるもんだがその通りになったのか?!
映画「リプリー」では結末に意味を持たせてますが、原作では結末がわかるようになってます。

※リプリーシリーズとして、「贋作」「アメリカの友人」「リプリーをまねた少年」「死者と踊るリプリー」と続く。といってもまだ読んでなく、今私の読みたい本リスト上位にランクイン。
絶対読みます、読んで見せます!読んで見せましょう!!

「フォーチュン・クッキー」

『フォーチュン・クッキー』 FREAKY FRIDAY

フォーチュン・クッキー
  製作年:2003年
  製作国:アメリカ
  監督:マーク・S・ウォーターズ
  出演:ジェイミー・リー・カーティス、リンゼイ・ローハン、
      マーク・ハーモン、ハロルド・グールド、
      チャド・マイケル・マーレイ、スティーヴン・トボロウスキー

<感想>
「フリーキー・フライデー」(1976年)がもととなっており、それを現代化しティーンエイジャーの生活に焦点を当てた作品。
精神科医の母親テスは、今どきの娘アンナに手を焼かされっぱなし。
学校で問題を起こし、バンド仲間とはガレージで大音響で練習、弟ハリーとはしょっちゅう喧嘩をするアンナに対し、母親テスも娘に強行手段をとる始末。
そんな中、ある中華料理店でフォーチュン・クッキー(中におみくじが入っているクッキー)を食べた次の日、2人の身体が入れ替わっていた!
再婚相手との結婚式リハーサルを控えたテス、バンドの予選に出場できることになったアンナ、身体が入れ替わった2人はどうする?!

入れ替わりモノとして日本で有名なのは男女の身体が入れ替わる「転校生」。今作品では母と娘が入れ替わるというもの。
すれ違いが多かった親子が入れ替わり、お互いの目を通して自分の本当の姿を見ると同時に、お互いの世界を体験することによって言い分や気持ちが理解出来るというものですが、いや~実に面白かった!!
なんてったってジェイミー・リー・カーティスのティーンエイジャーっぶりは見もの!!
「ハービー 機械じかけのキューピッド」ですっかりファンになったリンゼイ・ローハンの母親ぶりもいい!
後半では、本当に母親が乗り移ってるんじゃないかと思えるほど。このキャスティングは見事にハマってます。
コメディとしても面白く、ホロリとくるシーンもあり最後まで釘付けで見ちゃいました。
すれ違いが多いと思ってた2人だけど、男を見る目があるのは母親ゆずり??

独り言
ラストを見て「もしかして・・・?!」と思ってたら、特典映像の監督による解説付き3種類のエンディングを見てやっぱりそう考えてたか!と納得。でも結局このパターンにしたってことは・・・。

「華麗なるギャツビー」

『華麗なるギャツビー』 THE GREAT GATSBY

華麗なるギャツビー
  製作年:1974年
  製作国:アメリカ
  監督:ジャック・クレイトン
  出演:ロバート・レッドフォード、ミア・ファロー、
      サム・ウォーターストン、ブルース・ダーン、カレン・ブラック



<感想>
F・スコット・フィツジェラルドの原作を映画化したもの。脚本はフランシス・フォード・コッポラ。
夜な夜な豪邸で豪勢なパーティを行うギャツビー。しかし本人はパーティ嫌いでめったに顔を出さない謎の存在で、彼の身分は誰も知らずいろんな噂があるなか、隣人のニックがパーティに呼ばれて以来、徐々にギャツビーについて明らかに。
共通の友人であるジョーダンから、ギャツビーがニックの従兄弟であるデイジーに会いたがってると知ったニック。
実はギャツビーとデイジーは、ギャツビーが出兵する前に付き合ってた元恋人同士。夫トムに愛人がおり、夫婦仲がうまくいってないデイジーは、ギャツビーの愛を受け入れるがトムがそれを許すわけはなく・・・。

1920年代の上流階級の生活や遊び、衣装、車などがストーリー全体通して堪能できますが、反対にトムの愛人であるマートルの家庭の貧しさが一際浮き彫りに。
金持ちと貧乏。
そこからデイジーの貧乏人とは結婚はできなかったという気持ち、マートルの今の暮らしの不満、そして何よりデイジーと再会するために財を築いたギャツビーの想いが反映されてるような気がします。
男女の愛憎、嫉妬が悲しく描かれており、貧富の差という理由で自分を捨てた女性をずっと想い続け、相手も自分を愛してると信じてやまない気持ちを考えると何とも言えない・・・。
華やかな世界と対照的な結末は、一途な想いを持つギャツビーが上流階級の気まぐれさに翻弄されたということでしょうか。

余談ですが、リメイクが多いこの世の中、この作品のリメイク版がちょっと見てみたいな~なんて思ってしまいました。
ついでに原作も読んでみたい!私には純粋で男前のギャツビーがなぜデイジーのような女性を想い続けるのかが理解出来ない!女は顔?
さらにトムがマートルを愛人にするのもわからない!ジョーダンの方がよっぽどいい女なのに・・・なぜ?(←もしかして私、この映画の男女間の愛憎にどっぷりハマってる??)
原作ではこの疑問を解消してくれるのかな?

該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。