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05/12 「ペンギンの憂鬱」 アンドレイ・クルコフ
05/09 「ダーマ&グレッグ」シーズン2 Vol.6
05/05 「おばちゃまはサファリ・スパイ」 ドロシー・ギルマン
05/02 「メッセージ」 マークース・ズーサック
04/27 「無問題」
04/24 「ダーマ&グレッグ」シーズン2 Vol.5
04/19 「ブエノスアイレス 摂氏零度°」
04/16 「ダーマ&グレッグ」シーズン2 Vol.4
04/13 「ダーマ&グレッグ」シーズン2 Vol.3
04/10 「終末のフール」 伊坂幸太郎
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2008.05.12 Mon

『ペンギンの憂鬱』  Смерть постороннего 

ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス)

 著者:アンドレイ・クルコフ (Андрeй Курков)
 訳者:沼野恭子
 出版社:新潮社 新潮クレスト・ブックス




<簡単なあらすじ>
ウクライナの首都キエフで皇帝ペンギンのミーシャと一緒に暮らしているヴィクトル。短編を持ちこんだ新聞社「首都報知」から仕事の依頼を受けるが、その仕事とはまだ生きてる人の追悼記事だった。最初は新聞に名前が出てる人を選んで書いていたが、そのうち新聞社側から書く人物と記事に入れるキーワードを指定してきた。だがヴィクトルが書いた未来の死者が現実に死んでいく。ヴィクトルに近づく人間のミーシャ、ミーシャから預かった少女ソーニャ、ソーニャの子守をするニーナ、ペンギンの世話をしてくれる警官動、物園でペンギンの世話をしていた老人等々…様々な人物が周囲にいる中、ヴィクトルの身には一体何が起こっているのか。

<感想>
編集長のイーゴリから頼まれたのはなんとまだ亡くなっていない人の追悼記事!新聞社ではこの追悼記事のことを<十字架>と呼んでおり、ペンネームは「友人一同」。身を隠さなきゃいけなかったり仲良くしてた人が亡くなったり…そして周囲の人物の行動は謎ばかり。
明らかにヴィクトルは何か政治的な事に巻き込まれてるとわかるのですが、結構奥深い!何か重大な事だとはわかっても読んでて背景がイマイチわからない。読み終わったあと、そういう結末になるのねと感心。

ソーニャと出会って孤独感が半減し、ニーナと出会ってから家族を持つことを考えるように。だけどそれは愛ではなく擬似家族という脆い関係。
記事を書く仕事をしてて危険が迫ってるとわかっていながらも順調にいってると思えるのも、立ち止まって謎を解こうとしてはいけない。生き残ることが大事だということ。謎を解こうとしたとき、ヴィクトルは自分の身に起こっていることを知ってしまうわけで。
これは作者が住む時代背景がかなり影響してるんだろうか。ある事柄の脇役だと自分は思っていても、結局自分が世間に知られるポジションにいるとは。

恋人が去ってから一週間後に動物園からもらってきた体長1メートルあるペンギン。バスルームで水をパシャパシャしたり、ヴィクトルに体を押し付けたり、ペタペタと歩く姿は本を読んでて自然とイメージが湧いてくるのが不思議。犬のように尻尾を振るわけじゃないのに愛おしくさえ思えてきちゃう^^
このペンギンはタイトルにもある通り憂鬱症でさらに心臓も弱い。訳者あとがきには集団で生きるペンギンを一羽だけ別に移すと、どうしていいかわからなくなって途方に暮れてしまう。これは登場人物(ソ連時代を生きた人間)にそっくりなんだとか。なるほどね〜、中途半端な環境を表してるんだ。
ペンギン=ヴィクトルと考えると、ラストの結末は本来ペンギンのいるべきところにヴィクトルが戻ったって考えることも出来るのかな?どうだろ。

可愛らしい表紙とは違い社会風刺的な小説ですが、後味は全然悪くなかったです。こういう世界もあるのかもとさえ思ってしまう。ところでペンギンのミーシャはその後どうなるんだろう?

12:05 | [小説]K-O | edit | trackback(0) | comment(0)

2008.05.09 Fri

『ダーマ&グレッグ』DHARMA & GREG #44・#45・#46・#47

ダーマ&グレッグ シーズン2 DVD‐BOX

 製作年:1998〜
 製作国:アメリカ



 

※順を追って感想を書いてるため、前回までのネタバレが含まれます。

第44話:究極のフードファイト
慈善委員会の正式メンバーになったダーマは、キティが福祉賞を受賞するパーティーで紹介スピーチをすることになった。参考のためグレッグやエドワードにキティの話を聞き回り、スピーチでは子どもの頃のキティの写真まで出してしまった。それに怒ったキティはダーマと2週間口をきかないことに。その後何ごともなかったように振舞うキティに対し、ダーマは苛立ちを隠せないでいた。一方、6週間続いてるジェーンとピートは離婚する準備をするが…。

第45話:パパは壊し屋?
トイレのリフォームをラリーに頼んだが、壁に大きな穴を開けてしまう。見るにみかねたグレッグは手伝うことにするが部屋にまで穴を開けられたことに腹を立て、ラリーを追い出してしまった。しかしひょんなことからグレッグとラリーは一緒にライブに行くことになり、わだかまりは消えたがその後グレッグは病院に運ばれることに…。

第46話:夢うらない
仕事で1週間ワシントンに行くことになったグレッグだったが、飛行機が落ちる夢を見たダーマは出張を阻止しようとする。無事ワシントンに着いたグレッグに安心するダーマ、グレッグのいない夜はなかなか眠れないでいた。ようやく眠ることができたが、一方グレッグは帰りの便でトラブルが起こる。

第47話:デートゲーム
結婚までにデートを全くしてないダーマとグレッグは、独身のフリをして恋愛ごっこをすることに。だがグレッグがダーマに対し「変だ」と言ったことからダーマはカンカン。冷却期間をおこうと言われたグレッグは裸になって謝ろうとする。
44話:ダーマは人間的な部分のキティを紹介するつもりだったのに、勝手に子どもの頃の写真までみんなの前で暴露されてしまったキティ。そりゃ怒るわ、あんな写真見せられちゃ(笑)。ほとぼりが冷めるまで期間を置くべしというグレッグに対し、対立したらすぐ話し合いって解決したいダーマ。
キティはダーマに恥をかかさせたことを全部忘れ洗練された女性として振舞うことにしたわけだけど、ダーマは黙っちゃいない!
何ごともなかったフリをするのがいいのか、全部ぶちまけた方がいいのか、うーん難しい。けど思ってることをぶちまけるフードファイトは楽しそう♪

45話:一番気の毒なのはキティ?息子が病院に運ばれたと聞き飛んでき、なぜそうなったのか・どこを怪我したのかを早く知りたいはずなのに、ダーマから口からは延々とどうでもいい話。挙句の果てにダーマに「聞きベタだね」とまで言われる始末。取り越し苦労したキティはますますシワが増えそう^^;

46話:結婚してから一度も離れて寝たことがない2人。ダーマが寂しがるんじゃないかと心配するグレッグは優し〜い!といっても1回だけ元彼女の家で偶然寝たしまったことがあるグレッグ。意外にダーマは根に持っており、しつこいほど繰り返して言ってる^^;
自分が乗ってる飛行機が落ちる夢を見たって言われたら怖いよ〜(><)。夢を見た方も心配でしょうがない。グレッグが恋しくて眠れないダーマはなんか可愛い♪

47話:ダーマの髪型が今までと少し違う!なんか昔の女優さんっぽくてこんなダーマもいい感じ♪
結婚してる夫婦が独身のフリをして恋愛ごっこするのは楽しそうだけど、場合によってはダーマ&グレッグのようになりそう^^;

Vol.6も相変わらず楽しい内容ばかりでしたが、いつもとは違いあまりパンチはきいてなかったかな。シーズン3が早く観たいのですが、発売はいつ頃だろ?

22:12 | 海外ドラマ・・ダーマ&グレッグ | edit | trackback(0) | comment(0)

2008.05.05 Mon

『おばちゃまはサファリ・スパイ』 MRS.POLLIFAX ON SAFARI

おばちゃまはサファリ・スパイ (集英社文庫)
 著者:ドロシー・ギルマン (Dorothy Gilman)
 訳者:柳沢由美子
 出版社:出版社:集英社 集英社文庫

 


<簡単なあらすじ>
CIAは国際テロリストであるアリストテレスがザンビアのサファリ・ツアーに参加するという情報をつかむ。誰も顔を知らないので捕まえるのではなく、情報収集のため参加者全員の写真を撮る目的でおばちゃまことミセス・ポリファックスを紛れこませることに。ザンビアでは『おばちゃまは飛び入りスパイ』で一緒に行動を共にした元情報員ファレルとの再開も楽しみにしていたおばちゃまは、予想してなかった事態に巻き込まれる。

<感想>
ミセス・ポリファックスシリーズ3冊目(のはずなんですが発表年から言うとどうやら5作目らしい)。
2冊目『おばちゃまはイスタンブール』を読んで1年以上経ってて記憶は曖昧ですが、本書を3番目に読んでも全く影響ないみたい^^

相変わらず天真爛漫でお茶目なおばちゃま。サファリ・ツアーに参加して、参加者の写真をパチパチ撮っても全く怪しまれない人物となるともうおばちゃましかいない!どっからどうみてもスパイには見えない。
誰がテロリストのアリストテレスかわからない中、参加者をじっくり観察するおばちゃま。そんな時、突如誘拐されてしまうのですがこの誘拐グループ、ちょっと手際が悪すぎ^^;でもこのぐらい生ぬるいスパイの方がこの軽快シリーズにはピッタリかも。
ツアー参加者の中にはアリストテレスだけでなく、誘拐グループもいたりイギリス情報機関の人物もいたり、実に様々な面々。
なんといってもおばちゃまのロマンスは必見!一体誰が殺し屋アリストテレスなのか?ということより、おばちゃまの恋愛、そしてファレルとの再会が読みどころかなと思います^^

『おばちゃまはイスタンブール』で空手を習い始めたおばちゃま、ちゃんと続けているようです♪
せっかくの腕前を披露することはできなかったようですが、今後どこかで披露するするのを楽しみにしておこう。

09:35 | [小説]F-J | edit | trackback(0) | comment(0)

2008.05.02 Fri

『メッセージ』  THE MESSENGER 

メッセージ The First Card (ランダムハウス講談社文庫) メッセージ The Lsat Card (ランダムハウス講談社文庫)

 著者:マークース・ズーサック (Markus Zusak)
 訳者:立石光子
 出版社:ランダムハウス講談社

<簡単なあらすじ>
愛犬ドアマンと暮らしているタクシー運転手のエド・ケネディ、銀行強盗の現場に居合わせ逮捕に一役買ったため一躍有名になってしまう。それから数日後、謎のメッセージか書かれているトランプのエースが郵送されてくるようになった。書かれているメッセージを頼りにエドはいろんな場所に行き、様々な人と出会う。一体誰が何のためにこのようなカードを送っているのか、エドに何を何を伝えたかったのか。

<感想>
『本泥棒』があまりにも大傑作だったため、マークース・ズーサックの他の著書を読んでみたくなり図書館で借りてきました。

19歳のエドはどこにでもいる普通の青年。夢も希望もなく、好きな女性には奥手で母親には頭が上がらない。友人たちと時々トランプする平凡な生活を送っていたのに、ある日見知らぬ住所が書かれたカードが届いたことから生活は一変。友人に相談すると「その住所には問題を抱えた人がいる、あなたはそれに立ち向かわなきゃならないんじゃないの?」と。

そしてエドは各カードに書かれたメッセージを頼りに、暴力夫に困ってる親子、孤独な老女、裸足の少女ランナー、神父、アイスクリームを食べる親子、喧嘩ばかりしてる不良少年の兄弟、ポリネシア人家族、映画館の老人、家族、3人の友人たち・・・
いろんな人たちと出会い、その人たちが何を必要としているのか、何を求めているのか、その問題を解決するためにどうして自分が選ばれたのか考えながらも奮闘するエド。
エドを聖人として見る人もいれば、カードを送ったと思われる人物からのメッセージがあったり。

出会った人たちとその後も交流があったりハートフルなシーンが沢山ちりばめられていて温かい気持ちになります。メッセージを届けるメッセンジャーとしての使命、そして最後までやりとげようとするエド。自身にまで影響及ぼすこともありつつ、人々の問題を解決していくうちにエドも次第に変わっていくように。

12+1のメッセージを全て完了したあと、ごくありふれた人間だったエドが成長していく本当の理由は・・・。
いったい誰がエドにカードを送っているのか?というミステリー要素もしっかり入っており、こちらは最後の最後まで全くわかりませんでした。途中でエド以外にも同じような立場の人間がいるんじゃないかと思わせたり、もしかしてこの人物がそうなんじゃ・・・?!なんて思ったりしたのですが、結末は予想しなかった展開にびっくり!!最後まで読んで著者が言いたかったことがやっとわかりました。
よく出来た小説だ〜。エドの行動を隅から隅まで把握してるカードを送ってきた人物にも納得。
『本泥棒』も素晴らしい作品でしたが、『メッセージ』も期待を裏切らない良い作品でした♪マークース・ズーサック作品は今後も読んでいこう。

21:11 | [小説]U-Z | edit | trackback(0) | comment(2)

2008.04.27 Sun

『無問題(モウマンタイ)』  NO PROBLEM

無問題(モウマンタイ)
 製作年:1999年
 製作国:香港
 監督:アルフレッド・チョン(張堅庭)
 出演:岡村隆史、佐藤康恵、
     ジェシカ・ソン(宋新妮)、吉田親彦、
     フランシス・ン(呉鎮宇)、サモ・ハン・キンポー(洪金寶)

<簡単なあらすじ>
大二郎が目を覚ますと彼女の玲子が置手紙を残して香港に行ってしまった。ジャッキー・チェンの会社の受付で働いている彼女を連れ戻しに香港に行くことを決心した大二郎。友人の紹介で訪れた撮影現場でひょんなことからスタントマンをすることになり、さらには住んでる部屋に密入国した中国人女性リュウチンが忍びこんでいた。玲子を追いかけて香港に来た大二郎だったが、リュウチンまでもを助けるハメになってしまう。

<感想>
当時、ナイナイの岡村さんが出演するとあって話題になってましたが、その時はさほど気にならなかった今作品。今頃になって観たくなりました^^
最初の方は岡村さんの1人コントみたいで「この映画なんだか面白くなさそう・・・」という感じでいたのですが、途中で「あれ、意外に面白いかも?」と。

部屋に中国人女性リュウチンをかくまうことになり、言葉が通じない2人が通訳なしで会話するシーンは結構面白い。互いにかみ合わない一方通行の会話をしてるのに、なぜか勝手に会話成立。

個人的にジャッキー・チェン本人も特別出演するのかなと思ってたんですが・・・残念!
玲子はジャッキーが大好きで彼の会社の受付の仕事をゲットしたんだよね?ってことはものすごいコネがあったってこと?言葉も流暢な役だけど、かなり前から語学勉強してたってこと?なら香港行きはずいぶん前から計画してたってこと??もしそうならこの時点で玲子のしたたかさは既に発揮されてたわけで。
香港に渡ってから、リュウチンに心を動かしてる大二郎に対し、ウソの通訳をしてしまう玲子。ただ単に、自分のことを好きな大二郎を取リュウチンに取られたくないっていうプライドからきてると思うのですが、どうせなら最後の最後までとことん嫌な女ぶりを発揮して欲しかったな〜。

そういや呉鎮宇、欲望の街シリーズの時に比べてちょっと太った?一瞬誰か解らなかった・・・。
ナイナイの矢部さんも友情出演してたらしいのですが、未だにどこで登場してたのかわからず^^;
ラブストーリー、アクション、コメディと色んな要素が入ってる作品。なんとな〜く中途半端な気もしないでもないですが、この作品に関してはこのぐらいが面白くてちょうどいいかも^^

22:17 | アジア映画・・香港 | edit | trackback(1) | comment(10)

2008.04.24 Thu

『ダーマ&グレッグ』DHARMA & GREG #40・#41・#42・#43

ダーマ&グレッグ シーズン2 DVD‐BOX

 製作年:1998〜
 製作国:アメリカ



 

※順を追って感想を書いてるため、前回までのネタバレが含まれます。

第40話:ライバルはキャリア
監視委員選挙に立候補したダーマは選挙キャンペーンを計画する。切手貼りを任されたグレッグはダーマの計画に意義を唱える。ダーマは自分のやり方でしたいと言うが、元下院議員で弁護士のカレン・ラブが立候補したことによって強力なライバルが現れた。そのカレン・ラブとテレビでの討論会に出ることになったがコテンパンに言い負かされてしまう。

第41話:激戦の果てに…
金持ちには金持ち流、ヒッピーにはヒッピー流、同姓愛者には同姓愛者流、両親や友人まで利用し言葉巧みに選挙することにしたダーマ。そのため寄付金が増えたがダーマの体の調子が悪くなってきた。テレビ出演時には最悪な状態で、とうとうダーマは本音をしゃべってしまった。しかしそのことで有権者のハートをつかみダーマ票が増え大接戦となる。

第42話:ふたりは最低!?
夫婦で森にこもり夫婦関係を改善するセミナーに参加したダーマ&グレッグ、アビー&ラリー、キティ&エドワード、ピート&ジェーン。全く共通点がないダーマ&グレッグはズルばかりしたため追放、なんといつも喧嘩ばかりしているピート&ジェーンがベストカップルになる。キティ&エドワードはリタイアするも、帰り道に愛を深めていた。

第43話:あぶないマネーゲーム
オンライン投資でマネーゲームをしているグレッグを見てダーマも始めることに。夢中になるも資金を全部すってしまった。自分が買った会社の株価をアップさせるためエドワードに相談する。引退していたエドワードは新たなビジネスに参加することができ大忙しだが引退した夫と一緒に過ごそうと思っていたキティはダーマに対しオカンムリ。そのキティに対してダーマもぶち切れる。
40話:ワークハット(仕事の割り当てが書かれた紙を応援者は引き、その仕事を担当する)、提案の靴(それぞれの提案を書いた紙を入れる)というやり方はいかにもダーマらしい。こんなに楽しい選挙活動で簡単に当選すると思ってたらますますダーマらしい(笑)。
しかしグレッグが下院に立候補したことがあっただなんて知らなかった。ダーマがライバルに叩きのめされても「戦略されちゃんと練れば選挙に勝てる!」って言い切るのは頼もしいけど、もしかしたらライバルに自分の選挙戦略を試してみたいんじゃ・・・。多分そうに違いない!

41話:罪悪感とストレスが原因で体に異変が起きるダーマ、テレビ出演時にはものすごい形相になってる〜。さすがジェナ・エルフマン!こんな形相と格好はアンジェリーナ・ジョリーには絶対真似出来ないって(笑)。
それにしてもウソをつくと病状が出るって、ホントダーマは普段から自分に正直に生きてるだな〜。

42話:この1話では主要登場人物8人が集合。
生活も趣味も違い過ぎるグレッグとこの先ずっとうまくやっていけるか不安になるダーマ。そういやこの2人って出会ったその日に電撃結婚したんだっけ。そう考えるとよく続いてる・・・うん。
4組の中で一番愛が深まったのはキティ&エドワード。この2人にはこの2人なりの愛の深め方があるもんです♪

43話:ダーマが買った株は女装趣味の男性に婦人服を売るという会社。エドワードはその会社に適切な助言をし、会社が上向きになるのに貢献。仕事をしてるエドワードはとってもイキイキしている。
一方、自分と一緒に過ごすために引退したと思ってるキティ。大きな家に独りぼっちで寂しいんだろうな〜。
ダーマの言い分もわかるし珍しくキティの言い分もわかる。といってもキティを退屈させない方法は簡単(笑)。この43話はオチもなかなか面白かったです♪

23:53 | 海外ドラマ・・ダーマ&グレッグ | edit | trackback(0) | comment(0)

2008.04.19 Sat

『ブエノスアイレス 摂氏零度°』  B.A.ZERO DEGREE

ブエノスアイレス 摂氏零度
 製作年:1999年
 製作国:香港
 監督: クアン・プンリョン(關本良)/アモス・リー(李業華)
 出演者:レスリー・チャン(張國榮)、トニー・レオン(梁朝偉)、
      チャン・チェン(張震)、ウォン・カーウァイ(王家衛)、
      シャーリー・クァン(關淑怡)
 
『ブエノスアイレス』のメイキング、秘蔵映像、ロケ地巡り、そしてアナザーストーリーが収録、映画の舞台裏を綴ったドキュメンタリー・ドラマとなってます。
撮影途中にレスリーの誕生祝いがあったり、タンゴを練習してる風景があったりと本編『ブエノスアイレス』とは違った角度からレスリーとトニーを見ることが出来るんです♪

ロケ地巡りでは2人が一緒に暮らしていた部屋がとっても印象的。いろんなドラマが詰まっており、今作品の中でも「湿気を帯びていて重々しいけど、生命力に溢れてる。それでいてどこか病的である。」と言ってますが、まさしくそんな感じ。時折本編や未公開シーンが盛り込まれており、2人の愛憎劇が思い出されます。

ロケ地を探すにあたっての苦労話や、2人の話なのに途中でレスリーがコンサートのため香港に帰国することになり、撮影は中断となりその後をどうするか考える監督。
そこで生まれたのが文無しの青年の登場。そう、ここでチャン・チェンの出番♪トニーとは働いている厨房で出会うのですが、青年の旅は世界の先端で終わり。トニーの最後も違うパターンがあったみたい。当時のチャン・チェンを見ると、やっぱり美少年だな〜と改めて思っちゃった♪

未公開シーンも多数あり、トニーと何かありそうな女性の物語もあったんだと知りました。本編『ブエノスアイレス』ではおそらく登場しなかったと思うのですが、女性が絡んでたらまた違った映画になっただろうな〜。個人的には男性3人の物語で良かったと思ってるのですが、どうでしょ。

そしてウォン・カーウァイ監督とトニー・レオンのインタビューも収録されてるのですが、トニーが坊主頭なのにビックリ。でも男前はどんな髪型をしてもかっこいいもんです♪
トニーは「今まで最も満足いく演技が出来た映画は『欲望の翼』だと答えてた」と言ってるのですが、これってギャグだよね?ラストのちょっとしか出演してなかったような・・・。この作品に対しジョークを言ってるんだよね??この言葉が本音だったら私は『欲望の翼』を根本的に全く理解してなかったことになるよ〜(><)

『ブエノスアイレス』が好きな人にとってはこの作品もを楽しめること間違いなし。未公開シーンが採用されてたらどんな映画になっていただろうと想像したり、撮影裏話が聞けたらそのことを踏まえた上で『ブエノスアイレス』をもう一回観ようかなと思っちゃったり?←思うだけ(笑)。
『ブエノスアイレス』鑑賞後すぐにこの作品を観たらもっと楽しめたかもしれないな〜と思ったりもしました。

09:54 | アジア映画・・香港 | edit | trackback(0) | comment(2)

2008.04.16 Wed

『ダーマ&グレッグ』DHARMA & GREG #36・#37・#38・#39

ダーマ&グレッグ シーズン2 DVD‐BOX

 製作年:1998〜
 製作国:アメリカ



 

※順を追って感想を書いてるため、前回までのネタバレが含まれます。

第36話:おばあさんのバイオリン
ダーマ&グレッグ、エドワード&キティの4人は、余命わずかのエドワードの母親ベアトリスの見舞いに行くが、ダーマだけは遠慮することなく正直にベアトリスと接していた。そんなダーマに対しベアトリスはストラディバリウスをあげてしまう。義母と仲が悪いキティはモンゴメリー家に代々伝わる婚約指輪があるのに自分はもらってないことを根に持っていた。ダーマはこの2人の仲をなんとかしようとする。

第37話:ビバ!南部人
南部出身の夫婦のフリをして買い物を楽しむダーマとグレッグ。そこで偶然南部出身のハーパーと出会うが、なんと翌日法廷で会うことになってる新しい担当判事だった。2人を気に入ったハーパー判事は家にもやってくるが、ダーマとグレッグは判事の話を聞いてさらに本当の事が言えなくなってしまう。そんな時、判事は故郷の南部に戻ることになり2人にプレゼントとして南部出身のゴア副大統領に合わせると言い出した。

第38話:恋に落ちた馬
自分がスティーブと命名した馬に家までおしかけられるほど気に入られたダーマ。一方グレッグは元彼女バーバラの家で一緒に残業することになり、うっか居眠りしてしまった。ダーマにはピートの家で酔っ払って寝込んだと言い訳するが、毎晩酔ってるグレッグを見て依存症じゃないかと周囲が心配し始める。

第39話:おだまりィ!お役所
切れそうな他人のパーキングメーターに親切心からコインを入れたダーマ。だがそれは違法行為だと係員に言われ8枚も違反切符を切られた。ダーマは行政と闘うため役所に行くがたらい回しされてしまい怒り心頭。監視委員に苦情を言いに行くが、くだらない苦情ばかりにキレた委員がダーマの目の前で急死。後任の選挙でなんとダーマは立候補することに。一方、友人のピートとジェーンは成り行きで結婚してしまった。
36話:誰もがもうじき死ぬという話を避けてる中、ベアトリス自身は自分の葬式や形見の話をしたいと思っており、正直者のダーマだけはまともに話が出来る相手。
言いたいことははっきりというベアトリスとキティって似たもの同士?キティが言うにはかつてベアトリスは息子の嫁に理想像を持ってたが、実際息子の嫁になったのは若いブロンドで自由奔放な娘だったためいじめたそうな。
ん?自分が嫁に行った時とダーマが嫁にきた時って同じような状況だ〜。結局自分のベアトリスと同じことをしている訳だからやっぱり似たもの同士で衝突してるんだ。
ベアトリスは初めての登場(多分)なのにこれで最後だなんて悲しい・・・。面白いキャラで愉快なおばあちゃん、もっとダーマと絡んで欲しかったな〜。この36話は泣き笑いの1話でした^^

37話:南部なまりを笑いのネタにしたことで判事に本当のことが言えなくなってしまったグレッグ、その落ち込みようはまるで子どものよう。
だけど一度騙し通せたことで今度はフランス人のフリをしようとはしゃぐグレッグ。が、一つの嘘から取り返しのつかないとこまできてしまうのですが、2人は判事に一生懸命合わせようと努力してるのは涙ぐましい。
グレッグの家族まで巻き添えにするのですが、キティとエドワードもなりきってて面白い!さらにはラリーとアビーまで♪誰も傷つかずハッピーで終わって良かった^^

38話:馬のスティーブから惚れられたダーマ、やっぱり動物でもダーマの魅力はわかるんだな〜。
何もやましいことがないのにダーマに心配掛けたくないという気遣いからウソをつき、挙句の果てに依存症と勘違いされるグレッグ。最初から正直にダーマに言ってればちゃんとわかってもらたのにね。グレッグのこういう優しさがたまに裏目に出てしまうのは仕方ないか^^;

39話:バカげた条例を変えに役所に直談判に行くダーマもダーマだけど、行政の変革をするのが自分の使命だと悟り監視委員に立候補する行動力も凄い!しかもお金を使わず当選してみせるって意気込みは一体どこから?!他の立候補者を見る限り楽勝って感じですが、これからがダーマの選挙活動のはじまり〜。
ちなみにこの回からダーマの髪型が少し変わった模様(DVDに付いてるBOOKLETにも書いてます^^)。毛先の外ハネはやめたみたい。

21:57 | 海外ドラマ・・ダーマ&グレッグ | edit | trackback(0) | comment(0)

2008.04.13 Sun

『ダーマ&グレッグ』DHARMA & GREG #32・#33・#34・#35

ダーマ&グレッグ シーズン2 DVD‐BOX

 製作年:1998〜
 製作国:アメリカ



 

※順を追って感想を書いてるため、前回までのネタバレが含まれます。

第32話:みんな夢の中
キティに洗練されカントリークラブやゴルフで忙しいダーマに対し、本来の価値観からズレてきてると両親は呆れる。ダーマ自身も不安に思ってると死んだはずのジョージが現れ「大木の下で若いものを救え」と告げる。すると今度は旅に出たダーマを心配してるグレッグのもとにもジョージが現れる。

第33話:どっちが優秀?
勤務評価で最優秀をもらったグレッグだが、同僚のピートも最優秀をもらったと知りショックを受ける。そんな時、ダーマは店を借りるが何を売るのか全く決めてなかった。一方2人の両親たちはボートで海に出るが、アシカに船を占領されてしまう。

第34話:ワルは許さない
ある不動産から自宅を売れと迫られ困ってるとラリーとアビーはグレッグに相談を持ちかける。グレッグは社長のサンダースを知っており悪党だと言うが、ダーマは食事に招き説得しようと試みる。が、ラリーとアビーが自分たちで建てた家だと知ったサンダースは建築法違反で検査官を送りこむ。それを阻止しようとしたダーマはサンダースに怪我をさせ訴えられるハメに。相手の弱みを探ろうとサンダースのゴミをあさりに行ったが・・・。

第35話:フットボールにはまっちゃう
49ersの試合を見に行き、すっかりフットボールにハマッてしまったダーマ。超個性的な応援、高額チケットを購入したり遠方の試合まで行ったり、挙句の果てにグレッグにコスプレまで。異常なほどのハマりっぷりに不安になったグレッグは49ersの選手にあることを頼む。
32話:スーツを身につけ上流社会に染まりつつあるダーマ。ジョージの言葉で本来の姿を取り戻す探求の旅にジェーンと出掛けるのですが、サイドカーが付いてるバイクに乗ってる〜!ジェーンってこんなバイク持ってたの??というか私も一度でいいからサイドカーに乗りたいと思ってるんです♪幼少の頃『ゴレンジャー』を観て以来、ずっと夢見ているんだけど周囲で持ってる人いないんだよな〜。乗ることないまま一生を終えちゃうのかな〜(悲)。
これも余談ですがジョージという名前を聞くと山本でも高橋でも柳でもなく、アリアスを思い出してしまうのは私だけ?

33話:ピートと同じレベル扱いされたのが納得いかないグレッグ。エリートらしいといっちゃエリートらしいけど、その分落ち込み方も半端じゃないし壊れ方もイッちゃってる。そんなグレッグの様子を見たボスは自分の休暇中の代理をピートに任せることに。大丈夫か、グレッグ?!
ダーマの店はバスの待合所から始まりいつの間にか大繁盛。儲けはないけど楽しんでいるのがダーマらしい♪
評価されることが必要なグレッグと何でも楽しければいいじゃんというダーマ。正反対の2人だからお似合いの夫婦なんだろうな^^

34話:ダーマはラスベガスで手品師の助手、ポーカーのディーラー、ブタの競りまでしたことがあったとは!ホント次から次へと過去にやったことがあるバイト(?)が明らかに。
ラリーとアビーの家は手作りで、台所がプラネタリウムになったり、部屋に特大のトランポリンがあったりなんて楽しそうな家なんでしょ♪
一番面白かったのは人を苦しめる事に関してはプロのキティに相談したこと。個人攻撃かプロに頼むか心理的ダメージを負わせるかの選択肢を挙げるのですが、もう生き生きとしてる(笑)。さすがキティ!
もう一つの見所は最後のシーン、皆でトランポリンを飛んでます^^もちろんキティも(笑)。ラストまで楽しい気分にさせてくれるなんてさすが!

35話:フットボールのルールを全く知らなかったダーマ、グレッグに「失敗は成功のもと」のように一度でダメならもう一度と言う言葉と同じようなものだと言われ、すっかりハマッてしまいテレビ中継でも有名なスーパーファンとして知られることに。ここまで熱狂的なファンってどこかの球団と似てるような・・・。
グレッグは49ersの選手の口からダーマにあることを言うように頼むのですが、大好きなチームの選手からこんなことを言われたらショックで大泣きしちゃいそう(泣)。でも49ersの選手はいい人で良かった^^

21:09 | 海外ドラマ・・ダーマ&グレッグ | edit | trackback(1) | comment(0)

2008.04.10 Thu

『終末のフール』

終末のフール

 著者:伊坂幸太郎
 出版社:集英社

 



<簡単なあらすじ>
「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されてから暴徒、略奪、殺人でパニック状態だった5年間が過ぎ、なんとか小康状態になった今、仙台ヒルズタウン付近に住んでいる様々な人々の物語。内容は以下の8編。
・息子が自殺し、原因は父親にあると言い残し家を出た娘が母親の計らいで10年ぶりに戻ってきた。
・子どもが出来ない夫婦に、あと3年で地球が滅亡すると発表されてから妊娠が判明した。
・無責任なテレビ報道で自殺した妹の復讐をするため、当時のアナウンサーのところに篭城した兄弟。小惑星で自分たちを一緒に死ぬのは許せない、その前に妹の仇を討ちにきたのだが・・・。
・中学生時代の友達に偶然会ったことで恋人を見つけるという目標を掲げた。「新しいことを始めるには3人の意見を聞け」というビジネス書に書いてあった通り実行する。
・ジムに通う少年と先輩キックボクサーの話。
・男は地球が滅亡するという発表後の大騒動の中、自分のせいで殺された妻に対し自責の念に駆られていた。そんな中、学生時代の友人である天体オタクと20年ぶりに再会する。
・1人の女性を中心に、同じような境遇で家族がいない者同士が擬似家族を演じていた。
・息子夫婦、孫と一緒に住んでいる一家。父親は大津波に呑まれた時、街を上から見物するためにマンションの屋上に櫓を作っていた。

<感想>
金城武主演『死神の精度』の原作を図書館で予約した時、伊坂幸太郎の著書を全く読んだことがなかった私はたまたま返却本棚にあった『終末のフール』を借りることにしました。
どんな話か全く知識がなかったため、最初の話で「世界の寿命」という言葉が出てきた時、ん?夫婦のどちらかが病気で3年後に亡くなるんじゃないの??とトンチンカンなことを思ってしまった・・・。そしたら3年後に世界が終わるという設定の話だったとは!

世界が破滅するという中、どこどこだが安全だと噂が出ると皆がこぞってそこに向かおうとする。シェルターがあると聞けば話を聞きに行く。もしかしたら小惑星は落ちてこないんじゃないか、落ちてきても自分だけは助かるんじゃないかというわずかな希望を持ってる人もいれば、世界が破滅する日まで落ち着いて暮らそうとする人も。

登場人物たちがどこかで繋がっておりそれはそれで楽しいのですが、「3年で地球が滅亡する」という決定的な事柄を前提に書かれているので、読んでいてどこか不安に気持ちになってしまう・・・。そんな中、「馬鹿な」が口癖の夫に対し「嘘ですよ」とあっさりかわす妻の言葉は気持ちよく、インド出身の俳優の最後には私までのけぞってしまった^^

発表後から5年、地球が滅亡するまであと3年という小康状態を描いているのでこんな感じなのかなと。これが発表後すぐだったり滅亡まであと数日となると、人々の物語はかなり凄まじいものになってそう^^;
様々な立場から、またいろんな感情を持っている人々の残された3年間の物語を読みつつ、自分ならどうやって過ごすだろうと考えられずにはいられない1冊でした。

20:05 | [小説]F-J | edit | trackback(1) | comment(2)

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