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「唇を閉ざせ」 <三大映画祭週間2011>

『唇を閉ざせ』  TELL NO ONE / NO LE DIS A PERSONNE

唇を閉ざせ

製作年:2006年
製作国:フランス
監督:ギヨーム・カネ
原作:『唇を閉ざせ』ハーラン・コーベン
出演者:フランソワ・クリュゼ、マリー=ジョセ・クローズ、クリスティン・スコット・トーマス、アンドレ・デュソリエ、 フランソワ・ベルレアン、ナタリー・バイ、ジャン・ロシュフォール、マリナ・ハンズ、ジル・ルルーシュ

<簡単なあらすじ>
幼い頃から知っている医者のアレックスと妻のマルゴは、2人の思い出の湖へ向かった。だが向こう岸に先に行ったマルゴの様子がおかしい。アレックスの名を叫ぶマルゴ。アレックスはすぐさまそこに行くが何者かに殴られ湖に落ちてしまう。その後、マルゴは惨殺死体となって発見される。8年後、同じ湖で2人の男性の遺体が発見される。マルゴの事件で生き残ったアレックスには不可解な事が多いと思っている警察は、今回の事件も関わってるんじゃないかと調べ始め、8年前の事件も再捜査となる。ちょうど同じ頃、アレックスにメールが届き、そこに貼られていたサイトにはマルゴらしき人物の動画が映っていた。そして「誰にも言わないで」との言葉も記されていた。次のメールでは時間と待ち合わせ場所が書かれており、本当にマルゴなのか?と期待を膨らませるアレックスは、生前のマルゴの行動を調べ始める。一方で警察がアレックスを追っていたため、ある人物の手を借り、なんとしてでもマルゴとの待ち合わせ場所に行こうとするが、同時にマルゴの行方を捜している別のグループもアレックスの行動を探っていた。果たしてマルゴは生きているのか?そして別のグループの目的は何なのか。

<感想>
2人の思い出の場所でマルゴを殺され、事件から8年経っていても、一緒にいながらマルゴを助ける出来なかったという自責の念がずっとあるアレックス。今でもマルゴが亡くなった日にマルゴの家族の家に行き、一緒に弔う。そんな時に湖で新たな死体。警察がアレックスの所にやってくるが、どうも疑っている模様。8年前、不可解な事が多すぎたのだった。当時、湖に落ちたあと、大怪我を負っているのにどうやって湖からあがったのか?救急車を呼んだのは誰か?

同じ頃、自分と妻しか知らない件名で一通のメールが。マルゴは生きてるんじゃないかと希望が湧き、なんとしてでも確かめたいアレックスは警察の目をかいくぐって逃げまくります。職場から逃げだし、車の行き来が激しい高速道路を横切り(このシーンは臨場感あってドキドキした!)、街中も走り回り、にっちもさっちもいかなくなりアレックスは自分を助けてくれそうな人物に連絡。うまい具合にヤバい状況でも臆せず助けてくれそうな心当たりがあるんだなこれが。

マルゴの生前の行動の秘密を知っていた友人が殺され、この事件でもアレックスが疑われてしまう。ってかこの友人、一体何を専門に仕事としてるの?なんか被写体が面白い格好をしてますよーw

自分の知らないところで何かが起きており、身に覚えのない罪を着せられ警察に疑われ、さらには亡くなっているはずのマルゴを行方を追っている謎の容赦ないグループ。このグループの一員である女性が強い!でも不気味でコワイ!一体どんな訓練を受けてきたんだろう。

ストーリーも演出も素晴らしいと思うのですが、単純明快なストーリーが好きな私には、ほんの少し複雑に感じました。そういう見せ方なのかもしれませんが、最初、ヌヴェルが一体誰なのかよくわからずアレックスの父親?と勘違いしてました~。最後になってやっと理解。ヌヴェルの息子も同じく。あとアレックスがよく相談していた女性、最初お姉さんかと思っちゃった。湖でマルゴに姉とうまくいってないような事を言ってたけど、年月が経って問題は解決したんだと勝手に納得。でも全然違った~。お姉さんのパートナーでした。。気持ちとして義弟と思ってるからあれだけ親身になってくれてるのかな?で、このお姉さん、実年齢はわかりませんがアレックスの方がかな~り年上に見えるんですけど?字幕間違えてるんじゃ?妹なんじゃ?と思ってしまうほど。どうやら私は登場人物を途中まであまり把握してなかったかも^^;でも最後には全員理解しました(多分)。
私はフランス映画に詳しくないのでよくわからないのですが、豪華な出演陣なんだとか。フランス映画が好きな人にはたまらないのかな?

8年も経ってなぜ今頃になってマルゴらしき人物からメールがいきなり届くの?という疑問もちゃんと解決。ただリンク先の動画の映像、自分で撮ったんじゃないよね?どうやってその動画を手に入れたんだろう。それが今でも謎。もしかして映画の中でその答えあったのかな?

曲が良かった~。特にU2。アレックスが「そうか!そうだったのか!」と思うシーンで「With Or Without You」。この曲が流行った当時、U2が大好きだったので嬉しくなっちゃった。なんだかんだと子供への愛、妻への愛が揺るないほど深い作品、形がどうであれ。トータルで言えば、うん、良かったです。良作だと思います。

実は原作ハーラン・コーベンの『唇を閉ざせ』は持っており、随分前に読んだのですが、映画の作品紹介に載っていたあらすじを読んでも全くピンとこない。観ている最中もピンとこず。観終わってさえも初めて触れた感じ。ここまで覚えていない自分にびっくり!!記憶力の悪さのおかげで新鮮に映画を観れて良かったかも。詳細が知りたいシーンがあったので、近々もう一度原作を読んでみようと思います。映画の内容を忘れないうちに(笑)。

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「ゴーストライター」

『ゴーストライター』   THE GHOST WRITER

ゴーストライター

製作年:2010年
製作国:フランス・ドイツ・イギリス
監督:ロマン・ポランスキー  
出演者:ユアン・マクレガー、ピアース・ブロスナン、キム・キャトラル、オリビア・ウィリアムズ、ティモシー・ハットン、トム・ウィルキンソン、ロバート・パフ、ジョン・バーンサル、ジェームズ・ベルーシ、イーライ・ウォラック

<簡単なあらすじ>
元英国首相アダム・ラング(ピアース・ブロスナン)の自叙伝執筆をすることになったゴーストライター(ユアン・マクレガー)。前任者マカラが酒を飲み溺死したための後任だった。報酬条件は良かったが、ラングとラングの妻、そして秘書が滞在しているアメリカ東海岸の孤島に滞在、近くの宿に宿泊しながら元首相の邸宅と行き来しながら過酷な期限内で仕事をすることに。そんな中、元外相ライカートがICCにラングの調査を依頼したというニュースが流れ、ゴーストライターは邸宅内で仕事をするためマカラがいた部屋を用意される。そこでマカラの私物から気になる写真とそこにメモされていた番号に不審に思ったゴーストライターはマカラの死について調べ始める。マカラは一体なにを掴んでいたのか?ゴーストライターはそれを気づくことが出来るのか?

<感想>
雨の中に港に入ってくる船。船から次々と降りる車、だが一台だけ動かない車。そして海辺に打ち上げられた死体。全体的に暗い雰囲気で映像はなんとなくひと昔風。と、なかなか渋い冒頭。

ゴーストライター(劇中、彼の名前は一度も出てこず)は条件のもと、高報酬で元英国首相ラングのゴーストライターをするために彼がいる孤島へ行くのですが、そこには彼の妻ルースと秘書アメリア、警備員、使用人がいます。妻と秘書の間には何かしらただならぬ空気が。食事を作ってくれる使用人といつも外で掃除をしている人がところどころ映しだされ、この2人にはなにか伏線があるのかと凝視してしまった。。

音楽、その音楽の使われ方からサスペンス的な雰囲気がじわじわと。この音楽はどこか不吉な感じで心理的にとても効果的。淡々とストーリーが進む中、この音楽の効果からか退屈させない展開になってるような気がします。サスペンス的と書きましたが、ユアン・マクレガーの会話は時々ちょいユーモアが含まれており、暗くならずバランスがいいなという印象。パンフには英国風ユーモアと書いてありましたが、英語が全くわからない私にはどこが英国風なのかわからず~(悲)でも会う人会う人に「英国人だろ?」と言われてるので発する言葉からもう英国風なんだろう。多分。

ユアン・マクレガー主演で最近観たのは(最近といっても1年前だけど^^;)『フィリップ、きみを愛してる!』。可愛らしい役から『トラインスポッティング』のジャンキーな役まで幅広く演じることが出来る人だなー。でもこの作品を観て思った。ちょいと顔にシワなんぞが刻まれ渋い男性になってきてる♪

そんなユアン・マクレガー演じるゴーストライターですが、私には理解できない行動が…。敵か味方かもわからない人物に電話で助けを求めたこと、真実を知った後、その内容をある人物に伝えたこと(しかもシャンパンを片手にかっこよく)。後者が「僕、わかっちゃったよーん」的なアピールならどうしようもない…

わからないことも幾つか。あのラストは偶然?それとも仕組まれたもの?仕組まれたものだとすると真実が書かれたメモをある人物が読んでから発令されたものではなく、すでにそういう計画になっていたということ?あと元首相の警護って甘くない?ついでに前任者の部屋の私物を処分せずに置いておいたり、車のカーナビも調べないなんてどこかぬけてるような…。と単純に思ったりしたのですが、も、もしやこれも意図的で意味あるもの?!仕組まれたものなのか?!

全体的にわかったようなわからなかったというのが感想。これは私の勉強不足かも…。ロマン・ポランスキー監督の作品は何作品か観たことがありますが、監督の映画の特徴を把握してなかった。CIAについてよくわかってない。元英国首相アダム・ラングのモデルと言われているブレア元首相の政治内容を全く知らず、劇中の元首相とブレア元首相のどこがかぶってるのかわからず(なのでモデルと言われてもピンとこない)。これだけわからなくても全体的にじわじわっとくるサスペンスの雰囲気は良かったです。あとゴーストライターが宿泊していた宿の受付の子、あの格好は何に影響されてるのww

「セルラー」

『セルラー』  CELLULAR

セルラー [DVD]
 製作年:2004年
 製作国:アメリカ
 監督:デイヴィッド・R・エリス 
 出演者:キム・ベイシンガー、クリス・エヴァンス、
      ジェイソン・ステイサム、 ウィリアム・H・メイシー、
      ノア・エメリッヒ


<あらすじ>
息子を学校に送り出したあと、突然自宅に侵入してきた謎の男たちに拉致された高校教師のジュシカは車で連れだされ、どこかの屋根裏部屋に閉じこめられる。拉致した男はその部屋にあった電話を壊し出て行くがジュシカはその電話をなんとか使えるように修復。やっと繋がったのは見知らぬ男性ライアンの携帯電話でジュシカは現状を必死に訴える。ただ事でないと悟ったライアンは繋がった電話を警察に持って行くが警察内で別にトラブルが持ち上がり、話をちゃんと聞いてもらえずジュシカのために1人奔走する。ライアンがジュシカを助けるために引き起こした事件のテレビ放送を見た警察官のボブも動き始めるが…。

<感想>
お盆に台湾行きの機内で鑑賞。なぜ今更2004年のこの映画を選んだかと言うと、リメイク版の香港映画『コネクテッド』を昨年観たのでオリジナルもぜひ観ておこうかなと☆台湾までの飛行時間も短いので、95分という上映時間もちょうどいいのです^^

オリジナルを見て思ったのは、リメイク版って細かい設定は別としてストーリー的には忠実に作られてたんだなぁと。個人的にはリメイク版の『コネクテッド』の方が好きかなー。こちらの方が出演者が良いし☆それより自分のブログに『コネクテッド』の感想をアップしてないことが判明!なぜ書かなかったんだろう??そういやこちらも機内で見たような記憶が…旅行疲れでアップし忘れたのかな??

バラバラに壊れた電話の配線をいじって修復させたり、拉致した男たちの1人の人体のツボ(?)を攻撃したり、科学の先生という知識を大披露するジュシカ。ってか科学の先生だからといって、こんなこと本当に可能なんだろうか?かんなりめちゃくちゃに電話壊れてたけど^^;

突然訳もわからず拉致され全く知らないことを話せと言われる。いつ殺されるかわからない恐怖、繋がった電話のみが唯一の命綱のジュシカ。全く知らない女性から電話がかかってき助けを求められ、犯罪を犯しながら懸命に何とかしてあげようとするライアン。こういう緊迫した状況のノンストップアクション・スリラーなのでテンポも良いですなー。現実味はないけど。。全体的にハラハラする展開は好きかな。なんといってもアラ探しのような余計な事を考えるヒマがないのがよい(笑)。

携帯電話だけにバッテリー切れが気になるところ。そのバッテリーの充電方法も大胆!見知らぬ人を助けるためにここまでするのってスゴくないですか?窮地に追い込まれたら人間なんだってできる?!でもよ?全く知らない人だし電話の向こう側の話だから、ジュシカがどこまで本当を言っているのかわからないのにねー。慎重さがなく単純な性格が良かったのかも^^;

それとエンドロールがめちゃ洒落てる!ストーリー中に電話を持つシーンが多いから出来るんだろうけど、電話の役割が多く占めてる作品だけあってこのアイディアはいいっすね♪その代わりラストのオチのセリフはベタだけど~(笑)。機内で楽しむには充分の作品でした。

最後に、ジェイソン・ステイサムはガイ・リッチー作品しか見たことなかったので、それ以外の作品に出演しているのを見て新鮮に感じました^^

「シャッター アイランド」

『シャッター アイランド』   SHUTTER ISLAND

シャッター アイランド

製作年:2010年
製作国:アメリカ
監督:マーティン・スコセッシ 
原作;デニス・ルヘイン『Shutter Island』
出演者:レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ、ベン・キングズレー、ミシェル・ウィリアムズ、パトリシア・クラークソン、マックス・フォン・シドー、エミリー・モーティマー、ジャッキー・アール・ヘイリー、イライアス・コティーズ

<簡単なあらすじ>
1954年、精神を患った犯罪者を収容している孤島"シャッターアイランド"で鍵のかかった病室から女性患者レイチェルがこつ然と姿を消した。この失踪事件の担当を自ら志願した連邦保安官のテディ(レオナルド・ディカプリオ)と新相棒のチャック(マーク・ラファロ)は捜査しにシャッターアイランドに降り立つ。テディにはもう1つ目的があった。妻を火災で亡くしその放火魔レディスが収容されており自ら復讐するため。捜査を始めた2人だったがレイチェルは島内にもおらず島外にも出た形跡もなくただ一枚「4の法則」と書かれたメモが残されているだけだった。異様な雰囲気の島でテディは洞窟に隠れてる女性から驚くべき話を聞かされる。島で一体何が行われているのか、テディは何かに導かれてこの島にやってきたのか――。

<感想> ※ちょっぴりネタバレしてるかも※
謎解き作品ということで見てきました。本編が始まる前に視覚的な説明があったり、「目線や手の先までじっくり見てください、君はいくつ見つけることが出来るか?」(←多分こんな感じのこと)なんてことを念を押されたもんだから本編見てる時、画面の端から端まで気になって仕方がなかったよー^^;ちょっとしたことで「んっ!これは伏線か?!」なんて思ったりしたのですが、観終わったあと私がチェックしてたのは半分ぐらい全く関係なかった…(-ω-)

この映画の感想、ネタバレを言わずに書くのってムズカシイなー。正常と幻想の間って感じ?あぁ、難しい!ネタバレしてないつもりなんだけど、もしかしたら以下の感想の中でちょっぴりネタバレしてるかも。。

テディがシャッターアイランドに来た目的はレイチェルの捜査と収容されてる妻が亡くなった原因の放火魔を見つけるということですが、テディは島に来てから頭痛に悩まされます。兵士として戦争に行った時のユダヤ人収容所の出来事を思い出したり妻の幻想を見たり…。戦争の体験や妻の死がトラウマになっているようで。
この幻想は頭痛がした時にもらった薬のせいなのかはたまた最初からなのか…と観ながら謎解きに必死になる私。病院スタッフのどこかだらけた態度、レイチェル捜査班のやる気のなさとは反面テディだけは真剣そのもの。この時点で違和感がプンプン。

もしやこれって?!と途中で思うも確信なし。結末はやはりそうだったんだということでしたが、最後に言ったテディの言葉を聞いて初めてびっくり!うーん、ここでそうきたか。一体どこからどこまでが正常だったんだろうって疑問が出てきました。
実はこうでしたといった単純な謎解きではなく、さらに捻りがあるんじゃなかろうかと。コーリー博士の言ってることが100%正しいのだろうか?実は最初からテディのしてやったりとかあるんじゃ?全てシャッターアイランド側の陰謀なのかなとも… ←でもこれは多分違うような気がする^^;

ところでそんなに謎を解くヒントがたくさんちりばめられてたのかな?字幕で観たので気付かなかっただけ??次は話題になってる超日本語吹替版で観ようかな。でももう一度観たからといって明確な答えがわかるとも思えない…
はー、謎解き(しかも精神的もの)作品は頭がガチガチに固い私にとってやはり単純明快な内容の方が合ってる^^;

「オブセッション 歪んだ愛の果て」

『オブセッション 歪んだ愛の果て』  OBSESSED

Obsessed


 製作年:2009年
 製作国:アメリカ
 監督:スティーヴ・シル
 出演者:イドリス・エルバ
       ビヨンセ・ノウルズ
       アリ・ラーター
       ブルース・マクギル
       ジェリー・オコンネル
       クリスティーン・ラーチ





<簡単なあらすじ>
デレクは以前同じ会社で働いていたシャロンと結婚し、幼い息子とともに新居で幸せな結婚生活を送っていた。ある日、派遣社員とし入社したリサはデレクのことを気に入り電話を盗聴したりデレクの車に乗り込むなど必要以上に追いかけ回す。どんどん行動がエスカレートしデレクが泊まるホテルの部屋で薬を飲み…。警察沙汰になデレクがいくら誤解だと説得しようとするがシャロンはデレクに対し責める。だがリサの手が家庭内にまで入り込んできたため、シャロンは自らの家庭を守るためリサの挑発的な行動に対し受けて立つことに。リサのストーキングから家庭を守ることができるのか?

<感想>
お盆に機内で観ました。これって今秋にDVD発売らしいけど劇場公開してたっけ?未公開??
観たいと思っていた香港映画『愛到底』(中国語字幕)があったのでこちらにしようかと思ったんですが、こちらはDVDを買う予定があったので結局日本語(吹替え)で楽しめる『Obsessed』を観ることに。
(悲しいことに『愛到底』のDVDは結局買えなかった~(TT)。)

簡単に言うと男性が女性ストーカーに脅かされる話。そして家庭にまで入り込んできたので奥さんが
逆上し立ち向かうという。これだけだと男性にも非があるんじゃ?見に覚えがあるんじゃないの?なんて思ってしまいますが実はそーじゃなかったり。
デレクはリサを魅力ある女性と思いつつも、家庭をとても大事にしておりリサからの誘惑絶対受け入れたりしない。 もしかしたらリサのナイスバディに一瞬は目を奪われたかもしれないけど^^;

だけどリサはめちゃ積極的。最初はデレクを落とすために誘惑してるのかと思ってましたが、どうやら彼女は自分はデレクの恋人だという妄想を描いてるという感じに。

最後までわからなかったのは、リサは本当にデレクに対し愛情はあったんだろうか?
本当に妄想?私には途中まではゲーム感覚、途中から妄想、最後は正気の沙汰じゃない…という風にイメージが変わりました。

そして見所は妻シャロンとリサとの一対一の勝負!妻シャロンは黙って見てるような女じゃない。二人とも迫力あるわ~。少しでも情けをかけたらダメ。しっかしリサのすることや顔を見てるとやはり尋常じゃない(><)。なんか女ソルジャーみたいだわ^^;ただの妄想だとはやはり思えない。。そこまでして彼女は一体どうしたかったんだろう?デレクが応えていたらどんな状況になっていたんだろう?

目新しいサスペンスではないですが、シャロン役のビヨンセ、リサ役のアリ・ラーター、お二人ともなかなか良かったし最後まで退屈せず観れたのでよかったかな。

「ファニーゲームU.S.A.」

『ファニーゲームU.S.A.』  FUNNY GAMES U.S.

ファニーゲームU.S.A.

 製作年:2007
 製作国:アメリカ/イギリス/フランス/オーストリア/ドイツ
 監督・脚本:ミヒャエル・ハネケ
 出演者:ナオミ・ワッツ、ティム・ロス、マイケル・ピット、ブラディ・コーベット、デヴォン・ギアハート

<簡単なあらすじ>
夏のヴァカンスを楽しむため、アン・夫のジョージ・息子のジョージの3人は湖畔の別荘にやってきた。そこへ隣家の使いの青年が卵を分けてほしいと白い手袋、白いポロシャツという身装でやってくる。そのうちもう1人青年が増え、卵を3回も要求してきたためアンは怒りを隠せないでいた。夫と息子が帰ってき事態は家族が思いもしなかった方向へ進んでいく。青年たちに「明日の朝まで、君たちが生きていられるか賭けをしないか?」と言われ…。今から何が始まろうとしているのか?

<感想>
1997年の同監督による『ファニーゲーム』の完全リメイク版。
この映画のジャンルはサディスティック・ショッキング・サスペンスのSSS(トリプルS)と言い新ジャンルなんだそうな。サディスティック・ショッキング・サスペンスを題材にしてそうな映画って結構ありそうな気がするんだけどなぁ。意外と少ないのかな。

罪も怨みも何もない、ただヴァカンスを楽しもうとしてた家族をいきなりどん底に落とすゲーム感覚の青年2人。
一体何のために? ――何のためでもない。
暴力を正当化するアメリカ映画を非難するアイロニーらしい。観客側に青年たちを実在の人物だと思い込ませないように計算されて作られてるとか。それでやっと理解できた。途中、映像事故か?と間違えそうなシーンがあるのはそのせいだったのね。そして問いかけるようなシーンも。
この計算のおかげで自分は今、映画を観てるんだという現実に戻ることが出来てよかったよ。←監督の思惑通り操られてる私^^;

普通の一家が犯罪のターゲットになるというドラマも何もないとてもシンプルなストーリーをベースに不条理なゲームを描いたこの作品、淡々としてるような気がするけど犯罪という面では救いようがない状態。隣人とのお付き合いは大切だけど、この映画を観たら気安く人を家に入れるもんじゃないなと。
観終えてからブルーな気持ちにはならないけど、面白かったとも言えない。
だからと言って面白くなかったわけでもなく・・・。ストーリー仕立てを楽しむ作品ではないことは確か。誰も報われない一種の殺人ゲームのやり方を観てるという感じでしょうーか。好きか嫌いかと聞かれたら好きな映画の部類に入れるけど(笑)。大どんでん返しもなく絶対的なゲームなのでもしかしたら不快な気分になる人もいるかな。
家族3人の切羽詰まった演技は見所あり!です。

ちなみにこの作品の音楽の使い方は結構好きかも^^冒頭とラストでのメリハリのある音楽にはビックリさせてもらいました(笑)。今思えば家族=静(無)、青年=狂 というふうに感じとれないこともないな~と。
全く同じように作られてるオリジナルも観てみたい…と少しだけ思いました。

「ブロークン」

『ブロークン』  THE BROKEN

ブロークン
 製作年:2008年
 製作国:イギリス/フランス
 監督・脚本・プロデューサー:ショーン・エリス
 出演者:レナ・ヘディ、リチャード・ジェンキンス、ケイト・コールマン、アシエル・ニューマン、メルヴィル・プポー

<簡単なあらすじ>
ロンドン――X線技師のジーナーは恋人のステファン、弟のダニエル、ダニエルの恋人ケイトと父親の誕生日を祝っていた。すると突然、大きい鏡が激しい音とともに割れ落ちた。「鏡が割れると7年間不幸が続く」という迷信を冗談ぽく話すジーナとケイト。次の日、ジーナは自分と同じ車に乗った自分とそっくりな人物を見かけ後をつけるとそのアパートには撮った覚えのない父親とのツーショット写真が飾られてあった。もう1人の自分を見て動揺したジーナはその帰り交通事故に遭ってしまい、事故前後の記憶を失う。それ以来、ジーナの周囲で不可解な出来事が起こり始め…

<感想>
全体的に映像が重苦しい感じで不安さを強調するかのよう。太陽の下で陽気に笑顔、なんてシーンはもちろんない(笑)。
そして何より音響。最初から始終、何か起こりそうで不安を募る音響がずっと続き、音が高鳴ると
次のシーンにかわり、「なんだ不安を煽ってるだけか」と思って油断してたら急に鏡が割れたり電話が鳴ったりでびっくり。
最初は緊張感が張りつめた状態だったんですが、次第に音だけが少し過剰すぎなことに気付きました・・・

テムズ川の周辺を写すシーンは暗い雰囲気のロンドン。
これはジーナの周囲だけでなく、恐怖は都市全体を覆っているということを暗示してるんだとか。
だから弟のダニエルが同じアパートで会ったおじさんの様子がおかしかったのか!←今この感想を書きながらふと思い出した。なるほど~、この夫婦の怪しげな行動がやっとわかりました。そして最初の方であったX線写真の意味も。
観終わってからあのシーンにはちゃんと意味があったんだなという箇所がチラホラ。

ジーナがある状況を見て記憶がよみがえった時、「なるほどね」と。事故の影響で事故前後の記憶がないってそういうことね。
結局これって「ジーナは一体いつ襲われるんだ?」だなんて思っていた観客は皆騙されたってことだよね?やられた~。そう思うとなかなか凝ってるかも。だけどやっぱり音響が過剰すぎ(笑)。

一番気になったのはジーンと正面衝突した対向車に乗っていた人物。相手の方の方が絶対ヒドい状態だと思うんだけど・・・なに?こちらは放置??それと弟、あなたは1人だけ・・・なぜ・・・?彼は鏡に映ってなかったっけ?

観終わった後で「あのシーンをもう1回観させてくれ~、確認させてくれ~」と切実に思う。何個かキーワードがあるらしいのですが、それを知らずに観ると私みたいに思うはず(苦笑)。おそらくもう1回観たらモヤモヤ感が薄れ、好きになれそうな予感がする作品でした。

「彼が二度愛したS」

『彼が二度愛したS』  DECEPTION

彼が二度愛したS
 製作年:2007年
 製作国:アメリカ
 監督:マーセル・ランジェネッガー
 出演者:ヒュー・ジャックマン
       ユアン・マクレガー
       ミシェル・ウィリアムズ
       リサ・ゲイ・ハミルトン
       マギー・Q
       ナターシャ・ヘンストリッジ
       シャーロット・ランブリング






<簡単なあらすじ>
会計士のジョナサンは友人も恋人もなく毎日黙々と仕事をこなしていた。派遣されて行った職場で弁護士であるワイアットと出会い、彼のセレブぶりを知り自分とは違う世界を知ることとなる。さらに2人が携帯電話を取り違えたことでジョナサンは会員制秘密クラブを知り一夜限りの情事に溺れていく。ある時、いつものように女性を求めて待ち合わせ場所へ行くとそこには以前地下鉄のホームで見かけ気になっていた女性がいた。ジョナサンは名前が"S"から始まるとしか知らないその女性に強く想いを寄せるようになるが、予期せぬことに巻き込まれていく――。

<感想>
「Are you free tonight?」という合言葉だけで一夜限りの相手が簡単に決まってしまうというエグゼクティブだけしか入れない会員制秘密クラブ。
実際にこのようなクラブが存在するんだとか。もちろん地位や名誉だけでなく、ルックス、年齢まで厳重なチェックがあるらしい…。
そんな秘密クラブの会員にシャーロット・ランブリングが入っているとは!この映画の中では地位があれば年齢制限はないようで^^;マギー・Qもこの映画に出てるのも知らなかった~。ビックリしたのは彼女がまだ20代だってこと。色気があるのでもっと上だと思ってたよ。

素朴で純情なジョナサン、あの若さでビッチリ7:3分けはいかにも真面目な青年です!って強調してますが、クラブを知ってしまってからのめり込むのが早いこと(笑)。
以前から気になっていた"S"から始まる名前の女性と秘密クラブで再開するわけですが、その彼女のためにとんでもないことをするハメになります。平凡な生活から一転、殺人や犯罪に巻き込まれ脅迫されるという。

サスペンスとしてはなかなか緊張感があってよかったと思います^^音楽とともに緊迫感があって見応えは十分。
仕組まれた罠というのはワイアットがジョナサン以外の人と話すシーンで既に予想がつき、爆発があってもきっとジョナサンは…なんてこれまた予想できたりするんですがラストまでの持っていき方は結構好きかも。ホント緊張感があったので。
どこでどうやって反撃に出るの?と期待しながら観てると…ラストは思っていたよりも私の中で張り詰めていた緊張感が抜けちゃいました。
いやいや、あれほどサスペンス調だったのに最後はそれですか…。ここでもうひとひねりあったらなぁ。ちょっとだけ拍子抜けしちゃった^^;全体的にラストを除けば好きなタイプのサスペンスでした。

お金の行方も気になるけど、"S"から始まる名前って一体何だったんだろう。

「X-ファイル:真実を求めて」

『X-ファイル:真実を求めて』  THE X-FILES: I WANT TO BELIEVE

Xファイル

製作年:2008年
製作国:アメリカ
監督・脚本:クリス・カーター
出演者:デイビッド・ドゥカブニー、ジリアン・アンダーソン、アマンダ・ピート、ビリー・コノリー、アルヴィン"イグジビット"ジョイナー、ミッチ・ピレッジ

<簡単なあらすじ>
女性捜査官が謎の失踪をし、FBIは病院に勤務しているスカリーを通してかつてXファイルを扱っており今は引退しているモルダーに捜査協力の依頼をしてきた。なぜならある神父が女性捜査官失踪後に「彼女のビジョンが見える」と透視能力を主張したからであった。神父の超能力により雪の中から
事件に関わりがあると思われる切断された腕が見つかるが、FBIは神父の超能力の真偽を判断出来ないでいた。そこでモルダーとスカリーが登場するが、スカリーは神父の言うことはインチキだと決め付け、一方モルダーは神父の能力は本物だと信じるように。1人で捜査に出たモルダーだったが、そこで目にしたものは…。

<感想>
Xファイルのテレビシリーズを全部観てたのでこの映画はとっても興味があった映画の一つ。
映画館に足を運ぶかDVD化されるのを待つかものすんごく迷った末、映画館に行くことに(ヒマなもんで^^;)。
随分前から観てたのでもっと昔のドラマの感覚があったんですが、放送終了から6年しか経ってないんですね。それでもやっぱり6年という歳月が流れてるだけあって、モルダー&スカリーも歳を重ねました。←そりゃそーだ。
ドラマのラストがイマイチ説得力がなく終わってしまい、この2人はどんな風になってるんだろうと思ってたんですが、FBIを退職しスカリーは病院勤務、モルダーは相変わらずいろんな事件を調べながら隠居生活を送ってるという…。モルダーは何を生業にして食べていってるんだろ?
一応はその後の2人という設定にはなってるようです。2人の関係にはそれなりに進展があったようですが。でもこれはドラマの最後の方でもこうなるだろうという雰囲気だったのでそれほどサプライズではなかったかな。

TVドラマではUFOやオカルト、UMAが絡んだストーリーが多かったんですが、今回はサイキックがテーマでどこかミステリーサスペンスタッチ。
スカリーのどんな謎の事件でも科学的な根拠を求めるリアリストぶりは相変わらずですが、厳格なカトリック教徒のため(確かドラマでもそれにまつわる話があったような?)今回も神父の超能力に対しかなり葛藤があるようで。

個人的にはもっとUFOやオカルト的なものを期待してたんですが、まぁこういうのもアリかなと。
おっ!と思ったのはスキナー副長官が登場したこと。これは嬉しい!嬉しすぎる!!これに加えモルダーたちを幾度か助けてくれるローン・ガンメン3人組の面々が登場してくれたらもっと嬉しかったかも。ん?この3人はもういないんだっけ?どうだっけな?

スカリーの子ども、スキナーの存在、スカリーが口にするX-ファイルの闇、モルダーの妹の話など時折テレビドラマを観てた人しかわからないような部分がちょこちょこありますが、ドラマを知らなくても内容はわかるのではないかと。
X-ファイルって『24』や『HEROES』のようなアメリカドラマの先駆けみたいなもの?大ヒットだったの?面白いに違いない、それなら観てみよう!って期待大にして観に行くと少々がっかりするかも^^;
ちなみにエンドロールの最後におまけの映像がありました♪

「ブラッド・ダイヤモンド」

『ブラッド・ダイヤモンド』  BLOOD DIAMOND

ブラッド・ダイヤモンド [DVD]
 製作年:2006年
 製作国:アメリカ
 監督:エドワード・ズウィック
 出演:レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・コネリー、
     ジャイモン・フンスー、マイケル・シーン



<簡単なあらすじ>
漁師のソロモンは反政府ゲリラRUFによって家族をバラバラにさせられただけでなく、採掘現場で強制労働させられる。そこでソロモンはピンク・ダイヤモンドを発見し隠すが、密売人ダニーにそのことを嗅ぎつかれてしまう。ソロモンの家族を捜すことを条件にダイヤモンドの隠し場所へ案内さそうとするが・・・。

<感想>
これまた機内で見た映画。見たいと思ってたので往路の一発目に鑑賞。
143分という長さだったけど最後まで見入ってしまった!「紛争ダイヤモンド」の供給システムについても言及されてるだけでなく、密輸されたダイヤモンドで得たお金が武器購入や内戦資金に使われててること、希少だからこそダイヤは高く売れるという実情はこの映画で初めて知った・・。
そして何よりもRUFが子どもたちを兵士にしようと仕立て上げる様が衝撃的。これはエンターテインメント?ドキュメンタリーでは?と思ってしまう。
機内の映画説明文によるとディカプリオはジンバブエに滞在して現地の独特のなまりある英語を習得したとのこと。といっても英語力が全くない私にはディカプリオのセリフを聞いてもそんな努力は全くわからないけど~(笑)。

とにかく銃撃戦がとても緊迫感があり、最後まで画面に釘付けになった映画でした。今後、ダイヤモンドを見たらこの映画を思い出しそう・・。

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